人間風車

1998/10/30(金)
フェラーリ好き

いつも、なぜか恋人に選ぶ人のタイプが似てしまう、
そういうことはあります。
確率としては、結構高い気もします。

が、連続3人の恋人がフェラーリを
所属しているっていう確率となると、
これはかなり低いんじゃないでしょうか?
世の中に何台フェラーリがあるか知りませんが
(どころかフェラーリがどういう形の車かも知らない)、
偶然そうだったなんて、
きっとすごく確率の低い話でしょ。
3人とも西武から巨人に移籍した現役野球選手、
くらいの確率ではないでしょうか(あ、そんなことはないか)。

それはともかく、すべて、
ワイドショーレベルの情報がベースの話なので
真偽のほどはアレですが、
「すべて事実であってほしい!」と思わずにはいられません。

「お金持ちが好き!」であり、
「フェラーリがお金持ちのシンボルと思っている」という、
そういう、わかりやすい人が好きだからです。


1998/10/28(水)
みんなが迷惑するでしょ!

「国民年金」のCFでしたっけ、
飯島直子が年金を払わない(いかにもそういうかんじの)若者に、
「みんなが迷惑するでしょ!」と叱っているのは。

でも、ちょっと待ってくれですよね。
年金に加入していない自分が言うのもなんですが、
国民年金は自分の老後のための積み立てなんだから、
「みんなの迷惑」とは関係ないはずですよね。
借金や奨学金じゃないのですから。

よくしりませんが、年金の支払いをとどこおれば、
その人への支給に対して、
きっとペナルティーが与えられる仕組みになっていますよね。
全くの他人である「みんな」に迷惑は及ばないはずですよね。

将来支払いを受ける人の支払いが滞れば、
年金のプール金が減って、
今支払いを受けている人に迷惑がかかる。
というのは、これはもう構造的な欠陥であり、
きっと資産運用なんかでもヘマをしたからにちがいないでしょ。
なのに、将来支払いを受ける人に「てめえのせいだ」と言うのは、
違う気がする。


それから、携帯とPHS。
「番号を11桁にするから、早めに修正しときなさいね、
みなさん。もちろん、自前でね。」なんて、
よくシャーシャーと言えるナァ。
どこをどう見積もりを誤ると数年で
1桁足りなくなるような事態になるんでしょうかね。

みなさん、ダマされてはいけませんよ。
1桁増えただけの見積もりの間違いって、
小さく見えるかもしれないけど、1
0桁の数字の組み合わせは単純計算で、100億種類、
11桁では1000億種類ですから、
900億以上の見積もりを間違えていたんです。

(ちなみに、日本の人口は1億ちょいでしょ。
どうなってるんですかね、この数字。)

これは、諸々の事情を考慮しても×××でしょう。

しかも、その見積もりの甘さを認めもしないで、
「早くしなさいよ、自分のお金でしなさいよ」とは、
もう△△△じゃないですか。

名刺に書き込んじゃってるところなんか、作り直しだよ。
メモリーしている電話番号の打ち込み直しだって
大変な作業ですよね。

せめて、桁が変わってから1ヶ月間の通話料は
タダにするくらいの「誠意」をみせてほしいです。

もうほんと最近怒ってばっかり。

「責任者出てこーい!」ですよ。


1998/10/27(火)
天然モンは不滅?

だいぶ前、某TV局のプロデューサーに「神田うの」を
どう思うと聞かれたとき、
「彼女は天然だと思う。天然モンばかり使っていると、
そのうち絶滅してしまうと思う。」
というようなことを答えた。

が、どうもどちらの答えも間違っていたような気がする。

神田うのが天然でないかもしれないという話は、
まぁどちらでもいいとして、
天然モンはその後も出てくる、出てくる。
ひょっとしら無尽蔵なんじゃないかと後から思うくらい出てくる、
出てくる。

これでは、絶滅の心配は全くないし、
タレントを養殖する必要なんかありませんね。
天然モンに対抗できる養殖モンなんて、
ダウンタウンくらいの力量がないとやってけないし、
養殖モンは受難の時代だナァと思う。

そういうことを痛感させてくれた、
ちょっと前のテレビでの天然モンの会話。

これはもう、憂うとか、叱るほうが、
野暮だったりするんじゃないのと思いますね。

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司会「世の中のムダだと思うモノは?」
A子「核兵器」
B子「でも、A子は自衛隊のCMやってるじゃない」
司会「自衛隊は、核兵器持ってないから」
B子「えっ、じゃあ何やっているの?」
司会「自衛しているの」
B子「自営業?」
  「じゃあ、うちと同じだ」
司会「‥‥」
  「他にムダだと思うモノは?」
C子「石」
  「だって、たくさんあるじゃない」
司会「‥‥」
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*以上の会話に「作り」はありません。


1998/10/26(月)
361度のカワイイ

もう絵を描きだして長い、と書こうとおもったけど、
よく考えたら誰だって小さい頃から
落書きくらい描いているだろうから、
あまり説得力がなさそうなので、この話はなし。

最近「ほぼ日」(注1)という年上の友達であり、
師匠である人のHPで落書きを見せています。
で、それをみた周りの人などから、
「かわいい絵」なんていう感想をもらったりしているんですが、
あんまり他人様の感想というのは
まじめに受け止めたことがなかったので、
ぼーとやりすごしていたのですが、
ココに来て「しまった!」というか
「勘違いされている!」と気がついて、
ちょっと青ざめているのであります。

僕唯一の興味の対象は、今も昔も「狂気」ですし、
「ヘン」とか「狂っている」とか「バカ」だとか
ほめられるのが一番うれしいのです。

で、最近、何を一番「狂気」だと感じているかというと、
ちまたの「カワイイ」(という感覚)なんです。
クリクリとした目、きゅっと笑った口元、
3等身、クマやイヌ。そういう「カワイイ」系が
今個人的にとっても「狂っているモノ」と感じているので、
ついついそういうのを描いてしまうんです。

