人間風車

1999/08/27(金)
インフラ

もう、今ではすっかり理解していますが、
「インフラ」って言葉、
最初「インフレ」の新しい言い方だと思ってました。

ほら、「モービル」がいつの間にか
「モバイル」になったでしょ。そういう感じかなって。


そんなこたぁ、どーでもいいんですが、
それにしても日本道路公団とNTTですよ。


設備費÷予想利用数=料金 って一見、
とても正しく見えますが、設定した料金によって、
利用数が変動するってことを、甘く考えてますよね。



普通の製品というのは、
ま、そういう算出方法でもいいかもしれませんが、
公共(的)インフラは、全く違った視点で、
料金を設定しなくちゃいけないんじゃないでしょうか。

(こういうときこそ、公的資金導入でしょ)


そんなところだけ、
一般企業感覚になってどうするんですかー>
NTTさん。と私はいいたい。

今度、アクアラインの通行料金が
1.000円程度に値下げされるそうです。

現行の料金は、
設備費÷予想利用数=(往復)8.000円
って算出されたわけですが、
8.000円という料金が、
実際の利用者数<予想利用数*10%なんて結果を
生みだしたわけです。

 ほらみたことかと、と私はいいたい。


それもしても、8.000円とか、
(つなぎ放題)10.000円とか、
とんでもない見当違いな額じゃないですか。
ちょっと高めかな、
なんてもんじゃないでしょ。

そういう違和感を感じない感覚の人が
インフラを握っているってのが、とっても怖いです。
と私はいいたいわけです。


高速道路は、ま、そんな料金にしてたら、
いっこうに減価償却しませんよ、
ですみますが、インターネットはそうはいきません。


これといった資源も土地も
(そして、今後は金も)ない日本では、
仮想の資源と土地であるインターネット空間ってのは、
最後の、そして願ってもない場所じゃないですか。

で、今、この世界を配下に治めるべく、
おそろしく激しい陣地取りが行われているってのに、
「高すぎる料金」なんていうとんでもなく
くだらない原因のために出遅れてしまうなんて、
悔やみきれないっすよ、きっと。

 10年後、御子孫様にどう申し訳していいのやら。

このインフラに対する鈍感さってのは、
狭い国であること、
つまり、インフラの整備なんていうこと考えなくても、
歩いたり、人伝えでなんとかなってしまうという感覚に
原因があるんでしょうかね。



1999/08/24(火)
インタビュー

雑誌に載っている
インタビュー記事なんかを読んでると、
結構気になってた人なのに、
なんだ、つまらないことしか言わないヤツじゃん、
なんて幻滅することがあります。


ぼくは、たまにインタビューされる
側になることがあるのですが、
そんなとき、つくづく、インタビューは、
インタビューする人の作品だナァと思います。


インタビューは、インタビュアーの質問に
答える形で話をします。
「じゃあ、これから30分、
好きに思ったことをしゃべってください」
なんてことはまずありません。


インタビュアーの質問の雌型とでもいいましょうか、
凹型とでもいいましょうか、つまり、
全てはインタビュアーの質問内容で決まってしまいます。

「最初にやったゲームは?」
「どういうゲームがお好きですか?」
「最近はまったゲームは?」
「お好きな食べ物は?」「出身は?」
なんて質問ばかりが続くと、
ボケることや気の利いたことも言えませんし、
なんだか、ゲーム大好きみたいな(全然違う)
イメージになっちゃうし、
困ったナァと思っているうちに、
本当に「今日はどうもありがとうございました」
なんて終わってしまう場合もあります。

 こんなとき、あの時、あ
んなつまらなかったことしか言ってなかった、
あの人もこういうインタビュー受けたのかナァ、
じゃあどうしようもないよなぁ、なんて、
おもわず、同情してしまいます。

 と、同時に、
きっとこのインタビュー記事読んだ人は、
ボクのことをなんてつまらないヤツなんだと
思うんだろうナァとも思うと、
なんだかとても切ない気持ちになりますし、
こりゃ、逆プロモだぜ、なんて焦ったりもします。


インタビューは、ただ話を聞いてきて、
テープおこしをすればいい
イージーな仕事と思われているのか、
時に、とんでもなく、
とんでもない人に来ていただくことがあるんですが
(もちろん、いい人の数の方が多い)、
全く逆で、
インタビューのおもしろさ=聞き手のおもしろさ
といって過言ではない気がします。

