人間風車

2004/08/31(火)
今この瞬間の小さな暇

あのマラソンをじゃました男
自称(笑)元(笑)司祭のコーネリウス・ホーランに対して、
ギリシャ政府は早々と有罪判決を出したらしい。
罰は、保護観察処分12ヶ月と40万円の罰金、
3ヶ月の公式スポーツ観戦の禁止らしい。
つまり次の国際マラソン大会はみれるわけだ(笑)。

彼は過去にも同じような事件を起こしてるわけで、
犯罪履歴があるのに、易々入国できたってあたり、
どーなんでしょ、ギリシャの警備。
ほんと、テロがなくってよかったよ。

それはそうと、
よりによってブラジル選手を捕まえるとは。
格闘技ファンなら誰でも知っているけど、
彼らブラジル人の勝敗へのこだわりは半端じゃないです。
きっと、シウバもヒクソンもノゲイラも怒ってます。
とっつかまったら、
ノゲイラにスピニングチョークかけられながら、
ヒクソンの十字で腕を決められた上で、
シウバの膝蹴りをもらうことになるでしょう。

今この瞬間の小さな暇をどーつぶすか?
その瞬間が夜中だったら?
多くの人にとって休日を別にすれば、
平日の「暇」なんて、
細切れで唐突に現れる
エアポケットのようなものである気がする。
それに対応してくれる場所は、コンビニだけかもしれない。
深夜でも空いている遊技場や本屋や映画館もあるけど、
ふらっとでかけられる距離にあるのは、
コンビニくらいのものだ。
場所がコンビニとしたら、
それに対応してくれるコンテンツはなんだろう。
安いこと。
遊ぶに面倒でないこと。
遊ぶに時間をとられないこと。
おもしろさのリスクがないこと。
あまり頭を使わなくてもいいこと。
(むしろリラックスさせてくれること)
そんなところが条件か。
コンビニにある、そんな条件のアイテムとなると、
マンガ、しかも読み切り。
しかも失敗がない過去のヒット作。
てなことになるのだろうか。
実際どのくらい売れているのか知らないけど、
過去のヒット作がまとまった形になった本が
増えているような気がする。
(『北斗の拳』とかつい買っちゃうんだよね)

コンビニからはじかれるアイテム(のカテゴリー)、
それが時代に合っていないアイテムってことかもしれない。

そんなことを思いつつ、
ジュースの歴史とゲームの歴史は同じかもしれないとか思う。
その昔、
ジュースは子供の飲み物なので、
甘くて炭酸が入っていてきれいなだけだった。
子供はそう言うのが好きだ。
子供は健康も栄養も関係ない。
量/値段と甘さだけがすべてだ。
きっと今の子供はそうだろう。
しかし、親としてはやっかいな存在だった。
過剰な甘さは虫歯や肥満の原因になり、
炭酸は食欲をなくし、
人工甘味料や合成着色料は健康を害す。
親が強く買い控えたいと思うようになると、
稼ぎのない子供はどうしようもない。
消費が鈍る。
子供相手に特化した飲み物なので、
大人達へ消費が広がりようもない。
その後どうなったかといえば、
ポカリスエットなどのスポーツドリンクが生まれ、
それまで健康の敵だったジュースが、
健康飲料にイメチェン。
天然果汁は当たり前、
アミノ酸やミネラル、カテキン、カルシウム入りと、
まるでクスリのような有様だ。
そういう飲み物を子供がどー思っているか知らないが、
親も安心して子供に与えられるようになったし、
大人もユーザーになった。

で、ゲーム。
今でもゲームは昔のジュースのポジションにあるような気がする。
子供が楽しめることが前提であり、
健康の敵で、親の心配の種のままだ。
さらにジュースに比べて、
高い、自販機みたいに手軽に手に入らない点が減点される。


2004/08/30(月)
お荷物

「巨人戦はお荷物」
●ジテレビの編成制作局長が27日、
東京・台場の同局で行われた10月期の改編発表で、
「うちは今日明日を含めて(巨人戦が)
3つしか残っていないので、ホッとしているのですが...」
と完全に"お荷物"扱い。
巨人戦は114試合を消化した26日現在、
全局平均12.7%と史上最低。

なんか、むかつくなぁ●ジテレビ。
そりゃ、野球自体にも問題ありますよ。
でも、
じゃあおまえらは何か協力したのか。
ただ、中継しているだけで、
10%の視聴率がいただけるんだから、
文句言うんじゃありませんっていいたい。
高い放映料を巡っての先制のジャブって感じだけど、
高い放映料=巨人の力は落ちること必至だね。

