人間風車

2002/06/28(金)
日本人っていいかも

ブラジルvsトルコ戦の視聴率は40%を越えたそう。
きっと3位決定戦も決勝戦も、おなじように応援することだろう。
とっくの昔に自国チームがいなくなったのに、
こうして一生懸命応援している人たちってイイかもと思う。
ホストとは、本来「もてなす」という意味であって、
わざわざ来てくれる各国の選手をもてなす、
応援するってーのが本来の「役割」であり「責任」であると思う。
けっして、自国でやる「有利さ」「便利さ」を
期待するものではない気がする。
自国が出ない試合には応援にいかない、応援しない、
感心もみせないとか、
戦う相手のファインプレーにもブーイングを飛ばすとか、
試合後相手をたたえないとか、
他国同士の会場に行って自国の応援(国家を歌う)とかいうような、
ホストとしてのマナー違反がなかったのは、すばらしい。
時間や約束にルーズな「お客」にぶーぶーいいながらも、
いざ試合が始まると村をあげて応援するとか、
帰るときでもみんなで見送りするとか、そういう姿もよかった。
きっと日本に来た人たちは、みんな満足して帰ってくれたことだろう。
安全と快適さ、それに愛情、
それを「お客」に与えることがホストの役割だから、
そういう意味では、日本はホントにいいホストだったと思う。
と少しうれしくなった。
日本チームが予想以上にがんばってくれたことと相まって、
サッカーのことを考えているときは、
ほんとに幸せで元気な気持ちになれる。
久しぶりに、日本人っていいかも、と思えたのが、うれしい。
日本は安全だし、ホスティングもうまいし、
地理的に狭いので選手の移動も楽だろうし、
几帳面だから、チケット販売なんかも、
最後の一枚までしっかり管理し売れるだろうし
(カードの印刷もきれいだろうし)、
いっそ、これからずっとWカップは日本でやればいいのに(笑)。
相手に押しつける力というのは、
強くて積極的で優秀な力に見えるのに対して、
相手を受け入れる力というのは、
弱くて消極的で劣等な力に見えてしまうけど、
決してそんなことはないはずだ。
やさしやや誠実さや博愛精神は、
外交やビジネスの場では無力かもしれないけど、
普段を生きる上では、とっても強い力となる。
誰かの財布を拾ったら交番に届けるなんていう精神は、
ある意味、人類の究極の価値観に達しているとさえ言える。
(あてずっぽだけど、きっと聖書なんかも、
それに似たことせいと書いてあるんではないだろうか)
ちょっと経済的にダメになると、
すぐ「こういう弱さがダメだ」みたいな言い方をする人がいるけど、
それはどうかと思う。
いい悪いを別にしても、
日本人は本来的にそういう性格なのだから仕方がない。
無理をして、西洋式の剛力を駆使しようとしても、
西洋人のそれにはかなうわけがない。
歴史が、適性が、違いすぎる。
ならば、
この性格を活かすオリジナルな戦略を編み出すべきだと思う。


2002/06/26(水)
30年世代説

一部でご心配いただいているバターですが、
今日現在見つかっておりません。
東京はここのところ寒いので、(ニオイによる)発見は、
もう少し先になりそう。
っていうか、長袖とかストーブとか掛け布団とか、
もうしまってるんで、
こういう寒さはやめてほしい。
あ、今日も雨が降って寒いんだ(現在朝の6時)。
低温注意報が出てるとか、いってるし~。
近年、気温の変動が大きくなってきているとおもうが、
気のせいだろうか。
ガイアの病気がどんどん悪くなっているんじゃないだろうか。
ともかく、こんなに気温の変動が激しいとおじさんは辛い。
もう少し年を取ったら、病気にならずとも、
気温差が原因で死んでしまう気がする。

マイク・オールドフィールドの新譜「Hiawatha II」
(相変わらずチューブが描かれたジャケット)を聞く。
生きた70年代プログレを聞けてうれしかった。
変わっていないようでちゃんと進化している感じがした。
一方、デビッドボウイの新譜「heathen」はイマイチだった。
変わってないんだもん。
オリジナリティーというものと、止まっているというのは、
ちょっと意味が違う気がする。
クリエイターにとって、
止まる=死ぬというのは言い過ぎだろうか。
それにしても、
最近、四人囃子も復活したみたいだし、
クラブでもアンビエントやサイケデリックが流行っているらしいし、
70年プログレファンとしては、うれしい。
そういやぁ、そんな時代を体感していないはずの日本のグループ、
ポリシックスの「LO-BITS」もおじさん的にはぐっとくる。
(ポリシックスという名前も、
往年のシンセサイザーファンにはアピール)
往年のDevo、クラフトワーク、YMO、イーノ、
XTCを足していくつかでわったような音。
ヤングにはこういう音が、逆にナウイんだろうか。
昔、30年世代説(30年を1周期に世代が変わる)
というのを読んだことがあるけど、
1970年代と2000年はそういう関係にあるのかしらん。
ゲームなんかも、そういう温故知新な動きがあるのなら、
昔、自分がはまってたネタを持ち出してこれるので、
楽なんだけどなぁ。


