人間風車

2004/11/30(火)
もろもろ

立て続けに励ましのメールをいただいて感謝感謝。
(励ましのメールにもお怒りのメールにも
質問のメールにも、基本的には個別にご返事しないで
失礼しておりますこと、失礼いたしますです。
でも、ちゃんと読まさせていただいております)

DSを出しているN社のMさん(っていったら、バレバレか)が、
ファミ通のインタビューで
DSじゃあ、ゲーム以外のものも出てもいいんじゃないか
みたいなことをおっしゃってた。
ちゃんとスクラップ(人質)にしておかないと!w
今度会ったら「DSで絵本出させてくれ」と頼もう。

プライベート・ライアン 第二次世界大戦の真実
を買った。
これには『プライベート・ライアン』の
メイキングが入っているんですが、
スピルバーグ監督の決断の早さには驚かされる。
どの場面でも的確に即断できる。
どうやら編集後の完成画面が彼の頭の中にはあるようだ。
的確な指示と判断。
それを着実にこなすスタッフ。
早ければいいってもんじゃないけど、
早くないと見えてこないこともある。
よく将棋のプロが言ってることだけど、
たいがいは
「一番最初に浮かんだアイデアが一番イイアイデアなのだ」
時間をかければかけるほど、
2番手以降のアイデアが浮かんできて、
プライオリティーがわからなくなったり、
雑念でアイデアのフォーカスがぼけてしまったりする。
そうなる前に、結実する必要がある。
早い決断(リーダー)も早い実現力(スタッフ)の両方が必要だ。

さてさて、
今日は一日マップに木を生やしたり
草を植えたりする作業になりそう。
この作業は結構楽しい。
そういうエディターまでゲーム内に組み込みたいくらいだ。


2004/11/29(月)
Pが欲しい

4時近くまで寝てて、ちょっと外出して
また朝の1時まで寝ちゃってと、
なんでこー眠いんだろうと思ったら、
どーやら風邪気味のようだ。
こういう時期にちゃんと寝れる時間があると、
たいがいは風邪はひどくならないので、
月曜昼イチでのデータアップの約束を
思い出さないふりしてまた寝ることにしよう。
(と、なにげにここに弁解しておく)

ふと思った。
最近、テレビの深夜放送もすっかり興味がなくなってしまったが、
深夜番組がおもしろくなくなったのではなくって、
ひょっとしたら、
深夜番組の楽しみ方に慣れてしまったので、
つまらなく感じているのではと。
「すべてのことは一生懸命さに比例して飽きるものだ」
は心理学の有名な説だけど、
質が落ちなくても、
そこに変化がなければ飽きられてしまうものなのだ。
ゲームも全く同じのはずだ。

なにかと大変だった先週のプレゼンだったけど、
唯一ありがたかったのは、
プロデューサーが同席してくれたことだ。
自分のことを気に入ってくれて、信頼してくれる人が
隣にいてくれるのはありがたいし、心強い。
よく考えたら、
今まででもこういうタイトなプレゼンは何度もあったけど、
そのときはいつも自分一人だった。
いつも四面楚歌、孤軍奮闘、背水の陣だった。

企画を考えて企画書を作ってアポイントをとって
プレゼンして制作条件をまとめて契約して、
制作が始まれば一スタッフとしての作業に加え、
スタッフの調整とプロジェクト進行中の財布の管理と
プロモーションの打ち合わせも全部一人でやってきたけど、
作業量どーのこーのというより、
これらの作業の多くはクリエイティブな作業と
いろいろ矛盾する作業なので、
本来は別の人が請け負うべき仕事だ。

クリエイターの中には、
すばらしく自分のプロデュースがうまい人がいるが、
たいがいのクリエイターはそれらが下手だし興味がない。
だいたいは自己矛盾に陥るのが落ちだ。
だから、大概の場合は、
商業ベースでいい仕事をしようとしたときには、
いいクリエイターはいいプロデューサーと巡り会わないとダメだ。
ジブリを見ていても、ポケモンを見ていても、
ホンダやソニーを見てても
いいプロデューサーは外の人でも中の人でもイイが、
二人が恋愛関係に近いくらいの感情を持っていないと
うまくいかないだろう。
つまり、ビジネス的な接点を探すとかいうことより、
いいプロデューサーをほれされるくらいの
いいクリエイターであることが大切ってことで、
よーは、自分を磨けってことですな>おれ。

う~む、恋人募集のような気持ちでプロデューサー募集。


2004/11/26(金)

うう~~っと落ち込んでいるヒマもなく、
昼間は佳境のプロジェクトのプログラマーの質問攻めにあい、
夜中はずっと新しい本の校正作業で、
あっという間に1日が終わり、
あっという間に今週が終わり、
あっという間に今月が終わる。

陽水の『人生が2度あれば』じゃないけど、
金曜日が2度あればっていう気分だ。

佳境のプロジェクトのイベントパーツが、
バラバラながら組あがってきている。
こういう後戻りが出来ない段階になってくると、
いろいろ不安が頭をよぎらないでもない。
やり込み度が低い。
というコアユーザーの声が聞こえてきそうだ。
今の売れ筋と全然タイプが違う。
(っていうか、今までにないタイプ)
という小売店の声も聞こえてきそうだ。
それら2つが作品の評価であるとする
営業、広報の苦言も聞こえてきそうだ。
っていうか、もー100%そうなるだろう。
毎度毎度の確信犯だけど、毎度毎度気が滅入る。

