人間風車

2010/04/08(木)
【iPadの正しい大きさ】

昨日、私設iPad伝道師のTさん
(「ヌカカの結婚」の音楽プロデューサー)
に、iPadを見せてもらった。
スペックについてはすでに知っていたけど、
やはり、実物を触ると違う。
スペック以上の感動がある。
iPadの最大の武器はこの「大きさ」だ。
iPadの大きさの「正しさ」は
紙面上の情報からでは伝わってこない。

ハードの特徴は機能とらえがちだけど、
大きさとか手触りとか見た目とか
そういう付加的要素と思われがちな要素が
実は、
一番重要だったりするのだなー。
同様に、
アプリをいじったとき、
おもしろいとか気持ちよいという感覚は、
アプリのできやハードの能力だけではなく、
画面をタッチしたときの感触、
抱えたときの重さ、
さわり心地、抱き心地、
それが部屋に置かれた風景、
そういったもの全てが影響しているのだなー。
(ソフトメーカーの言い訳っぽいけど)
などなど、
あらためて確認した次第だ。

も一つ。
iPadのアプリの値段が一律あがっているらしい。
これはapple社が
そうコントロールしているわけでなく、
アプリ提供者が協調して決めたわけでもなく、
自然にそう調整されてったらしい。
おそらく各アプリ提供者は
・同じようなアプリの値段
・iPhoneアプリの平均的値段
・昨今の値段と売り上げの動向
などから
各提供者が独自の判断で値段を決めてる(だけ)。
それがショップ全体として、
1つの方針、販売戦略のように振る舞っている。
これは、群知能の世界で有名な
boidsと同じような振る舞いであり、仕組みだ。
これはおもしろいと思った。
群知能は、各々の個体は単純な戦略でも
全体としての行動は高度な戦略になる、
不思議な現象だ。

さらに不思議なのは、
こうした現象(高度な戦略の創発)は、
ある程度の個体数が必要だということだ。
個体数が少ないと発生しない。
各々の個体自身(の戦略)は全く同じなのに。
ある数に達するとはじめて生まれてくる。
iPhoneショップでの
自律的な値段の調整というのは、
15万とも言われるソフト数が
生み出しているとも言えるわけだ。

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