2002/06/25(火)
バターはどこにいった

今日は久しぶりに自炊できそうだったので、
スパゲッティーを作ることにした。
何味にするか?
料理になれてくると、どんどんシンプルな味、
シンプルな素材、シンプルな調理法へと興味が進んでいく。
スパゲッティーも例外でなく、
地中海風スパゲッティーみたいに、
最初はやたらいっぱい具を入れたり、
複雑なソースを作ったりするもんだけど、
最終的には、
ペペロンチーネ(ニンニクと唐辛子のスパゲッティー)
のようなシンプルな味に向かっていく。
今日は、気力体力ともに充実しているので、
ペペロンチーネよりさらに
シンプルなスパゲッティーをめざすことにした。
バターと塩のみのスパゲッティーである。
これをイイ味にするためには、いいスパゲッティー、
いい塩、いいバターが絶対条件となる。
また、湯で加減はもちろん、
ゆでる湯の塩分濃度
(「スパゲッティーは海水でゆでろ」
といわれるくらい濃い塩水でゆでる)、
それにバターの量、
最後に「歯触り」として加える塩の量とタイミング
(食べるとき、がりっと少し歯にあたるくらい
結晶が残っているべきである)が重要だ。
ちなみに、塩はフランスはゲランドの岩塩がボクのお気に入り。
さてそんなことで、幸い、
お気に入りの麺(デルヴェルデのリングィーネ)は
まだ買い置きがあったので、
切らしていたバターだけを買って帰ることにした。
本当なら、エシレバター、
国産ならカルピスバターとしたいところだが、
さすがに地元では手に入らないので、
今回は普通のバターで妥協することにした。
家に帰って、買い物を冷蔵庫に入れたりしていると、
廊下の先でシャーという音がする。
またしても、
うちのバカ猫が廊下の本棚に向かっておしっこをしているのだ。
(ちょっと天気が悪いとすぐこれだ)
うちの本棚はこういう事態に備えて、
いつも厳重にビニール袋で覆われているから
(それもどうかと思うが)、
本がおしっこで濡れる心配はない。
ただ、砂のない廊下をバリバリ掻いているバカ猫は
ただちに叱らなくてはいけないので
(リアルタイムで叱らないと効果がない)、
荷物をそこらにやったまま、
猫の首根っこを押さえつけて
「おしっこは外でといってるだろ」と説教する。
猫が反省したところで、
マイペットと大量のティッシュを取りに行って
「水たまり」に投入して、除去。
(汚い家の中で、廊下だけがいつもピカピカなのが悲しい)
気を取り直して、
テンション高くスパゲッティーを作ることにした。
十分に沸騰した鍋にひと握りの塩と
少々のオリーブオイルを入れる。
麺はゆですぎないように、なんどもなんども噛んで確かめる。
どんなにイイ麺でも、茹ですぎたり、茹でた後まごまごしていたら、
どうしようもない味になってしまう。
そろそろ茹で上がりというタイミングで、
隣のコンロでフライパンに火をかける。
茹でたスパゲッティーとゆで汁少々、
それにバターをさっと合わせ、
最後に塩を砕いて加えればできあがりだ。
ベストのタイミングで
茹で上がったスパゲッティーをさっとお湯切りして、
すぐにフライパンに移す。
ここですばやくバター投入!
と思ったが、バターがない。
そういやあ、どこに置いたのか思い出せない。
猫のそそうのおかげで、
帰ってきて食材をしまうまでの
過程の記憶が保存されていないのだ。
冷蔵庫の中にしまったかと思って見てみるがない。
買い物袋の中もない。
もう一度ドアを開けてから
台所に行くまでの過程をシミュレーションするが、
どうにも思い出せない。
っていうか、そうやたらのところに置くはずがない。
テーブルの上にも、コンロの上にも、まな板の上にもない。
床にも落ちていない。
あせる。
フライパンの中でスタンバイしているスパゲッティーの味メータが、
ぐんぐんと下がっていくのがわかる。
でも、どこにもない。
ああ、なんでちょい前のことが思い出せないのか、
思い出せないにしても、いったいどこに持っていくというんや。
とあせり、怒り、悲しみしたが、結局見つからなかった。
そんなわけで、その日のスパゲッティーは、
自分への罰として、
塩ゆで(だけ)の伸びたスパゲッティーとなった。
バターは今の時点でも見つかっていない。
バターはどこに行ったのか?
おそらく、そんなに日が経たないうちに、
彼の「ニオイ」がその場所を教えてくれることだろう。


2002/06/24(月)
マイバンク

若い日の記念にヌード写真を撮る女性がいる。
記念というより、若い(身体がきれいな)うちに、
それを保存しようということだ。
年を取ることは、(年を取った今考えると)
そんなに悪いことばかりでもないって気もするけど、
肉体の劣化は、困ったものだ。
醜くく故障だらけのおんぼろ中古車にのっている感じ。
だから、若い頃の肉体をそのままキープして
いられたらいいのになぁと思うことはあるが、
今までなら、せいぜい若い頃の
「思い出」しかキープおけなかった。
ところが、バイオ技術が進歩すると、
そうばかりでもなくなる。
そんな出来事が、
ついに日本にも上陸(アメリカではとっくにあるんですけどね)。
自分の若い頃の卵子を摘出して、
来るべき妊娠時までそれを保存しておこうというものだ。
「若い頃の卵子を保存しておきたい」
と願う女性の気持ちを正確に把握することは、
♂のぼくにはむつかしいけど、
ある意味では記念ヌードと
同じ感覚なのかも知れないなんて思う。
こうしたことが悪いことかいいことか、
その判断は、実はむつかしい。
子供を真にほしがっている人にとっては、
救いの一手になるかも知れないし、
気の滅入るビジネスが成立してしまう可能性も持っているし。
受精といった命を直接扱うような問題でない場合はどうだろう。
たとえば、まだ頭皮が元気なうちに、毛根細胞を保存しておいて、
「来るべき時」に備えるとか(笑)、
自分の臓器の一部を保存して置いて、
臓器が壊れたときにそれを使うとか、
そうしたマイバンクなんて概念が現実味をおびてきたんですねぇ。
こうした問題に興味のある人は、
是非このトップページのテロメアの帽子/
使われなかった原稿を読んでみてください。

ps:
7月から出会い系サイトなどを運営する業者が
携帯電話やPHSに一方的に広告を送りつける
「迷惑メール」に「未承諾広告※」という
表題をつけることが義務づけられる。
これにあわせて、「DDIポケット」は、
表題「未承諾広告※」と記載されたメールの着信を
ブロックするサービスを始めるらしい。
すばらしい反応速度。
ドコモさんも一つよろしくお願いします。