それはそうと野球。
『ワンダフルライフ』の著者グールドが
フルハウス』という本の中で、
野球は近代スポーツで
もっともルールが変わっていないスポーツなので、
過去の記録が統計として使いやすいと書いている。
ま、そのくらい古いルールであるわけで、
(よく言えば完成されてる?)
現代のテンポや価値観と合わなくなってきているってのが
大きな問題であり、
さらに、主人公達(=選手)側が、
その古いルールを守っていきたいと思っており、
革新系が「選手ごときが」系で脳がないってところが、
問題をさらにやっかいにしてる。

男子ハンマー投げのアヌス選手(なんど聞いてもこう聞こえる)の
ドーピング問題で日本が騒いでいるのをいるとちょっと悲しくなる。
たしかに、ドーピングは問題だろうけど、
騒いでいるのが、「失格になれば室伏が金になる」ってところだから、
卑しいというか、そんなんで金になってうれしいかっていうか、
誰かが言っていたように、
「ホント、日本人はメダル基地外だと思う。」
ルール上、ちゃんと室伏が金に繰り上げになるべきだと思うけど、
それで室伏の価値が変わるわけじゃない。
銀で十分、彼の価値は証明されてる。

なあんて書いていたら、
目の前で男子マラソンランナーが
お持ち帰りされそうになってる。
女子マラソンのときから、観客が道を横切る姿が見られて、
あぶなっかしいなぁと思ってたけど、
まさか、こんなことが起こるなんて。
選手がかわいそうすぎる。

いい意味でも悪い意味でも、
いろいろ劇的な瞬間が見られたオリンピックだった。


2004/08/27(金)
頭がウオンウオン言ってる

訳があって、どーしても今日中に
5冊の本を読まないといけないということで、
起きてから(といっても昼過ぎ)、
夜中までぶっ続けで読みましたですよ。
科学本なので読みやすいってのはあるけど、
(意外な展開があったり、込み入った人間関係があったり、
涙腺を刺激されることがないから)
さすがに頭がウオンウオン言ってるです。
きっと、シウバにボコボコにされた近藤って、
こんな気分なんだろうなぁと思ったりしました。

その訳ってのは今作っているゲームのためなんですが、
どういう訳かはまだお話しできない状況です。
ああ、この努力が受け入れられるといいけど、、、

しつこく、オリンピックの野球の話。
対オーストラリア戦では、
オーストラリアというか阪神の投手ウイリアムスが
シーズン以上の好投を見せた。
急激にウイリアムスの評価が高まってるらしい。
つまり彼にとっては、
来年の阪神への残留のための
大事なプレゼンテーションだったわけだ。
うかつだった。
そりゃあ、がんばるはずだ(笑)
阪神は井川も今岡も出さず?
代わりにウイリアムスが活躍したわけで、、、
やってくれたなぁという感じだ(笑)
それはそうと、
日本敗戦は、監督経験がない中畑の凡采じゃなく、
控えの選手がいない(非力な)ため動けなかった
という同情票があるくらいだから、
(それでも打線をいじるなど策を練るべきだったと思うが)
1チームから2人ずつという選抜方法
(わかりやすいっちゃーわかりやすいけど)は、
考え直すべきじゃないだろうか。
4年に1度のことなんだし、
(準備を入れても)たかが1ヶ月程度のことなんだから、
台湾のように国内戦を中断してでも、
最高の選手を出してほしかった。

それはそうと、
金の報奨金って300万円なんですって?
それはあんまりだと思う。
せめて、
4年間お金のことを気にせず練習に打ち込めるくらいの
ご褒美は出してあげるべきだ。
メダルが36個でしたっけ?
1人5000万円としても、
いざとなれば、
1家庭100円の寄付でもまかなえるわけだ。
お金が出せないなら、
住民税免除、焼き肉食べ放題、JR乗り放題、
駐車違反1回免除、
キャッシュディスペンサー先頭に並べる権利、
衆議院選無条件出馬権利など、
特権をあたえるとかしてほしい。
たぶん、
国民栄誉賞なんてうれしくないと思うよ。


2004/08/25(水)
負けてしまったぁ

ああ、日本野球が負けてしまった。
勝ってほしかった。
日本だからじゃなく、野球だからじゃなく、
プロだから勝ってほしかった。
がんばったとかいい試合とかじゃなくって、
勝ってほしかった。
勝てなかったなら、印象に残る試合をしてほしかった。
プロだからどちらかをプレゼントしてほしかった。
プロが尊敬されるのは、絶対的な強さだ。
将棋でアマがプロに勝てることは100%ない。
そういう絶対的な強さに畏敬の念を覚えるのだ。
9回のジョージマのバント姿なんて見たくなかったよお。

なんてね、
自分のことを棚の上の上に置かせてもらって、
そう思うのでした。
そういえば、自分は何のプロなんだろう。
何なら負けないのだろう?
何なら秀でているのだろう?
ああ、何もないじゃないか!

