人間風車

2012/01/18(水)
【プロレスとゲーム、格闘技とソーシャルゲーム】

むかし、
ゴールデンタイムにプロレスをやっていた。
ちょっとむかし、
大晦日は、どのチャンネルでも格闘技をやっていた。
いまはそのどちらもない。

プロレスと格闘技。
(どう区別するか、微妙っちゃー微妙だけど)
この関係は
ゲームとソーシャルゲーム
(どう区別するか、こっちも微妙)
という関係に似ているような気がする。

ちょっと前まで、
みんなゲームに夢中だったが、今では人気も右下がり(らしい)。
逆に、いま、
ソーシャルゲームは飛ぶ鳥を落とす勢い(去年比8割増しらしい)。

プロレスと格闘技をものすごく乱暴に分類するとすれば
ファンタジー対リアル。
世の中がプロレスのファンタジーについていけなくなったとき、
格闘技のリアルさ(真剣勝負)がすごく新鮮にうつった。
それと同じように、
今、みんな、ゲームのファンタジーについていけなくなっているのかな?
ソーシャルゲームのリアル(それを遊ぶ人同士のコミュニケーション)が
新鮮に感じられているのかな?

ファンタジーとリアルは、世界観だけの違いでなく、
時間、値段、いろいろな要素が絡む。
たとえば、
格闘技が流行りだしたとき「秒殺」という言葉が流行った。
1分もしないうちに試合が終わってしまうことをいう。
これは「ファンタジー」(の演出)ではあり得ないこと。
しかし、
この、不条理感だが「それでも現実はこう」という感覚が
新鮮に感じられたものだった。
ソーシャルゲームの仕様、内容、ボリュームなどについても
従来のゲーム的見方からしたら、あり得ないもの、ことが多い。
しかし、それが受け入れられた。

問題は、
今、プロレスも格闘技も流行っていないことだ。
同じようなことが、将来、
ゲームにもソーシャルゲームにも起こるかもしれないことだ。


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