2002/06/21(金)
ウイソドウズは嫌いだ

ウイソドウズは嫌いだ、嫌いだと逃げ回ってきたけど、
さすがに使わざるを得なくなった。
すまん、マシク。
使ってみて益々ウイソドウズが嫌いになった。
世界中の大多数の人が、
このようなOSを使っているのかと思うと、フビンでならない。
もし、マシクOSがこの世を支配していたら、
おそらく世界中の仕事の効率は、20%くらいUPしてただろうし、
日本の不況も去年には終わってただろうし、
国債の格付けもああは下がらなかったに違いないと、思いたい。
だいたい誕生からして気に入らない。
うち(マシク)のパクリとして生まれている。
モノを盗んだら泥棒なのだ。
モノがハードであろうとソフトであろうと、
人が手に入れたモノ、
所有しているモノを盗んだら、それは泥棒なのだ。
法律的に大丈夫だって、泥棒は泥棒なのだ。
マイク口ンフトは、bas1cから始まって、
5unのJAヴァ、A0Lのメッセソジャーをと、パクリが多い。
しかも下手にパクルことが多い.....気がする。
そういう気質が嫌いだから、もー、あなた、あとはえくぼもあばた、
ポインターの動きが嫌い、フォントのデザインが嫌い、
マイコンピュータって名称がダサイ。
っていうか私以外のコンピュータがあるのかといいたい。
「終了」の中に「スタート」があるのはいいんかい。
ついでに、ビルゲイツの髪型もメガネの趣味も嫌い。
と嫌いずくめ。
おかげで全然使いこなせないでいる。
う~~ん、マシクの奇跡の大逆転はないのか。
と思っていたら、マクのOSも全然わからんもの(OSX)になってしまったぞぉ。
困った。


2002/06/20(木)
振り子は両端に揺れる

glayやサッカーのチケットを買おうとしたり、
FFXIにログインしようとしたときなど、
一度に大勢の人が押しかけると、
インターネットは、あっさりダウンしてしまう。
これをシステム構築(者)の不備と非難する人もいるけど、
そもそも、インターネットは、
同時多数の人を受け付けない仕組みなのだ。
つまり、一気に大きなもうけを
産むことができないという仕組みになっている。
これはインターネットの本質的性質といえる。
そのため、大きな売り上げを得ようとした場合でも、
短い時間×たくさんの売り上げではなくって、
長い時間×少ない売り上げという、
従来のビジネスモデルとは逆のシステムを取らざるを得ない。
このため、従来のモデルしか評価できない人には、
「インターネットは儲からない」という結論になるし、
インターネット上で従来の仕組みを成立させようとする人たちは、
立ち往生してしまう。
インターネットは、長い時間×少ない売り上げに向いている。
それは在庫コストや出店コストが非常に小さいからだ。
従来の実店舗だと、
売り上げが小さいと在庫や出店コストがかさむので、むつかしい。
いろいろな商品×少ない売り上げ
というモデルについても同様なことが言える。
もっとも製造レベルでは、インターネットであろうと、
実店舗であろうと、
多品種製造の負荷は同じはずという指摘もある。
しかし、インターネットでは、
前もって顧客のリクエストを受け付けたり、
予約を受け付けたり、注文数を予想したりがしやすいので、
ある程度のリスク回避は可能である。
他人との小さな差別化というニーズに応えるためには、
多品種×少量生産のサービスはさけられないだろうし、
それでいて、
他人と何か共通な価値観を持っていたいという
ニーズに応えるためには、
商品に口コミという付加価値をつける必要があるのかも知れない
(大量の宣伝広告というトップダウン的戦略は、
どんどん通用しなくなっている気がする)。
その場合は、どうしても、発売スパンはある程度長くなる。
この場合、インターネットは、「口コミ」の手段としても機能する。
(すでに昨今のラーメンブームは、
インターネットでの評なしでは成立しなくなっている)
こうして見ていると、インターネットでのビジネスが、
口コミ、少量生産、受注後生産などなど、
産業革命以前の商売のシステムに
似ているというのはとてもおもしろい。
(その昔、靴屋は客の注文があってから靴を作った)
こんなとき「振り子は両端に揺れる」ということわざを思い出す。
ふりこは、一方の極端から他方の極端へと揺れ戻しながら、
やがて中央で止まるというのだ。
今、大量生産、大量消費という極端から、
逆の極端へ揺れ戻そうとしている時代なのかも知れない。
(逆の極端は、一人一品種か)
ひょっとしたら、あと100年もしたら、
18世紀から20世紀まで、世界は大量生産、
大量消費という馬鹿げた仕組みにとりつかれていた、
なんて言われるのかも知れない。


2002/06/19(水)
終わった~~

あしたからどう生きていけばいいのか、
何を楽しみにして生きていけばいいのだろうか、
軽くそんな気持ちになっている人は多いことだろう。
日本と韓国、試合の流れがすごく似通っていたので、
ことさら悔しいというか、うらやましいというか、
残念感が残っている。
でも、ホントよくやったと思うよ。
予選1位突破でバーンアウトしてた感じがしますね。
そのことを気のゆるみとか責める人もいるけど、
彼らは、予選リーグで勝利、予選リーグ通過、予選リーグ1位と、
3つも目標を達成したわけだから、
それらが達成されて2,3日しか経っていないところで、
新たな目標をもって緊張せい!
ってのはムリだったのかもしれない。
そういう意味では、
岡ちゃんがいってた
「日本チームには歴史
(経験的手続きみたいなものか)が足りなかった」
っていうのは、なんとなくわかる気がしましたね。
今回はここまでで大成功であって、ここから先に進むには、
今回までのような歴史が必要なんでしょー。
韓国はそういう意味では、日本より歴史がありますからね。
(なんたって、4回もWカップに出ている)
予選リーグ突破よりちょっと先(決勝Tを勝つ)まで進める
歴史的準備が整っていたということでしょう。
年を取ってくると、
この「進歩には歴史が必要だ」と思いあたる事が多いっすね。
今だからここに来れたとか、
過去のあれとあれがあったからこそ、
これが生まれたなんていう発見は実に多いですからね。
それから、ぼくらサポーターの念がもう少し強ければ、
三都主のキックは入っていたかも知れない(笑)。
サポーターの念は、日本より韓国のほうが強かったですね。
ぼくは超常現象は信じないけど、
韓国のような何百万人レベルの強い念が集まれば、
ボールの軌道をちょっと修正してしまうことはありそうな気もする。
それにしても、おしかったなぁ。
ああ、なにをやって4年待とう。
っていうか、今日からにわか韓国ファンだぁ。