今度のオリンピックで、
レスリングや柔道、体操、水泳を始めようとか
好きになったとかいう人はいっぱいいるだろうけど、
野球はいるだろうか。
あの長~~いプレイ時間や
メリハリのない展開などは、
野球を始めて見る人たちにどう映っただろう。
野球はいいプレゼンテーションができたのだろうか。

今回の惨敗と、
ナベツネ、長島崩御や、
1リーグ制をめぐるゴタゴタなど
今年は、野球の歴史にとって象徴的な1年になった気がする。


2004/08/24(火)
心の栄養

えっとえっと今日は、金2銀2銅2?
まあまあか。
って、なんかすっかりインフレしてきちゃったぞお。
うれしい錯覚。
それにしても、
団長二人とも金とれず。
僕らが予想している以上の風圧なんだろうなぁ。

体操のMハム、Pハム兄弟。
丸大ハムとプリマハム?
ハム兄弟。ハム双生児(ソーセイジ)。

女子レスリングの「残念感」って
どこかで味わったことがあるなぁと思ったら、
過去の柔道だ。
1つの国が目立つと審判員の中に
妙な「バランス感覚」が生まれ、
不可解な判定になることがある。
過去の柔道もそういう判定にずいぶんと泣いた。
今年の柔道の「偉業」の1つは、
1本勝ちでが多かったことだ。
つまり判定でケチがつかないような柔道だったわけだ。
ルールの改正がそういう柔道に有利にだったこともあるけど、
そういう柔道じゃないと泣くことになるってことを
さんざん味わされてきてた結果でもある。
そういう意味では、
女子レスリングも次からってことだろう。
(それでもすげー結果だけど)

今ではお菓子でもジュースでも
「栄養」や「健康」とは無縁でいられない。
虫歯にいいガムと甘いだけのガム、
同じくらいの味と値段ならどっちを買うか決まっている。
お菓子=子供のものという時代でもないし、
子供がそういうのを欲しなくても、
そういうことに関心がなくても
大蔵大臣(古い?)がどう思うかだ。
ゲームもひょっとしたらもう、
脳の「健康」と「栄養」と無関係でいられないのかもしれない。
エディユテーメントという言葉はきらいだし、
エンターテインメントが直、
普段の生活に役に立つっていのもどーも気色悪いが、
映画や小説がくれる「心の栄養」みたいなものでいいから、
自分に何かしらプラスになる感じになるべきなのかもしれない。
本大好き、映画大好き、スポーツ大好き。
に対してゲーム大好きが今ひとつ言いにくいとしたら、
その後ろめたさの部分に何か欠点があるってことだろう。

『頭がよくなる×××』なんて売れたらアカンと思いつつ、
そう思うのでした。


2004/08/23(月)
オリンピック三昧

オリンピック三昧の一週間が終わった。
今回のすごいメダルラッシュをリアルタイムで
体感できたのはホントよかった。
ただ、自分的にはほぼオリンピックは終わりなので、
仕事関係者のみなさま、ご安心ください。

期待の重さに押しつぶされるってどんな感じなんだろう。
そういやあ、今までの人生で、
親からも他人から
そういう期待をかけられたなんて経験がない。
誰かに追われる重圧ってどんな感じなんだろう。
そういやあ、誰かに追われる、
つまり誰かの前に立つなんてのも経験ないや。
そういう感じを味わうことは、
それを乗り越えようと
それに押しつぶされようが、
すごく貴重な経験になるんだろうから、
オリンピックで成功した人も失敗した人も
うらやましくて仕方がない。

中年の星(といってもおれより年下、、、)の
アーチェリーの山本もスゴイなぁと思ったら、
テニス女子ダブルスでは、ナブラチロアが出てた。
すげー。

それにしても、女子飛び込みの美女率が非常に高い。
眠い思いをしながら観戦してた自分へのご褒美?
(なんたって、朝の6時30分なんだもの)