現に、
(インタビューが本業でない)おもしろい人が、
インタビュアーや司会をしているインタビューや
座談会の記事は、相手が誰であろうと、
とってもおもしろいです。


聞き出す力ってのは、語る力なみに、
すごい能力なんだと思います。


どっかで、ぼくのインタビュー記事
とかを目にすることがあって、
なんてつまらないんだ、と思ったときは、
今言ったことなんかを
ちょっと思い出してもらえるとありがたいです。

そんなときは、よーく読んでもらえば、
そこはかとなく「SOS!」
と言っているのがわかってもらえると思います。


1999/08/17(火)
感度の良いアンテナ

東京の人って、
すっごくアンテナがいいんだなぁというのが、
東京に出てきたとき、最初に感じたことでした。


おもしろうなモノ、
流行りそうなモノを嗅ぎつける能力は、
スゴイと思いますよ。センスもパワーも。

ホント雑誌とか見てると感心させられっぱなしです。


誰よりも早い2番手になる力ってんでしょうかね。


「それは受け取る力があるというだけで、
創り出す力があることとは同じではない。」

なんて厳しいことを年上の友達であり師匠である人に、
よく言われます。


1999/08/09(月)
大魔人と特攻隊

神風特攻隊って発想は、
戦果(国益)>人の命って価値観が
ベースにないとできないことですよね。

これは、明らかに間違ってますね。
別に人道的な意味だけで言っているわけでなく、
飛行機1台のコストと
(一流のパイロットを育て上げるコスト+彼の戦闘能力)
を比較したら、
間違いなくパイロットの命の方が
「高い」ってことになりますもの。

こういう「計算」が「経営者」にないと、
そりゃ負けますよ。

現に、大戦中、
アメリカではパイロット養成のコストを
当時のお金で1億円と見積もってたらしいです
(NHKの番組でやってた)。

なんたって1億円ですから、
それを失わないように
コックピット周りを頑丈に作るなど、
パイロットの命を守ることに必死になるわけです。

で、横浜の大魔人が手術です。

肘の故障は投手、
特にフォークボールを多用する投手の
職業病みたいなモンです
(と知った顔でいいますが)。

これに対して、
世間のみなさま(スポーツジャーナリスト)は、
わがままであるとか、利己的だとか、
傲慢であるとか、
つけあがらせた球団の管理がなってないととか、
そういう言ってます。

(ほんとに言ったかどうかは?だけど)
大魔人が「投げりゃ、いいんでしょ」って言ったとか。
そう言わせてしまう野球界ってのが、悲しいです。

そういう価値観って、
その特攻隊の時代と
全然変わってないと思うんですよね。

「玉砕の美学」って考え方は、
確かにアリだとは思うんですが、
使い方が間違ってるでしょ、って思うんです。

このシーズンのあといくつかの勝利と
大魔人という投手の今後の能力、
どっちがお得?って、
小学生にでも解ける問題でしょうに。


1999/08/04(水)
i mode

遅ればせながら、携帯をi modeにしました。

あんまり期待もせずに買ったんですが、
いいですね、これ。

使っている機能は、
通常の電話機能とメイルの受信だけなんですが、
このメイルの受信っちゅーのが、
けっこういい感じです。

i modeで使えるメイルアドレスは、
ドコモ専用のものなので、
今使っているメイルアドレスが使えません。

でも、そんなの、
今使っているメイルアドレスから転送しちゃえば、
問題ないっすからね。

で、なにが便利かというと、
メイルを受け取るとすぐ携帯に
(知らないウチに)
送り込んで置いてくれるんです。

で、届いたよとコールしてくれる。

だから、電源の入った携帯さえ持ち歩いていれば、
ほぼタイムロスなくメイルを読めるんです。

それなら、パソコンで、
インターネットにつなぎっぱなしと
同じじゃんと思うかもしれないけど、
電源の入ったパソコンを
いつもポケットにいれとくなんてこと、
できませんからね。

いやぁ、快適、快適。

もうメイルがこない時間が寂しい、寂しい。
ってほどじゃないけど、楽しいっすよ。なんか。

ポケベルみたいな、
いつも首根っこ押さえられているみたいな
イヤな感じがないのが、メイルのいいところです
(電話ならうっとしいと思うときあるけど、
メイルとかはいつもらっても悪い気しないもんね)。


この感触って、(ホントの意味の)
次世代のゲーム(システム)の
感触って気がするんだけどナァ。




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