人間風車

2009/11/09(月)
【球場の広さ】

今年の日本シリーズは、
どれもいい試合の連続だった。
注意点としてあがっていたのは、
東京ドームのホームランの出やすさだ。
札幌ドームに比べて
球場が狭いのでホームランがでやすい。
となると、
1発で試合がひっくり返る。
ホームラン打者が多い巨人が有利。
などなど。
実際、
セリーグの球場は一般的に狭くて、
ホームランが出安く、
結果としてピッチャーが育たない。
というような弊害があるらしい。

マウンドからホームまでの距離は18.44m、
塁と塁の間は27.43mと
厳密に決められている。
また、
ボールバットの材質(反発性)も、
ある程度の規定がある。
なのに、
球場の広さ、つまり、
スタンドまでの距離は
決まっていない。
また、
スタンドの壁の高さも決まっていない。
ファールグラウンドの広さも決まっていない。
マウンドの高さも決まっていない。
むかしっから、
このことが不思議でならない。
陸上グラウンドで、
距離は厳密だけど、
勾配は任意。
なんてグラウンドは聞いたことがない。

全ての球団が全ての球場を
同じ回数だけ使うなら、
不公平はないと言えるが、
年間試合の半分近くをホーム球場で行うから、
球場の大きさでずいぶんと記録が変わる。
東京ドームは狭い上に、
ドームを膨らませるため、
気圧を下げているので、
ホームランがでやすい。
巨人の選手のホームラン(の記録)が出やすい。
意図的な設計なのかどうかは知らないけど、
旧ヤンキースタジアムは、
ベーブルース(左打者)の
ホームランが出やすいように
ライトの距離が短かく設計した
というのは有名な話だ。

もっとも、
球場を狭くすることと
チームの勝率があがることは別問題だ。
バッターには天国でも、
ピッチャーには地獄だからだ。
点を取ることが簡単になるとともに、
点を取られることも簡単になる。
どう選手の戦力を構成していくかは、
かえってむつかしいかもしれない。
と考えると、
戦略性がでてきて、
かえっておもしろいのかも、
という話にもなってくる。

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