2004/08/20(金)
やめない限り

井上のことはあえて語らないとして、
阿武(なんでこれで、あんの、と読むの?)の
2回連続初戦敗戦の後の金とか、
アーチェリーの山本の20年ぶりの銀とか、
なんでもそうなんだろうけど、
ケンカと同じで、
やめない限り負けじゃねーんですね。
負けても負けても勝つまでやれば勝ちってことっすね。
そういうシンプルな理屈で
生きていけるようになりたいものです。

うち(ムームーもソフトの売り上げで言えば、
負け続けもいいところで、
しょっちゅう、今作っているゲームで、
もう足を洗おうという考えが心をよぎるけど、
「やめます」と言わない限り負けじゃない。
ってことでもう少しがんばってみようか。
4年だけがんばれると、
またオリンピックで勇気づけられるので、
そのくらい持つテンションを何かで得なければ。

ps:
鈴木~~~がんばれっ


2004/08/19(木)
Live

うまく理由は言えないけど、
スポーツの観戦はliveじゃないといけないと思っている。
同じ時間を共有しているというか、
彼らのがんばっている時間と自分の時間を
常に照らし合わせてるってのが、
大切というか楽しいというか。
だから眠かろうとやばかろうと見る。
金のシルクハットをかぶって応援席にいるじじいのように、
少しはしゃぎすぎだ。
録画のために買った『すご録』
の160GBは意味ない
じゃん。
と思われようが思われまいが、
これからも、同時性にこだわっていきたいと思います。

できれば、時間だけでなく空間も共有すべきだ。
よく
「プライドなんか行っても遠くてよく見えないでしょ。」
と言われる。
たしかに、安席は遠いので選手なんてアリのけんかくらいにしか見えない。
でも、同じ空間にいる。同じ酸素をすっている。
ってことが大切であり感動なんだなぁ。

ネットワークゲームにはまる人ってのも、
きっとそのあたりにはまるんだろうな。

というわけで、
おかげで仕事の集中力はすごいです。
0時5分柔道90kg級決勝終了で、
次は1時25分から200m平泳ぎ決勝。
「森川、残り5分。できるか、終わるか」
「いいですよお、積極的に攻めてますよ」
とアナウンサーと解説の応援(幻聴)をいただき、
間の1時間、そりゃー集中しますとも。


2004/08/17(火)
9.850

吊り輪の着地に失敗して、
足を一歩出してしまった選手をみて、
解説"ちょっと出してしまいましたね"
アナウンサー"ほんの少しです"
なんか、いやらしくない?

なあんて書いていたら、
いやあ、今日本男子体操が金をとったですよ!
すごかったぁ。
やっぱり、眠くても仕事ができなくても、
それで今日のmtgがやばいぞってなっても、
こういうのはリアルタイムで経験しなくっちゃね。

谷、野村から始まって、あいちゃん、北島と、
毎日毎日、
こんなすばらしいもん、
タダで見せてもらっていいんだろうか。
どうかぼくの受信料は彼らに渡してください>NHK

それにしても、団体戦は怖い、イヤだ。
もし自分が鉄棒から落ちたらメダルがこぼれる、
なんて状態で平常心でいられるわけがない。
ルーマニアの鉄棒とか、誰が責められるだろう。
サッカーのPKもイヤだ。
きっとからぶりするとおもう。
彼らはどういう心臓しているんだろう。

オリンピックはテレビで見られることが前提になっている。
いつの大会だったか、どの競技だったか忘れたけど、
大口スポンサーのアメリカの都合で、
試合開始が夜中になったこともある。
テレビ受けがいいようにルールも変更される。
飽きないように、わかりやすいように、
短く単純にテンポいいようにルールが改変される。
そういう意味で言うと、
なんと野球のテレビ的でないことか。
普段ナイターを見ているときはあまり感じなかったけど、
こうしてオリンピックの中で野球を見ていると、
かったるくてしようがない。
昨日のオランダ戦なんて4時間ですよ、4時間。
マラソンだって2時間で終わるというのに、
100m走なんて10秒で終わるというのに。

野球人気回復のためには、合併や1リーグ制云々より、
テレビ受けするようにルールの改正を考えるほうが
いいような気がする。
たとえば、
ソフトボールの延長は、ノーアウト2塁から始めるけど、
そのくらい大胆な変更もアリじゃないかな。