2002/06/18(火)
迷惑メール

ポチポチと携帯電話に迷惑メールが届くようになった。
けっこう複雑なアドレスだけど、
さすがに下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的
自動生成アルゴリズムには勝てませんわねぇ。
それにしても、不愉快である。
っていうか、ようやく迷惑している人の気持ちがわかった。
ポストにエロチラシを入れられるより、
もっと土足で家の中に入ってこられた感じで、ちょーイヤ。
これはもうサイバーテロとよびたいね。
実際、迷惑メールのおかげで
普通のメールの着信がすごく遅れるようになった。
ひょっとしたら、
いつの日かメールを
無限に自動送受信してしまうようなウイルスが作られて、
インターネット中のメールサーバーがダウンしてしまう、
そんなこともあるのかもしれないと妄想。
それにしても、
ドコモの提案している迷惑メール対策はなっちょらんと思った。
あらかじめ知っているアドレスからしかメールを受け取らないとか、
ショートメール全部拒否とか、
そんなのは無茶である。
また、受信拒否できるアドレスが10個しかないというのも、
なんとも中途半端だ。
そんな対策しかない。
結局、はっきりとは言っていないけど、
「迷惑メールがいやならメールアドレス変えろ」ということらしい。
これはいじめや嫌がらせを受けたら、
転校や引っ越しをしなさいって言われているようで、
なんか悪に屈するみたいで、すっごくいや。
おそらく迷惑メールを
完全にシャットアウトする方法ってない気がするけど、
それでも、もう少しましな対策はあるだろうにと思う。
例えば、受信拒否のアドレスを指定するのは、
はっきりいってムダである。
相手はランダムに送信者のアドレスを生成してくるので、
いくら指定しても間に合わない。
だから、ランダムっぽいアドレスからのメールは拒否とか、
せめて、そのくらいの工夫は必要だ。
また、迷惑メールが来たらそれを転送できる
データベースを作るのもいいかもしれない。
そのデータベースに登録されたアドレスからのメールは
ドコモが門前払いすればいい。
(この場合、イタズラも考えられるので、
クレームが複数寄せられたアドレスからのメールは門前払いとか、
そういう工夫は必要だろうけど)
また、現在法律で広告メールはタイトルに!広告!と
表記しないといけないことになっている。
実際、迷惑メールはこの規則を守っている。
ならば、同じ受信拒否でもタイトル指定ができるはずだ。
もし!広告!と表記していない迷惑メールがあったら、
それは法律違反だから、
即、処罰できるはずだ。
ともかくこんないい加減な対策では、
「ドコモ的には迷惑メールもお金になるから対策に消極的」
と言われても仕方がないと思う。
むしろ、迷惑メール1通に対して1円くれと思う。
いったいみんながどのくらい迷惑しているか、
一度みんなで迷惑メールをドコモの受付に転送すべきかもしれない。
署名運動みたいにね。


2002/06/17(月)
毎年お祭り騒ぎをしたい

日本vsトルコ戦の前に、
巨人vs阪神の首位攻防戦があるので、
久しぶりに野球を見てたけど(一応、おかげさまで巨人は1位)、
サッカーと並列してみてるとやばいっすね、野球。
なんか、動き全体がまったりしている感じ。
誰もてきぱきしていない(走っていない)、
だいたい集中したり緊張したりするタイミングが決まっているので、
サッカーみたいに、テンションあがりっぱなしって感じじゃない。
それでもって3時間以上だもんねぇ。
ちゃんと見ればそれなりにおもしろいんですけどね、
なんかサッカーに比べて古い感じがしちゃうなぁ。
ワールドカップが終わったら、
Jリーグだけじゃなく野球もやばくなるかも。
それにしても、日本代表は試合毎に強くなっている気がする。
こういう成長途中というか、
伸びてるまっさかりの人達を応援しているのって、
ホント気持ちがいい。
ドーハの悲劇って、
予選リーグに出られそうで
出られなかったという事件だったんですもんね、
そう考えると、この8年間の成長はすごい。
とくに日本チームは
他国の代表と比べてベビーフェースですからね、
西洋の意地悪で怖いおじさん達の中で、
けなげに一生懸命がんばっている少年達って感じがして、
日本人の判官贔屓的価値観に大いにフィットする。
冬季オリンピックもイマイチだったし、
経済はいっこうに元気にならないし、
小泉さんもなんか元気なくなっちゃったし、
国債の評価は下がっちゃうしと、
なんかしょんぼりすること続きだったので、
今回の日本代表の活躍は、久しぶりに元気を与えてくれる。
今回のWカップも経済効果はイマイチ計算通りじゃなかったらしいけど、
精神的効果は大きい気がする。
こんなに楽しくってスゴイものを毎年見られたら、
どんなに元気が出ることだろう。
(元気になっても仕事にならん、って話もあるが)
さすがに毎年Wカップをやるわけにいかないだろうから、
あと一つなんかこういうスポーツの世界大会を作って、
オリンピック→なにか→冬季オリンピック→Wカップって
4年のローテーションしてくれれば、
毎年お祭り騒ぎでてきいいのに。


2002/06/14(金)
数学好きかどうか

地球の赤道をぐるりとロープで一周する。
このロープの長さは、地球の円周と同じ長さになる。
さて、このロープを1mだけ長くして再び赤道に巻くと、
このロープは、地上から何メートル浮くだろうか?
(ぴったりと赤道に巻き付いていたロープなので、
1mでも長くすれば少しは巻きつきが緩くなって、
少し浮くのは、直感的におわかりいただけると思う)
えっと、これは中学生(ひょっとしたら小学生)
レベルで簡単に計算することができて、
約16cmになる。
地球をぐるりと巻くとんでもない長さのロープを
たった1m長くしただけで、
16cmも浮いてしまうなんて驚きだ。
では、地球の直径のちょうど100万分の1の
直径のボールがあったとしよう。
このボールに、地球に巻いたのと同じ条件でロープをまく。
そして、同じようにこのロープを1m長くすると、
このロープはボールの表面から何センチ浮くだろうか。
(以上は「16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号」
NHK出版 に書いてあったネタです)
答えは一番下に書きましたが、
この答えにしびれてしまうかどうかが、
数学好きになれるかどうかの分かれ目じゃないでしょーかね。
マジシャンのナポレオンズがよくやるような、
誕生日当てマジックってのは、
だいたい同じ原理を使ってますね。



【答え】
約16cm
求める隙間の幅をx、ボールの半径をrとすると、
ちょうどボールに巻き付いたロープの長さは、2πr。
よって、1m長くしたロープの長さは、
2πr+100 (100は1mの意味)
一方、xだけ浮いたロープの長さは、
半径(ボールの半径r+x)の円周と同じ長さということだから、
1m長くしたロープの長さは、2π(r+x)ともかける。
よって、
1m長くしたロープの長さ=2π(r+x)=2πr+100
つまり2πx=100で、xは100/2π(約16cm)となる。
これは何を意味しているかというと、
どんな大きさの球であろうと、その赤道を巻くロープを1m長くすると、
球の大きさにかかわらず、100/2π(約16cm)浮くということだ。
すごくない?