狂気に走る人は、2つのタイプにわけられると思います。
狂気とは世間の引力(常識)からの脱出だと思うんですが、
ひとつの派は、
世間という星の大気圏外に出て「いってしまう」タイプ。
もう一派は、世間という星をぐるぐると回ってしまうタイプ。

で、どうやら僕は後者のようで、
常に「脱出せよ!」と思いながら全速力で加速しているんですが、
「もうここまできたら狂気の世界でしょう」
とおもって見渡してみたら、
星のまわりを361度まわってしまっていて、
全くもって世間様の標準の位置でした、ちゃんちゃん。
とこうなってしまっていた。
そういう事実に青ざめているのであります。

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注1:「ほぼ日刊イトイ新聞」
http://www.1101.com


1998/10/16(金)
落合が引退した。

落合が引退した。3年連続3冠王という、
とてつもないプレイヤーだったし、
初の1億円プレイヤーだったし、一時期、
うちのチームの主砲だったし、あまりにも申し訳ない形で、
退団させてしまったことなどもあって、感慨深いです。

彼は自らを「生活感のある、職業野球人」と称していました。
「プロは夢を売るのが商売」と長年、
当たり前のように言われ続けてきた中、金とか、
人間関係とか、契約とか、そういう、
人間臭いことを平気で語るのが、妙に新鮮でした。

これをなんだかんだという論調が多かった気がするけど、
彼にとっての野球の夢とは、
「野球をやる者のためのよい環境を整備すること」
という意味だったんじゃないでしょうかね。

そうそう、2回目の「公開チャット会議」も、
思いがけず反響を呼んでいます(数的にはしれていますが)。

要因の一つは、
「和をもって尊しとなす」と
「お金を出す側>(偉いの意味)もらう側」
という伝統的価値観に対応していないことのようです。

別にコレについては、むろん異議もなにもなくて、
ありがたいご忠告であると真摯に受け止めておりますのです。
これ、ほんと。

でも、発売元もソフトメーカーも小売店も、
そしてユーザーも同じ平面上にいるんじゃないですか、
と思っているのもほんとです。
(これをちゃんと伝えるたるのは、ちとややこしいので、割愛)

要因のもう一つは、
ゲームのアイデアをネット上で公開してしまっていること。
公開しているということは、
道ばたに鍵をかけないで自転車をおいていくようなもので、
take freeと考えられても仕方がないということだけど、
それでいいの?というご忠告。

これまた、その通りだと思っております。

「テトリス」のような、とてもおもしろくて、
とっても売れそうで、
誰でも作れそうなアイデアが会議中にポッコリ出てきたら、
どうするつもりなのか?アイデアがまとまったとして、
そんな公開してしまったゲームの企画を
受け入れてくれるクライアントがあるのか?
「下手なマネ」を先に出されて市場を沈下させられたら、
どうするのか?などなど。

以上2つの要因から、「公開チャット会議」は、
やってておもしろい以外、うちには何のメリットもないのです。
デメリットは、以上のようにたくさんあります。
しかも、ひょっとしたら同業者やその周辺の人にまで
迷惑をかけているかもしれません。

そんな中で、どうしてやってしまうのか、
それは実のところ、本人達にもよくわかっていないのです。


1998/10/05(月)
チャット会議#2

「アストロ」の総括は、ちょっとだけ波紋を呼んだ。
いろいろな感想や意見を直接、間接にいただいた。

「世の中には、気の進まないくゲームを作らざるを
得ない人だっているんだから、
好きなモノを作れるだけ幸せというものだ」、
「人の悪口を言うのは良くない」、
「そんなに売れてないとはショック」、
「全然、宣伝していなくても、口コミで売れたゲームもある」、
「ゲーム自体はよかったのに、残念」、
「ゲーム自体に十分なインパクトがあったか?」、
「ともかく(うちとE社とのそういうやりとりが)悲しかった」
などなど。

どの意見もありがたいです。賛成の意見同じくらいに、
反対の意見もありがたいものです。
「進歩は、よい失敗からしか生まれない」
(友人であり師匠である人の言葉)のですから。

さて、そんな中で、「チャット・スタイルがおもしろかった」、
「次回作の話のくだりがおもしろかった」
という意見もいただいて、気分を良くしております。

知り合いで、インターネット上でオリジナルのジーンズを
作ってしまった人(注1)がいますが、
それがとってもかっこいいナァと思いました。
彼らは、実にジーンズができあがるまで、
顔を合わせることがなかったらしいです。
これをみると、
全員顔をつきあわせての「会議」や「打ち合わせ」の必然性って、
実は意外と低いのだ、とあらためて確認させられます。

かねがね、ゲームも、
そんな風に作れないかなぁと思っているんです。
ネットをのぞいている、ゲーム制作のプロでない、
「善意の素人」の人なんかも巻き込めると、
おもしろいかも、などと思っています。

もちろん、ネット上でやるということは、
半場、盗作を許容しているようなモノなので、
今のシステムのままだと、
すぐには現実化できないかもしれませんが、
この可能性は捨てたくないナァ。
そんな思いも含んで、
もう一回「チャット会議」を公開してしまおうと思っています。

興味のある方はのぞいてみてください。(注2)

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注1:RRRというプロジェクト。
興味のある方は、
http://www.intersky.ne.jp/~rj/rrr/
に行ってみてください。
また、詳しいいきさつは、
空中ジーンズ工場」¥1.400(筑摩書房)でどうぞ。

注2:10/7に会議予定。HPへのアップロードは10/8予定。




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