人間風車

2011/04/05(火)
【さみしいな、読売】

早くこんな気持ちからは脱却したいので
(整理したいので)
連日で書いちゃうもんね。

読売新聞のこの記事
日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
これだけを見ると、今、とんでもない放射性物質が
太平洋に流れ出しているように見える。
この記事だけを見て
やばい!と勘違いしてしまっても仕方がない。
なぜならば、
この図の意味、意図がちゃんと書かれていないからだ。
これは
もし5日午後9時にある規模の「放射性物質の放出」が起きたら、
気象状況からして、
放射性物質は、こう広がっていきますよ
というシミュレーションに過ぎない。
それは元サイトにはちゃんと断り書きされている
元のドイツのサイトの和訳
それはそれで意味のあるシミュレーションだと思うけど、
前提があまりに仮定の話で、
今のタイミングで公開するものじゃないだろうし、
そういう前提を書かないまま、
こういう記事に「仕立てる」あたりには
別の意図が見え隠れしてイヤな気持ちになる。

今この時期に、不正確な情報で、
みんなを不安にしてどうするのだろう。
もう連日の不安の大バーゲンで、
みんな「もう、腹一杯」なところだ。
そんなときに不要な不安を押しつけるヤツラは
「犯罪者」と言っていいくらいだと思う。

どうしちゃったんだろう、読売。
巨人ファンとしては悲しい。

パニック映画で、
例えば洞窟に閉じこめられた、
船が沈みそう、
得体の知れない怪物が襲ってくる、
そういうシーンで
「これは天罰よ!神の怒りだわ!」と神の話にするヤツ
「だからこんなとこに来るのは反対だったんだ」と
そもそも論を言うヤツ、
「もーだめだ!みんな死ぬ!」と自暴自棄になるヤツ、
「おれは勝手にやらせてもらうぜ」と協調性のないヤツ、
「きっとそうしてもダメよ」
とネガティブにしか考えないヤツ、
「あいつは嫌い」と感情そのままに語るヤツ、
「あっちでは100人いかれたらしい」とか適当な話をするヤツ
そういう登場人物が出てきたとき、
彼らによって事態はどうなったか。
それを見て、あなたは、どう思ったか。


« 薄い暗い幕 | | 指忍者 »