2002/06/13(木)
アルキメデスは机の前でユリイカ!といえただろうか

「eureka!<ユリイカ>」とは、
「浮力の原理」を発見したときの有名なアルキメデスの言葉で、
ギリシャ語で「我発見せり」という意味です。
(以下にエピソードを書いておきました)
最近よく思うのが、アルキメデスは風呂なんかに入らず、
ず~~っと机に向かっていたとしたら、
果たして「浮力の原理」を見つけることができただろうか、
ということです。
ベンゼン環の発見
(ベンゼン分子が6個の炭素からなる
6角形の輪の水素がくっついている事)も、
ケクレ博士が連日の徹夜でつい眠ってしまったときに
見た夢ー3匹の蛇はお互いに噛みつき、
6角形の輪になって回っている夢ーが
をきっかけになったという話も有名ですし、
エリアス・ハウという人は、
先端に穴のあいた槍を持つ人に
囲まれる夢を見てミシンを発明したらしいですし、
アインシュタインも、ベッドの中でうつつの時に、
相対性理論の発想を得たと言われています。
いずれの大発見もリラックスしているときに生まれているってーのは、
興味深いです。
こうした歴史的発見と並べるのはおこがましいですが、
自分的にイイアイデアって、机の前にいるときより、
散歩中とか風呂やトイレの中とか、
パチンコ中とか寝入る直前とかが多い気がしますね。
(だから、ぼくにとって散歩もパチンコも風呂も仕事のうちなのだ!)
と思って調べてみたら、
科学的にも証明されているみたいです。
ひらめきとは、人間が突然または一瞬のうちに言葉や理屈ではなく、
視覚的なイメージによって浮かび上がる事柄であり、
物事に集中している、
休息しているときに浮かび上がりやすいらしいです。
集中時と休息時ってのは、
なんとも極端に正反対な状況!と思ったら、
物事に集中している時は、脳の活動が活発になる。
特に論理的な思考をしている場合は、左の前頭前野が活性化、
その状態が続くと脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足する。
視床下部がブドウ糖不足を感知すると、
脳下垂体からペプチドホルモンが放出される。
その後、
糖質コルチコイド(体内の糖質の代謝を促進する物質)が働いて、
体のすみずみにブドウ糖が運ばれ、リラックス状態となる。
更に、リラックス状態を脳幹が感じ取り、
A10神経からドーパミンが分泌される。
このドーパミンが右脳を活性化させ、脳の前頭前野全体が活発に働く。
これらはまさに催眠状態。
ということで、
なんと集中時と休息時の脳の状況は近いってことなんですね!
下手な考え休むに似たりと言いますが、
一生懸命な考えと休むは似たりなんですねぇ。
ただ、心理学の本などを読むと、
ひらめきとは、無意識下ですでに見つけているモノが、
常識や先入観といった
意識上の抑圧がゆるんだとき(リラックスしたとき)、
ふっと意識の上に浮上してくる現象ことってことらしいです。
つまり、意識下ですでに見つけている、
ひらめく以前に、
一生懸命やって
(見つけて)いるという前提が必要と言うことですから、
残念ながら、なんの努力もせず、
風呂に入ったり寝てれば良いアイデアがひらめくかっていうと、
そんなことはないってことですね。

<アルキメデスのエピソード>
ある時、
国王は自分の王冠が
本当に純金製かどうかをアルキメデスに尋ねました。
アルキメデスは丸1日考えましたが分かりません。
ところが、共同浴場に出かけてお風呂に浸かった時、
お湯が溢れるのを見てある考えが閃きました。
王冠と同じ重さの金と銀をそれぞれ水槽に入れて溢れる水の量を計れば、
王冠に混ぜ物が入っているどうかわかるのではないかと考えたのです。
王冠が純金であれば溢れる水は金と同じになり、
銀が混ざっていれば溢れる水はもっと多くなる訳です。
この考えを思いついたアルキメデスは喜びのあまり
「eureka, eureka! エウレーカ見つけた!」と叫び、
着物を着るのも忘れ裸のまま家まで飛んで帰ったそうです。
この出来事により、
浮力の原理である「アルキメデスの原理」が発見されました。


2002/06/12(水)
レビュー

インターネットで知らないアイテムを買うときには、
かなりのリスクをともなう。
前にも書いたけど、
こんなときお試しシステムがあると助かるのだが、
残念ながらそうしたサービスはほとんどない。
もっともお試しのしようがないアイテムもいっぱいあるが。
となると、レビューが頼りとなる。
作り手からのセールストークは役に立たない。
また、雑誌などのレビューも、
作り手といろいろなしがらみがあるようなので、
あまり信用はおけない。
となると、個人のレビューが頼りだ。
しかも姿がはっきりした個人のレビュー。
映画でいうピーコみたいな存在。
匿名のレビューは、思い切ったことが書けると言うよりは、
無責任に書けるという方向にいきがちなので、
あまりよろしくない気がする。
農作物でも、料理でも、
映画でも作り手の「顔」が見えると安心する。
きっと、レビューもそういうことなんだろう。
ただ、例えば、
ぼくの映画の趣味はピーコの映画の趣味と違うので、
いかにピーコが誠意をもって推薦してても、
彼?彼女?の評はぼくには役に立たないというようなことは起こる。
好ききらいは、
十人十色千差万別たで食う虫も好きずきあばたもえくぼなので、
しようがない。
となるといろいろなタイプのレビュアーがいることになる。
そのうちの誰かの感性が自分の感性にフィットするだろうから。
もう一つ全く違ったアプローチも考えられる。
不特定多数のレビューを集めることだ。
一つ一つのレビューの質に差があっても、ある数以上が集まり、
それを受け取る側に、
それら評価を評価する(淘汰圧の)仕組みがあれば、
そのレビュー群の精度はある程度保証されるモノになるらしい。
グールドの「フルハウス 生命の全容」で書かれていることなんかが、
いいヒントになる気がする。
優秀な少数に頼る仕組みより、不特定の多数の力を利用する、
こちらの仕組みのほうがインターネット的かもしれない。
最近では「レビュージャパン」みたいに、
レビューだけのサイトもあるので、こういうところが、
今後どう伸びていくのか興味がある
と、とうとう論文口調がぬけないまま、
最近読んだ本達、今読んでいる本達を紹介。
ここのところ、すごい!って本にあたらないなぁ。
数関係の本を乱読。
乱数、0、無限、素数、暗号、
こういうキーワードに心惹かれているんだけど、
そのどこがいいのか核心をつかめないでいる。
★☆☆ ランダム (数学)
★☆☆ 人間はどこまで耐えられるのか (雑学)
★★☆ 「無限」に魅入られた天才数学者たち (数学)
★☆☆ ゼロの博物誌 (数学)
★★☆ 心と幸福の科学 (心理学)
★★☆ 素数の不思議 (数学)
★☆☆ 私の船長さん (絵本)
★★☆ どこかにいってしまったものたち (アート)
★★★ 暗号解読 (数学)
★☆☆ N.Y.SALAD (絵本)
★★☆ 16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号 (数学)
★☆☆ アリスと旅する不思議な数の物語 (数学)
★★☆ ものぐさ箸やすめ (心理学)
★☆☆ ゲーム理論で解く (数学)


