人間風車

2010/03/26(金)
【そっちに行っちゃうのかなぁー、おれ】

「iPadって売れるかねー?」
まわりではよくそういう話が出る。
商売として成功するかどうかは、
ちっともわからないけど、
少なくとも、おれは買う。
ほしい。すごく惹かれる。
(もっともiPod、iPhoneのときも
同じように騒いでたのんですけど)
とくにゲームは、
iPadではじめて本格化、
コンシューマゲーム機のライバルと
なるんじゃないだろうかとか思ってる。

指でタッチする装置としては、
iPhoneの画面は狭すぎたのが、
まずそれが解消される。
さらに(こっちのほうが重要)
iPhoneが1人だけで楽しむ装置だったのに、
iPadならみんなで画面をのぞき込める。
複数人で対戦ができる。
対コンピュータだけじゃなく、
対友達で遊べる。
まわりからもよく見えるので、
みんなでワイワイ観戦できる。
これは、
今の携帯ゲーム機でもできない。

電子ゲームに限らず、
スポーツでも旅行でも飲みでも、
遊びの原点は、
みんなでワイワイ楽しむことだろうから、
このアドバンテージは大きい。
また、これによって、
ボードゲームの「資産」が
はじめて電子ゲームに活かされそうだという点も、
個人的には期待が大きい。

3G対応だから、
その場でコンテンツをゲットできるのも大きい。
そんなのは、
Wifi機能がある機種なら
どれでも同じと言われるかもしれないが、
日本のプアーなWifiの環境を考えると、
携帯電話のインフラを使えるのと使えないのは、
雲泥の差があると思う。
ふらっと買える機能は
とくに書籍、その中でも雑誌、新聞なんかに
有効だと思うんだけど、
日本は独自の電子書籍の組織を作って
「鎖国」するみたいなので、残念。

となると、
次はカジュアルなゲームかな。
どっしりとした、重厚で上質なゲーム市場は、
しばらくは
コンシューマゲーム機の独占場だろう。
しかし、いつもいつも、
そんな重厚な(=時間の取られる)ゲームを
やる時間なんて、
ふつうの大人にゃありゃしない。
さくっと遊べて、さくっと終われる
カジュアルなゲームこそ必要。
ゲームの内容の話だけじゃなく、
さくっと買える仕組み、
さくっと1クリックできるお値段、
そうしたシステムも同期していないといけない。
そのあたりで、
iPadはアドバンテージがありそうだ。

作り手としての魅力はさらに大きい。
iPhoneアプリの文化はまだ日が浅い。
iPhoneアプリは
こうあらねばならない的な話が出来るほど、
価値体系が固定していない。
まだ、経験が貯まっていなくて、
みんな試行錯誤している状態。
こういう時期のテンションというか熱気が
どーも好きでならない。
テレビの深夜番組が始まったとき、
PlayStationが出たときと、
同じような空気を感じる。
そういうニオイを探し続けて、
そっちにフラフラ行ってしまう、
自分の人生を総括すれば、
そんな人生なのだけど、
残念ながら、
今のコンシューマゲーム世界には、
そういうニオイが感じられない。
(おれには、って話ですけど)

お金の問題は頭が痛いが、
そっちに行っちゃうのかなー、おれ。。。

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