2004/08/16(月)
お盆明け

世間ではお盆明けであるけど、
こちらは締め切り日なわけです。
つまりお盆中でなんとかしろと。
しましたよ、そりゃあ。
でも大変でした。
仕事がじゃないです。
いや仕事だけじゃないです。
そうです。オリンピックです。
特に前半は柔道が山場なのでヤバイのです。
夜中も何かしらやっているというのもヤバイです。
メニューのキーアサインが間違っているのを修正なんて、
メダルをかけて戦っていることに比べたら、
なんて小さいことか!
大事の前の少事。
マウスを(テレビの)コントローラーに持ち替えよ!
さあ、応援にいかんかい。
という声が聞こえてきて、気がついたらテレビの前に。
この調子でこの一週間も相当の遅延が見込まれますが、
腹を決めて、どしどし謝っていこうと思っています。

そんなお盆中にナベツネがやめてしまった。
これは困ったことになったぞ。
ナベツネ出席のセパオーナー会議で、
「1リーグ制反対」といえなかった
ヘタレオーナー達にこの混乱を収める器量があるとは思えない。
なんでもかんでもナベツネが悪い。
そう言えるスケープゴートがいなくなったのもまずい。

いやあ、谷と野村は異常にスゴイ。
10年以上世界のトップなんて、ありえない。
内柴はねぇ、60kg級から変えてホントよかったです。
減量がうまくいかない、野村がいる。ってことで
階級をあげたら、いきなりのオリンピックでいきなりの金。
人生、何がチャンスになるかわかったもんじゃない。

日本の奇跡であり悲劇は、
柔道初日に天才2人が出場してメダルを取ってしまうことだ。
オリンピック開始2日目にして
男女で日本が金3銀1ゲットは目立つ。
これからの日本柔道への判定は一気に厳しくなる。
厳しくなるというよりは、不条理になる。
井上こうせーあたりはいけるとして、
鈴木とかが不幸な目に遭いそうで気がかりだ。


2004/08/11(水)
今日のお仕事

Yの真実
そういやあ、
なんで人間の半分がオスである必要があるんだろう。
数字的には、1人の男性の1回の射精で、
全日本の女性を妊娠させられるというのに。
(1回の射精で1億の精子が出動する)
それは、性決定遺伝子がY染色体上にあるから、
確率的に1/2になるのじゃっていうのはわかるんだけど、
他の遺伝子同様、優勢劣勢の判定で、
たとえば、
AAならオス、Aa、aaならメスということでもよかったはずだ。
(実際、性決定遺伝子を他の染色体に移し替えてもうまく発現する)
これなら、オス1:メス3の割合になる。
オスとメスの個体数が1:1であるのは世の常ではなく、
メスが圧倒的に多いもの、
ある一時期だけオスが生まれるもの、
あるいはある条件でメスがオスになるものなど、
いろいろなタイプがあり、
精子の数も1回100程度というものまでいる。
(上は30億なんてのもあるんだけど)
と考えると、
なんで人間の半分がオスである必要があるのか、
わからなくなる。
一夫一婦制だから1:1なのではってのは逆で、
1:1なので一夫一婦制にしたと考える方が正しそうだ。

今日もまた会社に入らないまま、
フレッシュネス→ジョナサン→モス→ジョナサンで、
延々と本を読む。
と書くと、
おそらく世界で2人くらいが
「まだそんな段階かい!」
と怒ったり嘆いたりするでしょうけど、
ちょっと正確に読み直さないといけない事情が
発生したのでありました。
(なんで俺がっていう思いも抱きながら)

ここ10年くらいで、
(性行動をDNAレベルで調べることができるようになり)
動物の性行動の理解に大きな発見があったということは、
逆に言えば、
まだしっかりとした定説として

落ち着いていないということでもある。
仮説の域をでないものも少なくない。
仮説は仮説でいいのだけど、
少なくても科学的な考察が背景にあっての
仮説であってほしいのだけど、
残念ながら、
パルプ雑誌から抜き出したような「ネタ」を
背景にたてられた仮説もある。
研究が本職の科学者が書いた本は、
彼の仕事への愛と責任と保身のために、
そうしたいい加減な「ネタ」を
取り扱うことはない(と思う)が、
執筆業をメインにしていこうと思われる研究者には、
読者サービスおよび営業的観点から、
少し筆が滑ってしまうことが多い。
ライアル・ワトソンやカール・セイガンしかり)
しかし、そういう「ネタ」も彼らのすばらしい文書力により
我々一般人には、科学的な「真実」との違いを見極めるのは
とても難しいものになっている。
おまけに(というか当たり前なんだけど)、
そういう「ネタ」のほうが断然おもしろいのだ。