2002/06/11(火)
シリコン脳の考え方

人工知能は、
我々生き物の脳や進化のシステムをまねて設計されることが多い。
いかに我々人間のような高い知性を持たせらえるかが、
人工知能の課題だが、
我々のような高い知性を得ることと、
我々生体の仕組みを再現することは果たしてイコールだろうか?
このことに疑問を持つ学者はあまりいない。
チェスで人間チャンピオンを破ったディープブルーも、
人工知能学者はあまり高く評価はしていない。
なぜなら、
ディープブルーは高度な戦略を生み出す
アルゴリズムを持っているわけではなく、
彼の強さは、過去の勝敗パターンのデータベースの巨大さと、
その中から一番よい戦略を見つけだす速さによるものだからだ。
つまり、コンピュータ的な力業による力なのだ。
これは、生体の知能のあり方とかけ離れている。
故に、人工知能のモデルとしてはあまり評価されていない。
しかし、シリコンでできた脳が、
タンパク質でできた脳と同じアルゴリズムで動く必要があるだろうか?
(脳)細胞間の電気信号の伝わる速度はミリ秒単位である。
それに対して、シリコン脳(CPU)は1秒間に1兆回もの演算を行う。
両者の速度と同時に扱える情報量には、天と地の開きがある。
一方、脳細胞のネットワークは、冗長性に富み、
役割を担っていた細胞が一つや二つ死のうが、
全体としての機能はそこなわれない。
一方、シリコンの脳では、
例え役割を持っていない細胞(ユニット)でも、
ネットワークを構築した後では取り除くことはできない。
途中で破壊でもしようものなら、即座に全体の機能が停止する。
また、生体の脳細胞は、多様な化学反応によって、
複雑な状態変化を産む(特に時間経過に伴う状態遷移)。
こうした状態変化をシリコンの脳が理解できる形に翻訳すること
(関数化すること)は、非常に難しい。
現在の最も完成されたニューラルネットワークモデルでさえ、
そこで使われている関数は、
非常に単純なモノで、
生体の脳細胞の基本的な振る舞いのごく一部しか再現できていない。
こうした両者の根本的な資質の違いを考えると、
シリコンの脳に生体の脳のような働きをマネさせることには、
根本的なムリやムダがあるという気がしてならない。
90年代より息詰まっている
人工知能開発の根元的な問題もここに由来する。
ならば、どうすべきか?
量と速度というシリコンの脳の得意技を駆使した、
生体の知性とはまるっきり違う知性を探すべきだろう。
たしかに、事象の理解には、
フレーム問題と呼ばれるやっかいな問題が存在する。
しかし、この問題も生き物のように
世界を理解させようとしたが故に発生した問題であるのだから、
生き物のそれと全く違う事象の「理解」があれば
、解決するのかもしれない。
では、我々が生き物的でない「理解」のアルゴリズムを
見つけだすことができるのだろうか?
これははなはだ怪しい。
我々は、我々の脳が理解しやすいような「理解」しか
理解できないと考えたほうがよさそうだ。
シリコンの脳にふさわしい考え方は
シリコンの脳自体に考えさせたほうがよさそうだ。
我々の進化は自然界の淘汰圧によって進められてきたが、
彼らは、膨大な量のシミュレーションからそれを産むのかもしれない。
あるいは、個体という概念すら存在しない方法をとるのかもしれない。
ロボットに征服される時代には生きたくないが、
彼らが彼らなりに考えて得た知能(それこそ人工知能だ)が
どんなものか見てみたいものである。

以上は、某所に掲載する予定の原稿でした。
すっかり投函するのを忘れてて、
締め切りをすぎてしまったので(催促してくれればよかったのに)、
ここに掲載します。


2002/06/10(月)
サッカーがらみで、、、

きっと、今日更新されているインターネットの日記には、
ほとんど日本vsロシア戦のことが書かれてることでしょうね。
サッカーにはあんまり興味も知識もないぼくですら、
ず~~~っと見てましたもんね。
ほんでもって「さすがぁ、稲垣」とか
「柳沢のアシストが裏MVPだね」とか
100年前からサッカーファンだったみたいな感じに
語っているんだもん。

今回のチケット騒動で、
JAWOCは、全てバイロン社の手落ちであり、
我々も被害者だみたいなこといってますけどねぇ
、どうもバイロン社が困ったちゃんであることは、
前回の大会でもわかってたみたいだから、
そういう相手がどんなトラブルを起こすか、
そのあたりの危機予測をしてこなかったのは、
明らかに手落ちっすね。
たいがいの場合、
トラブルが発生してからでは手遅れなんであって、
仕事ができるってことは、
起こった後の対応力ではなく、
起こるかもしれないことの予測能力があることなのだ。
と(同じようなミスをしてしまった)自分にイエローカード。