今回は特に、
1回1時間もやれば飽きる。
ただし、
きっと明日も電源を入れてくれるだろう。
1週間電源を入れてくれたら、1ヶ月電源を入れてくれるだろう。
1ヶ月電源を入れてくれたら、1年間電源を入れてくれるだろう。
てな遊びなので、なおさらだ。

ただ、
小売りの向こうにいる(はずの)ユーザーには、
共感してもらえるかもという望みは持っている。

Q:ゲームは好きですか?
A:はい、好きです。

Q:今、何かゲームをやっていますか?
A:いいえ、やっていません。

Q:それはなぜですか?
A:時間がないからです。
  やりたいゲームがないからです。

と答える潜在的なユーザーってのは、
絶対に多いはずだ。
この層になんとかして届けたい。
なんとかして遊んでほしい。
それがここ数年の悲願なんだけど、
そのためには、上の「壁」を突破しないといけないので、
なかなかうまくいかない。
つまり、既存の広報、流通のシステムに頼っていたら、
俺たちは間違いなく死ぬってことだ。
ってくらいの切実さを持たないとダメってことだろう。


2004/11/25(木)
異文化ディス・コミュニケーション

アメリカ産牛肉輸入問題の争点は、
生後20カ月以下の牛についてはの全頭検査の必要性の有無だ。
アメリカが主張しているのは、
生後20カ月以下ではBSEの感染例がなく、
それを見つけるのも難しいというもの。
てな話を普通に受け取ってしまうけど、
ちょっと考えると、
20ヶ月といえば2歳の誕生日も迎えていないわけですよ。
そんな子牛ちゃん達がターゲットとなっているわけです。
ちなみに、日本の2003年の平均出荷月齢は28ヶ月だそうです。
うちのメダカだって6年以上生きているというのに。
ううう、合唱。でも焼き肉大好き。

『毛穴ソニックブラシ』
最近よくテレビショッピングで売られている、
怪しさ爆発のアイテムだ。
通販での失敗は多いので、
普通はこういうアイテムには用心するんだが、
あの「通販生活」に紹介されていたので買うことにしてみた。
今更遅すぎの感もアリアリだが、
毎日の洗髪がかったるいので、
気持ちいいっていうならそれだけでいいかもと購入。
今のところ、「気持ちいい」も微妙なり。
でも今まで「通販生活」で買ったもので
後悔したものは、ほとんどない。
きちんとイイものが紹介されているのもそうだが、
(なんせ、1ジャンル1アイテムだし)
弱点も正直にちゃんと書いてあるので、
買う前に了解済みになるので、
だまされたぁとか思わないわけだ。
信用とはこうやって築いていくのだなぁと
いう見本のようなところだ。
欲を言えば、
もう少しネット通販の仕組みをちゃんとしてほしい。

通販で思い出した。
数ヶ月前に買ったアメリカのサプリメントが届いた。
買ったことすら忘れていたのでビックリ。
サンクスギビング?
サプリメントは輸送代を入れても
海外(アメリカやオーストラリア)で買うのが断然安い。
怪しいサプリもいっぱいあっておもしろい。
ただ、カプセルがデカイ。
おまえらのノドチンコどーなってるんだと
言いたくなるくらいデカイ。
今回は
「ベルリアン」というストレス緩和のためのサプリと
「ルテイン」という目の疲れを取るサプリ、
それに
「ワンスデイリィー」というマルチビタミン&ミネラル。
それ以外にもいつも寝る前には、
「ショコラBB」、「亜鉛」、
「ラクトスリー」(腸内細菌をふやす)、
「アミノタブレット」(筋肉の回復)、
眠れないときは「メラトニン」を飲んでいる。
おかげで何が効いているのかさっぱりわからない。


2004/11/22(月)
もろもろ

アメリカ産牛肉輸入問題の争点は、
生後20カ月以下の牛についてはの全頭検査の必要性の有無だ。
アメリカが主張しているのは、
生後20カ月以下ではBSEの感染例がなく、
それを見つけるのも難しいというもの。
てな話を普通に受け取ってしまうけど、
ちょっと考えると、
20ヶ月といえば2歳の誕生日も迎えていないわけですよ。
そんな子牛ちゃん達がターゲットとなっているわけです。
ちなみに、日本の2003年の平均出荷月齢は28ヶ月だそうです。
うちのメダカだって6年以上生きているというのに。
ううう、合唱。でも焼き肉大好き。