自分が科学ネタを扱うとき、
基本的には、
「素人なので厳密に正確でなくてもいい」ことを
最大のアドバンテージと考えているけど、
そうはいっても、
仮説だとしても、ある程度の科学的な根拠がある。
くらいの保証があるネタだけを紹介したい。
てなくらいは死守したいと思っている。

というわけで、今まで読んだ本の中で、
ある本では「真実」として紹介されている話が、
ある本では「まったく科学的な根拠がない」と
指摘されているネタがいくつかあるので、
そこらあたりを比較検討しているわけだ。
(だから、なんでおれが、、、という思いもわいてくるわけ)
科学書では、同じネタが扱われていることが多いので、
ある意味比較しやすい。

科学的な知識が足りないので、
そちら方面からのジャッジはできないので、
1つは、原本が書かれた年代、
1つは、著者の肩書き、
もう一つは、本がターゲットとしているだろう読者層、
そういう情報からあれこれ独断で査定しながら、
シロクロつけているわけだ。
(従って、間違っている可能性も大いにある)


2004/08/10(火)
今日のお仕事

先生と生徒の恋愛は、
プラトニックなら問題ないが、キス(以上)はダメ。
by岡山県教育委員会

っていうことじゃないだろう。
恋愛を接触型と非接触型に分けるっていう
センスを非難するよりも、
商品に手をつけちゃダメと非難したい。
生徒(商品)には、平等に教育を受ける権利がある。
授業の妨害がいけないのと同様に、
偏った関係が、その平等を脅かす可能性がある以上、
それは契約違反といえる。

それにしてもずいぶんと日が短くなった。
もう朝の4時半だけどまだ薄暗い。
相変わらず夏まっさかりなのに、
地球の公転だけは正確なのね。
今日は、昼間ちょこちょこ仕様をなおした後は、
置き去りにしておいた本仕事に没頭。
(っていっても、ずっと本を読んでただけだけど)
今度のテーマは「性行動」。
1990年以降、DNAのマーキングや複製、
遺伝子ノックアウト技術など、バイオ技術の進歩で、
それまで主に、肉眼の観察に頼ってきた
動物とくに昆虫の性行動の研究は、
飛躍的に進歩して、
ここ数年はそこらあたりの成果が一般書として出回りだした。
ので、読んでいておもしろい、おもしろい。
本の形態は、『テロメアの帽子』と同じようなスタイルで、
そうした自然界のすばらしい仕組みを
たとえ話形式で紹介していくつもりなので、
きっと、90年以降の一連の発見に一緒に驚いてもらえると思う。
ただ、
ここ10年以上の性行動に関する基本的な考え方が、
性行動はメス(人間を含む)の乱交性によって
支配されているという「発見」がベースになっているので、
女性陣にはちょっと「違和感を感じる」話になるかもしれない。

そういうたとえ話をすることがクリエイティブかどうか、
っていうか自分の理想とするクリエイティブな作業かどうかは、
少しひっかかるところもあるんだけど、
そういうたとえ話をするのが好き、
ある意味得意だし、これといった先例もない作業なので、
まあ、よしとするかって感じだ。


2004/08/09(月)
もろもろ

前々から酸素には興味があった。
酸素バーや酸素発生器にも興味があったが、
どーも今ひとつ大仰で、そこまでして、、、
と踏みとどまっていたのでしたが。
今日「あるある」で酸素がたっぷり入った水
というのみてしまったので、つい買ってしまいました。
「バランスデイトウォータ」
例によって通販ワンクリック系でまだ届いていないので、
どんな味なのか、
ほんとに頭がさえたり(元々悪いけど)、
運動の疲れがとれたり(運動しないけど)、
二日酔いしなかったり(飲めないけど)、
目がよく見えたり、ダイエットできたり
できるんだろうか。楽しみ。

リアリティーとは写実的だと思われがちだけど、
そうでないほうがリアリティーがある場合がある。
あるいは、鮮明でない写実ってのがあるというべきか。
「偽ビデオ」

ネットに流れる映像は画質が悪いからこそリアリテ?がある。
画質が悪くていいのなら、だれでもねつ造できる。
インターネットさえあれば、だれでも世界に流せる。
っていうか、画像のリアリティーなんてのは、
背景の物語のリアリティーに比べたらいかに比重が小さいかだ。
あるいは9.11以来、
われわれはどんな映像であろうと、
ノン・フィクションとして受け入れてしまうように
なってしまっている。

もし、ビデオ・ゲームという遊びが、
生まれた最初から、
今のように複雑で時間がかかる遊びだったら、
こんなに流行っただろうか?
もう一度、ゲームをやらなくなった人に
戻って来てもらいたいと願うなら、
もう一度、ビデオ・ゲームが生まれた頃の「簡単さ」に
もどるべきなのかもしれない。