それにしても、
サッカーもWカップ終わったあとどうなっちゃうんだろう。
あんな世界の名品見せられた後でねぇ、Jリーグ?
燃え尽きアンド飽きやぁしないだろうか、心配。
(と思ってたら、糸井さんも「ほぼ日」でそう心配してた)
飽きるで思い出したけど、
みんな飽きるの早いねぇ(笑)。
スターバックスも売り上げを落としているみたいですね。
特に女性は以前に比べて行かなくなっているよう。
その理由がずばり「飽きちゃった」ってことらしい。
スターバックスもユニクロの二の舞になってしまうのか、、、
品質がよくても、値段的にがんばっても、
それだけじゃあダメなんっすねぇ。
きびし~。
両者とも上場して、その資金で店舗を増やした
(んで、手に入りやすくなった)瞬間に、
売り上げが落ちているところを見ると、
手に入りやすさと飽きやすさは、
けっこう密接な関係があるってことなのかしらん。

再びサッカー。
サッカーのプレイ時間は、だいたい90分。
それに比べて野球のプレイ時間は延びる一方で、
3時間くらいかかることも多い。
野球がダメになってきている理由の一つは、
あきらかに、このプレイ時間でしょう。
今日的にはまったりしすぎ。
今世の中で最も不足しているのが時間と言われている。
そのため、食事時間も睡眠時間、
つまり「生きるための時間」でさえも少なくなってきている。
つまり、大げさに言えば、命を危機にさらしてまで、
1日のうちにやりたいこと、
やらなくっちゃいけないことがいっぱいあるということなのだ。
だから、1つのイベントが占有していい時間は、
昔に比べてどんどん短くなってきている。
邦画の興業成績が伸びない理由の一つに、
ハリウッド映画よりも上映時間が長いことをあげている人もいる。
ハリウッド映画は短くなる一方で、
すでに2時間を割る映画も出てきている。
一方、邦画はいまだに、
2時間20分くらいで短くなる傾向にはないらしい。
ハリウッド映画がめざしている上映時間(90分!)と、
サッカーのプレイ時間が同じなのは偶然だろうけど、
どちらも、見る側のテンションがほどよく続く時間である気がする。
1イベント90分が、今日の適正な時間なのかもしれない。
本やゲームなんかも、
従来、ボリュームがある→たくさん時間を必要とする
→時間単価が安くなる→お徳としてきたけど、
必要な時間ってことも、案外大事なことなのかも。

日本vsチュニジア戦は、
14日15:30からってーのは、定例ミーティングの真っ最中だ!
どーしよう(どうしようというのは、
ばっくれる理由をなににするかに対して)。


2002/06/07(金)

USJに行って参りました。
いやあ、案の定徹夜で出発するハメになって、
そんでもって大阪は30度を超える夏日でと、
タフな状況でしたが、おもしろかった。
USJを経験すると、
TDLがいかに緻密でスキがないところか再確認させられる。
マンホールが見えてしまうとか、道路にひびが入っているとか、
拡張作業用の車両が見えてしまうとか、
TDLではありえませんもんね。
ゴミがすぐに消えるのは有名な話だし、
作業員がだるそうに歩く姿にお目にかかることがない。
ホント完全な世界を演出してる。
アトラクションも、絶対に客が不快に感じたり、
過度に驚いたり恐怖を感じたりしないように、
注意深く設計されている。
それに比べると、USJは、いろいろな点でスキが見える。
アトラクションでは、驚いたり、熱かったり、冷たかったり、
臭かったりもする(もちろんほとんどは、楽しい!なんだけど)。
(具体的な話は、まだ行っていない人に悪いから書きません)
こういう場でのアトラクションってーのは、
どこでも安全で無害で安心して油断して
楽しめるモノって思っていたけど、見事に裏切られた。
狙いなのかどうか知らないけど、どのアトラクションにも、
予想をちょっとだけ裏切られる過激さ(毒)があった。
で、ぼくなんかは、TDLの完全に平和で無害な世界より、
USJのちょっと毒っけのある世界の方が好きですね。
かといって、富士急ハイランドみたいに、
「毒」一筋ってのもイマイチ好きじゃないので、
ちょうどいい塩梅でした。
てなことを思っていたら、
NHK教育でおもちゃについて考えるみたいな特番をやってて、
例によって暴力的表現が多いテレビや映画、
それにTVゲームがやり玉にあがってた。
映像(バーチャル)世界での暴力シーンを見たときには、
リアルな暴力シーンでしか反応しない脳の領域が興奮する。
ゆえに、危険。ゆえにそうした映像は有害であるそう。
それに対して、
積み木は安全で創造的な遊びができるからイイといってた。
脳が反応したら、即、行動や判断に結びつくのっかーちゅーの。
ってつっこみはおいておいても、
無毒な世界ばかりじゃあ、つまらない気がする。
子供だから毒に触れないようにとかいう考え方は逆であって、
そうした無菌状態で育てることのほうが、大人になって、
(毒ばっかりの)現実世界に対応できなくなるんじゃないでしょうかね。
ちょうど、アトピーと同じように、現実世界の毒に過剰反応しかねない。
子供のうちから毒にも触れさせなくっちゃ。
アトラクション「バックドラフト」の
最後の演出でひっくり返ってた子供も、
きっとトラウマになることなんかなくって、
あれはあれで、脳の発達には何かしら有益だったことだろう。


2002/06/04(火)
ギコ猫

それにしても、タカラは男を下げたなぁ。
なにがあったかというと、
タカラは、ギコ猫というキャラを商標登録しようとしたのだ。
   ∧ ∧
  (,,゚Д゚)
   |つ つ
 ~  |
  ∪ ∪
 【ギコ猫】
ギコ猫とは、
「2ちゃんねる」で自然発生的に生まれたキャラなので、
誰に著作権があるというものでもない。
そこに目をつけたタカラが、
(それまで全くギコ猫に関与してこなかったのに)
突然「これいただき!」
と商標登録しようとしたのだ(商願2002-19166)。
知らなかったんだけど、
自然発生した(誰も所有権を主張していない)キャラクターは、
誰でも登録が可能らしい。
過去にも、都市伝説として話題になった
「人面犬」はバンダイが1992年6月に出願し,
同9月に登録されているらしい(登録番号第2458375号)。
商標が認められると、
みんなのギコ猫は、その瞬間から、
タカラ以外は使うことができなくなるし、
類似のキャラ(もなーとか)も使ってはいけないことになる。
インターネットの世界は、リナックスに代表されるように、
資産のシェア化が進んでいる。
インターネットの世界で生まれたものは、
誰のものでもないし、誰のものでもある。
みんなで利用し、みんなで育てる。
そんな、今までの社会では起こらなかった、
画期的な文化が生まれようとしている。
こうしたシェア化する社会から、
具体的にどういうビジネスモデルが生まれていくのか、
さっぱりわからないけど、
特許出願や商標登録といった囲い込みによって
儲けようという従来の考え方は、
インターネット界とは相性が悪い気がする。
こうしたインターネット界の善意を無視したタカラは痛いし、
よりによって、「2ちゃんねる」のキャラをぱくろうとしたってあたり、
なんて勇気があるというか、インターネット界をしらなすぎ。
さて、その結果、
当然「2ちゃんねる」の猛烈な攻撃
(
を受けたタカラは、昨日あっさり出願を取り消したのでした。
(すぐにひよるあたりも相当かっこわるいぞ)

