人間風車

2008/12/09(火)
【アナログとデジタル】

メールよりはがきがうれしいそうで
送る側は断然デジタルが便利、
もらう側は断然アナログがうれしい。
ここらあたりが、
デジタルとアナログのいい棲み分けなような気がする。
本と電子書籍。新聞とwebニュース、
チャットとお茶や合コン、モンハンとフットサル

なにもかもデジタルで!
なにもかもインターネットで!
という考え方は、
新しい文化創世の時期の「暴走」であって、
(そういう初期の暴走ってとても大切だと思うけど)
落ち着いてくると、
新旧の文化がうまく棲み分けしてくるんだなー。
そういう意味では、
ネットとかデジタルものも
すっかり「日常」になってきたということだろう。

まだまだ、
行儀とか礼儀とか言った部分では、
ネット文化はまだ落ち着いていない。
ひどいもんだ。
匿名でひどい言葉を浴びせる、
ニセの情報を流す、
人のデータを盗んだり流したり、
調べもしないで真実だと鵜呑みにしたり、
まだまだ稚拙だ。
それをもって、
ネット文化けしからんという
デジタル不全症候群の文化人もいるが、
こうした行儀作法も時間の問題だろう。
ネットでのコミュニケーションが
もっと日常化してくれば、
自ずとバランスが取れていくような気がする。
情報の伝わる速度と量、
情報が提供される速度と量が
従来のメディアと比較にならないという人もいる。
でも、
受け取る側のキャパシティーが変わらないのだから、
そうは大きな影響はないと思う。
小さな八百屋しかなかったところに、
たくさんの品揃えのスーパーができたとしても、
献立のバリエーションが増えるくらいで、
それでもってメタボになったりはしない。
それと同じだ。

ただ、
リアル社会だろうがネット社会だろうが、
悪い人、くだらない人というのは、
必ず一定の割合でいるはずだ。
ネットでのコミュニケーションが
「日常」になるということは、
単に、
そうしたいけない人たちの割合も
リアル社会と同じ割合になると言うだけのことに過ぎない。
決して、リアル社会よりよくはならないと思う。

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