時代はいつもないものねだりなのだっていう側面もある。
純愛もゲームも同じなはずだ。


2004/08/06(金)
幸運を招く姓名

またカップ焼きそばに粉末ソースを入れた後、
お湯を入れてしまった。
捨てるのもなんだし、と薄いソース味のお湯を捨てた後、
ウスターソースをかけてみたりするんだけど、
これがおいしくないんだよねぇ。不思議なくらい。
すべてが人工の世界なので、
ソースも人工じゃないと合わないようだ。
それにしても、
カップラーメンと同じ作業手順にしてもらわんと、かなわんよ。

今日の仕事。
昼間は例によってアイデア練り。
小さなアイデアたちのパッキングのアイデアが出た。
出たには出た。
が、ラジカルというか地味というか大人げないというか、
子供にも女性にも受けなさそうな、
つまりパブリッシャーに受けなさそうなパッキングだ。
僕的にはOKなんだけどなぁ、、、
こういうとき、
シークレットな消費者チェックとかしてくれる
組織があるといいんだけどと思う。
どこも必要だと思うから、
パブリッシャーが
共同でそういう機構を作ってもらいたいもんだ。
(ま、そういうところで査定されたらされたで、
また文句言うんだろうけどね>おれ)

夕方からはまだプロジェクトともお仕事とも
呼べないレベルの仕事のブレストが夜まで続く。
気の知れた仲間とおもしろくなりそうなネタなので、
なんとか仕事ってところまで育ってほしいのだが、
この業界、おもしろい仕事ほどつぶれるという
マーフィーの法則があるので、祈るような気持ちだ。
家に帰って、
追加キャラのデザインとまたまた仕様の修正。
プロジェクトAでは50体以上のキャラが出てくるので、
デザインするのも難儀だ。
それに、
(これはよく驚かれるんだけど)
どっちかというと、
キャラのデザインはそう好きな作業じゃない。
(結局自分でデザインすることが多いんだけど)

仕様が修正になってまたまたウインドウの構成も修正。
ウインドウのメニューなんて、
最後の最後まで
修正が入ることがあらかじめわかっているくせに、
プログラムの事情から早い段階から必要。
単純作業なのに、作業量は膨大。
と、やっかいでおもしろくない作業だ。
どのゲームだってメニューは必要だし、その機能は似ている。
なのに、相変わらず、
各ゲームごとで個別に同じような作業をしないといけない。
もっとツールを充実するとか、プログラムをシェアするとか、
そういうゲーム業界全体ので合理化をだれかやってほしい。

幸運を招く姓名の配列表だって。
姓名の画数が、奇数なら○、偶数なら●とすると、
以下の配列なら幸運らしいです。

2文字の場合
●○、○●
3文字の場合
●○○、○○●、○●●、●●○
4文字の場合
○●○●、●○●○、●○●●、
○●○○、○○●○、●●○●
5文字の場合
●○○●○、○●●○●、○●○●●、●○●○○、
●●●○●、○○●○●、●●○●○

僕は●○●●で幸運ってことらしい。
ちなみに、
5文字までの姓名で幸運な配列になる可能性は、32.76%。


2004/08/05(木)
今日のお仕事

今日は、
暑中見舞いという名の催促メールがきたので、
プロジェクトBの企画を考える。
相変わらず小さなアイデアが並行的にでるだけ。
一時的なマイブームなのか、
そういうのしか受け付けない体質になっちまったのか、、、
ともかく、ピン立ちできないこれらのアイデアを
どうにかパッケージしないといけないのだが、
いいアイデアが浮かばない。
が、こんなときこそ、
理屈や力でまとめるな、だ。
ということで、
暑中見舞いの返事はもう少し後になりそう。
その後、
キャラのモーションのチェックの続きをして、
残っていたアイテムのデザインを決めてグラフィックを発注。
仕様のバグをなおして仕様書を書き直し、
それにともないウインドウの内容が変わったので、
ウインドウのグラフィック素材を作って、
そのレイアウトの指示書をつくる。
って感じで、
あっという間に朝の5時。
あっという間に8月。
あっという間にお盆。
あっという間にオリンピック。

