人間風車

1999/07/29(木)
プレステのゲーム

もう、ホント、全然ゲームはやらないんですが、
気になったソフトをちょっといじったりはしています


最近では、「UFO」、「サルゲッチュ」、
「俺の屍を越えてゆけ」、「せがれいじり」、
「とんでもクライシス」、「どこでもいっしょ」、
「リモートコントロールダンディ」なんかが、
ボク心を刺激します。


全部やったわけじゃないけどね、
どれもトーン&マナーが好きな感じ。
勝手に(作り手に)シンパシー感じているというか。


で、これらのソフトは、
やっぱりというかなんというか
プレステのソフトなんですねぇ。

これは偶然じゃないですよね、きっと。

プレステ独自の文化圏みたいなのが、
あるとかできたとか、
そういうことなんでしょうかね。


ちょっと作り手側の言い方をさせてもらうと、
開発負荷の低さっちゅーのも、
あるとあると思うんです。

グラフィックからプログラムまで、
パソコンレベルの開発環境でできる=開発コスト
(精神的なコストも含めて)が
低くできる=損益分岐点が低くなる=たくさん売れなくても
採算が合う=思い切ったモノ
(あまり売れないかもしれないモノ)が作れる。

プレステ2の開発負荷は1に比べて
うんと高くなっているなんてよく聞きますが、
こういうプレステならではの文化というか
トーンというか生き様というか、そういうのが、
プレステ2にも継承されていってほしいと、
切に願うものであります。


1999/07/26(月)
マンガのフォーマット

アートの世界では、
コミックをモチーフにしてる人がいっぱいいますし、
イラストにいたっちゃ、
もうマンガとの境界線はないですよね
(昔は歴然とした雰囲気の差があった気がする)。

そういやぁ、最近、
テレビに登場人物の言っていることの全部、
もしくは一部をそのままテロップとして
表示するというフォーマットをよく目にしますよね。
「え~~~、私のせい~~~~???」みたいなの。


これは、もうバリバリ、
マンガのセリフというか吹き出しですよね。

日本のビジュアル文化は、
マンガのフォーマットに収束していってる感じがします。

やっぱすごいもんね、日本のマンガのフォーマットって。


1999/07/19(月)
2.207.520.000

こういうことを考えると、
人生の短さに愕然としませんか?


「人間は一生の間にどれだけの数字を言うことができるか」


計算を簡単にするために、1秒に1回数字を言い、
人生の長さを70年としますと、一生の間に言える数は、


60*60*24*365*70=2.207.520.000

たった22億程度ですよ!


おぎゃーと生まれてから、
寝食を忘れ、不眠不休で、1、2、3、

‥‥と数字を数えていっても、
一生で数えられるのは22億まで


ね、愕然とするでしょ?


昔、椎名まことが、ある日、
これからの人生を全部使っても
世界中の全ての推理小説を読むことは
できないことに気がついて、
愕然としたとかいっていましたが、
なんかわかる気がします。

ついでに、1日3食食べたとしても、
一生の間でできる食事の回数は、


3*365*70=76.650回です。


残された食事回数なんかを考えると、
またまた愕然とするのでした。


1999/07/06(火)
暗号は遺伝子にのせて

世の中、ちゅーか、科学の先っぽってのは、
ホントにSFちっくなんですねぇ。

暗号といえば、「黄金虫」、
「スパイ手帳」というと年がばれてしまいそうですけど、
なんだか未だに最終完成型をみない、
というか日々進歩し続けてる技術みたいですね。

最近、あることを考えていて
(もちろんゲーム系のことなんですが)、
暗号について勉強を始めたんですが、
このあいだ、
すっげーSFちっくな暗号法が
朝日新聞に載っていました。


 「DNAマイクロドット法」。


塩基の配列と文字列を対応させるっていう考え方自体は、
そんなにスルドイというほどのもんでもないですが、
もう実用レベルだってのは驚きました。


人間の遺伝子は、約30億個の塩基から構成されていて、
一つの細胞の遺伝子をまっすぐ伸ばすと2mにもなって、
そんでもって、1人の人間の全細胞の遺伝子をつなぐと、
冥王星までの距離になるらしいという、
全然距離感のつかめない例えがあるくらい、
もう、ともかく、多いんです。

こういう計算もあります。

塩基の種類は4種類ですから、
3個の塩基の配列は、6ビットあるわけです。
全遺伝子を暗号に使うとすれば、
2の20億乗ビットだけの情報がのっけられるわけです
(計算過程省略)。
これがどのくらいの数かしりませんが、
多いと思います。

(解凍できても、
一生の間では読み切れない量の文章になるでしょう)


もちろん、そんなに長い塩基配列は必要ないんですが、
たとえば、100個の塩基からできた「暗号」を
全遺伝子中に差し込んだらどうなるか。

図書館いっぱいの本の中から、
暗号「らしい」1ページを探すみたいなことになります。
これは、探す側には分が悪いでしょう

(もちろん、正規の受取人には、
どの部分に割り込んでいるかわかる
マーカーのようなもの
(プレイマーと呼ばれるDNA断片)が、渡されます。)


昨今のDNA鑑定からわかるように、遺伝子なんて、
ほんの汁1滴でいいわけです。
ダイレクトメールの「しみ」として送れてしまうわけです。
誰がキャッチするかわかったもんじゃない
電波より安全という見方もできるでしょう。


発案者は、ノルマンディー上陸作戦のときの暗号を、
この方法で暗号化して、実際に(文字として)
タイプされた手紙の文字部分にしみこませて送って、
解読に成功したみたいです。


いやぁ、SFちっくだなぁ。


手紙のシミなんかじゃなくって、
直接運び屋の体細胞に入れちゃうとかできるとね、
もう「サイバーパンク」の世界ですね。




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