ps:
ムームーは、6/5(水)~6/6(木)と
社員旅行に行ってきます。
USJに行くのだ!
このため、連絡が取れにくくなったり、
レスポンスが悪くなったり、ご迷惑をおかけすると思いますが、
どうか、よろしくお願いします。>関係者各位


2002/06/03(月)
朝食を食べるな

曜の朝、寝ようと思ってたら断食、
小食療法で有名な甲田光雄さんがテレビに出ていた。
実は、ぼくが断食道場に行く気になったのも、
彼のインタビュー記事を読んだことがきっかけだった。
そのインタビューの中で、
彼は「もし、何も食べないと動けなくなるようだったら、
先祖たちは(おそらく毎日は獲物を捕れなくって、
常に空きっ腹だったろうから)獲物を追いかけ捕まえられなかった
(つまり絶滅してしまう)ことになってしまう」といっていた。
以前から、
一日三食とか30品目とか朝食は絶対とかいう西洋の栄養学は、
ちょっと疑問に思っていた
(一方、日本型の自然食療法は、
なんだか言ってることが宗教っぽくって、
うさんくさいなぁとも思っていたりしていたけど)ので、
ここは一つ実際に体験して確かめてみようと思った次第です。
んで、日曜の甲田さんの話ですが、
逆説的な話がいっぱい出てきておもしろかった。
例えば、
朝食を食べるなとか(お通じが悪くなるそうだし、
そもそも朝食は生理に反している!)、
1日1300kcalでも大丈夫だとか
(これは基礎代謝カロリー以下)、
タンパク質は、
自分の身体の中で(腸内細菌によって)作れているから
そんなに摂取しなくていいとか、
断食で遺伝子も変わるとか、
病気の際こそ、厳しい減食がいいとか、、、
例えばそれが水であっても、
それに対して感謝していただくたと味が変わる
(おいしくなる)とか、
彼は、それらの説を一つ一つ科学的に説明していた。
ただ、いくらか強引であったり
都合のいい解釈であったりするところもあるので、
100%同意ってわけじゃないけど、
なるほどねぇと思うところも多かった。
っていうか、朝食べない、
(忙しくって)強制半日断食させられるような
日も多いぼくとしては、
それこそ正しいという説はありがたい。
例えば、昔っから、
ポリネシアンの人たちがタロイモしか食べなかったり、
アマゾンの原住民がトウモロコシしか食べないのに、
なんでああ筋肉質になれるのか不思議でしょうがなかった。
1日30品目、
5大栄養素を毎日取らないと病気になるという西洋の栄養学は、
この点をうまく説明できない。
それに対して、
腸内の細菌がタンパク質を作ってくれるってのなら、
なるほどと思う。
確かに牛とか草しか食べないのに、
あれほどのタンパク質作ってる(細菌を食べてる)もんね。
人間だってそういうことが多少できるかもしれない。
だから、西洋の栄養学が必要とするほど、
タンパク質をとらなくてもいいのかもしれない。
また、断食で遺伝子が変わるっていうのは、
やや強引で用語が誤用されているけど、実際に起こっている。
クローン羊のドリーは、
胸腺細胞(もう役割が決まっていて、他の器官にはなれない細胞)
から作られた。
この際、胸腺細胞を万能細胞
(まだどんな器官にでもなれる受精直後の段階のような細胞)
状態に戻さないといけないんだけど、
これは胸腺細胞を非常に栄養が少ない培養液で育てることで実現した。
栄養が少ない培養液、
つまり胸腺細胞に「断食」させることによって、
胸腺細胞の遺伝子のオンオフ状態が0クリアされたのだ。
体細胞でも、環境や生理状態の変化、
化学物質による汚染などによって、
遺伝子のオンオフ状態が変わることも確認されているから、
断食という生理的変化によって、
体細胞の遺伝子のオンオフ状態が変わることは十分に考えられる。
病気の際に、
厳しい減食というショックを与えると
緊急事態用の遺伝子がオンになって、
免疫力や回復力がアップするなんてこともあるかもしれない。
実際、ぼくも断食後では体質が変わったのを実感している。
どっかの細胞で、
なんかの遺伝子(機能)がオンになったかオフになった気がする。
最後に、感謝すると水の味も変わるという話は、
ちょっと宗教めいていて、お世辞にも科学的といえない。
ただ、強い気を持った人が気を当てると、水の味は変わる。
気の話をすると途端にうさんくさくなるけど、
これはボクは実際に体験しているので、
自信がある(ぼくだけじゃなくその場に居合わせた
10人程度の人がみんな経験してる)。
水はH2Oと記述されるが、これは、
水素2個と酸素1個で1つの固まりという意味ではない。
実際には、もっとでかい固まりになる
(ぶどうの房みたいなイメージ)。
H2Oという記述は、
その固まりは、水素2:酸素1の構成ですよと言っているに過ぎない
(こういうことを学校の理科でちゃんと教えないからいけないのだ)。
んで、この固まりが大きいほど、
人間はまずいあるいは硬いと感じる。
気の力で水がおいしくなるというのは、
きっと気の力でこの固まりが細かくされるということなのだろう。
だから、感謝の気持ちに気のような力を重ねられる人は、
同じことが起こるのかもしれない。
となれば、「感謝の気持ちでおいしくなる」てことを、
単純に宗教的な話とかたづけてはいけないのかもしれない。

ps:
前回の記述「1ヶ月で200冊」というのは、
「約1日で200冊(点)」だという指摘を受けました。
修正します。っていうか、ほんま!って感じ。
調べてみたら、

1年でだいたい60万点の新刊と3400種類の雑誌が出てるらしい!




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