MIXIにバカネコへの感謝のメッセージを書いた。

バカネコに感謝している。
いっぱい毛をまきちらしてくれるので、
ちゃんと掃除をするようになった
(花粉症になったので)。
引き戸の間とかに毛玉も吐いてくれるので、
普段掃除をしなところも掃除できるようになったし、
よだれを垂れ流しながら寝てくれるので、
モップかけもちゃんとするようになったし、
洗濯物の上に乗ってくれるので、
すぐにたたむようになったし、
新聞や本の上に乗ってくれるので、
床にねそべって読書しなくなったし、
すぐ寒がってくれるので、
暖房費をたくさん使えるようになった。
大食らい(1日4、5缶)なので、
一生懸命働かなくっちゃと思うようになったし、
小物はすべてベッドの下やチェストの下のような
手の届かないところにしまってくれるので、
小物をおかないようになったし、
テーブルの上の飲みかけのコップは床に捨ててくれるので、
すぐに台所にもっていくようになったし、
加工乳は飲んでくれないので、
成分無調整の低温殺菌牛乳を飲むようになったし、
庭のハーブにスプレーしてくれるので、
つみ取る必要がなくなったし、
網戸で爪研ぎをしてくれるので、
蚊が自由に入ってこれるようになったし、
おなかが減ると耳かじって起こしてくれるので、
目覚まし時計がいらない。
感謝、感謝


2004/08/03(火)
運を受け入れる力

サッカーのバーレーン戦なんかをみてい
ると、こりゃ、誰だってサッカー好きになっちゃうよねって思う。
それにしても、あきらめないことは大切だなぁと
武田鉄也みたいなことを言ってみる。
運は、だれのところにでもやってくるけど、
そのとき、それを受け入れる用意(信じる)がないと、
うまくキャッチできないってことなんだろうなぁ。
それにしても決勝の相手は中国、、、
よくやくあのブーイングも正当的に聞こえるわけだ。

それに引き替え、野球は例によってお寒い限り。
長島がアテネにいけなくなって、これもまた衰退の象徴かと思ってしまう。
こうなったら、この紛争を逆に商売に利用してほしい。
そのあたりプロレスはうまい。
プロレス的に言えば、
今回の巨人阪神、あるいは巨人vsセリーグの遺恨は、
非常においしい「アングル」ということになる。
藪と清原の遺恨をかぶせてもいいし、
巨人びいきの審判を入れる(もう入ってるか!)のもいい。
やりたい放題の悪の球団巨人が、最後に弱小広島に破れ、
ナベツネは責任を問われ網走支所に左遷、、、
ああ、書いててイヤになりました。

気まぐれに今日やった仕事。
プロジェクトA定例mtg。
延々4時間。
その後、グラフィックの残作業の確認mtg。
家に帰って、
追加キャラ3体のデザインとキャラ用のテクスチャーの作成。
あがってきたメインキャラのモーションのチェック。


2004/08/02(月)
あきらめないことも大切

ジーコ・ジャパン軌跡の勝利
本試合は、なんかみんな体重そうでつまらなかったけど、
あのPK戦はすごかった。
あれがマンガだったら、絶対にボツになるストーリーだ。
「相手が連続4つはずして、
奇跡の逆転勝利だぁ?でなおしてこいーい!」の世界だ。
いやあ、世界一あきらめの早い自分も、
この日ばかりは、あきらめないことも大切とちょと思った。
なんかサッカーの自分内好感度がまた上がってしまった。
それに引き替え野球は、、、。

7時間睡眠が一番長生きするんだ。
どういうわけだか、
ぼくは6時間か8時間じゃないとダメなので、
平均7時間ってことで、ひとつよろしくです>神様。
睡眠時間が4時間以下の人は
1.5倍以上死亡率が高いみたいだけど、
そりゃ、睡眠時間のせいなのかな。
3時間も毎日余分に起きていれば(=活動していれば)、
それだけ死ぬ危険も増えるってこともあるかもしれない。
寝過ぎは、脳内栄養失調を起こすのが原因らしい。

「ぷよぷよ」みたいなパズルゲーのキャラ(玉)が、
「ライフゲーム」のように、
自律的に数と種類と居場所を変える。
例えば落ちる速度とか出現数、同種の隣接距離、
そういうのがDNAとしてマッピングされてて、
プレイヤーが消す毎に、
淘汰圧がかけられ、
突然変異と交配をくりかえし、
消されなかった種(玉の色)が生き残っていく。
難易度はプレイヤーのプレイによって決まっていく。
そういうパズルゲームはどうだろう?
おもしろいのかなぁ?
できるのかなぁ?
こういう集団の自律生成系っていうのは、
頭の中でシミュレーションしにくくっていけない。




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