『毛穴ソニックブラシ』
最近よくテレビショッピングで売られている、
怪しさ爆発のアイテムだ。
通販での失敗は多いので、
普通はこういうアイテムには用心するんだが、
あの「通販生活」に紹介されていたので買うことにしてみた。
今更遅すぎの感もアリアリだが、
毎日の洗髪がかったるいので、
気持ちいいっていうならそれだけでいいかもと購入。
今のところ、「気持ちいい」も微妙なり。
でも今まで「通販生活」で買ったもので
後悔したものは、ほとんどない。
きちんとイイものが紹介されているのもそうだが、
(なんせ、1ジャンル1アイテムだし)
弱点も正直にちゃんと書いてあるので、
買う前に了解済みになるので、
だまされたぁとか思わないわけだ。
信用とはこうやって築いていくのだなぁと
いう見本のようなところだ。
欲を言えば、
もう少しネット通販の仕組みをちゃんとしてほしい。

通販で思い出した。
数ヶ月前に買ったアメリカのサプリメントが届いた。
買ったことすら忘れていたのでビックリ。
サンクスギビング?
サプリメントは輸送代を入れても
海外(アメリカやオーストラリア)で買うのが断然安い。
怪しいサプリもいっぱいあっておもしろい。
ただ、カプセルがデカイ。
おまえらのノドチンコどーなってるんだと
言いたくなるくらいデカイ。
今回は
「ベルリアン」というストレス緩和のためのサプリと
「ルテイン」という目の疲れを取るサプリ、
それに
「ワンスデイリィー」というマルチビタミン&ミネラル。
それ以外にもいつも寝る前には、
「ショコラBB」、「亜鉛」、
「ラクトスリー」(腸内細菌をふやす)、
「アミノタブレット」(筋肉の回復)、
眠れないときは「メラトニン」を飲んでいる。
おかげで何が効いているのかさっぱりわからない。


2004/11/19(金)
やらないのに作る

またしても週末。
来週は火曜日も休み。
だから、休めるっちゅーとその逆なわけです。

グリコとタカラがコラボレーションで、
お菓子付きの人生ゲームとか出すらしい。
「おかしの人生ゲームBOX」
お互い偏った売り場なので、
どちらにも置いてもらえる商品っていうあたりが狙いらしい。
どのジャンルも売り場って問題は大きいのだなぁ。
ゲームもねー、ゲームショップなんて、
好きな人しか足を運ばないところだから、
エンド・ユーザーを広げたいという望みとは矛盾している。
コンビニっていう場所もあるけど、
コンビニにある他のアイテムとの値段の差があまりに大きいので、
やはり苦戦しているようだ。

Bフレッツとプララが協力して、
ダウンロード型のビデオレンタル屋をはじめる。
「4th media」というらしい。
これがどのくらい普及するかはわからないけど、
1)衛星放送などの映画チャンネルでは、
  自分の都合のいい時間に見られない
2)通常のビデオレンタル屋は借りに行ったり、
  返しに行ったりするのがめんどうだし、
  借りたいものがレンタル中だったりする
という問題点を解決しているので、おもしろいかもしれない。

appleのミュージックストアーもいよいよ日本で始まると言うし、
ソフトも内容だけでなく、売り方まで考えないと
ダメな時代なのだなーとつくづく思う。
ゲーム業界も考えてほしいもんでR。

ゲームをやりもしないでゲームを作るとは何事か。
ぼくが絡まれるネタのナンバー1だ。
知りもしないで作るとは、
好きでもないのに作るとは、いかがなものか。
というおしかりだ。
でも逆に言うと、
今のゲームで遊ばない(満足していない)から、
自分が楽しめるようなものを作りたいっていう
動機は生まれるっていう面もあるし、
ゲーム大好き人間がクリエイティブかというと、
そーとも限らないとも思ったりして、、、
(そーじゃないとは言ってないっすよ!)
でも、まー、
最近のゲームを知らないから
「そのネタ、###にありましたよ」
といわれて慌ててやめるなんてこともあるから、
そういう意味ではちゃんとチェックしないと
ダメだなーという思いもないわけではない。
でも、
自分を含む普通の大人がやる気がしない今のゲーム。
その問題点はどこ?というのは、
今のゲームをやらない側の人間にしか見えてこないもんでもある。


2004/11/17(水)
もろもろ

"巨人一本!「骨埋める」覚悟決めた"
残ってくれるんだねぇ、ありがとう清原。
ときどき「いてくれるだけでうれしい」って
思える人っているもんなんだよね。
任志も残ってほしいなぁ。

もともと飲み物の中では日本茶が一番好きなんだけど、
ここのところすっかり粉末緑茶です。
入れる手間がかからない。
茶がらがでない。
カテキンいっぱいとれる。
香りと味は煎茶にはかなわないけど、
ここのなんかはそこそこいけますですのよ。

「ツナ、うどん、あんぱん、アンドウナツ」
うまくできたっていうか、おいしそうな回文だ。
by週アス
どーやって作るんだろ、回文って。
トマトと的、、、じゃダメだよね。

新潟の地震の被災者を、
いろんな慰問団が続々訪ねているらしい。
ゲーム業界もこういうときちゃんと動いてほしいな。
高橋名人とか行って名人芸を見せるとか(古い?)、
GBA10万台無料レンタルとか。

体がなんとなくだるいとか調子悪いってことは、
ちょくちょく経験するけど、
よほどじゃない限りそんなに気にもとめない。
でも、
心がなんとなく調子悪いってことには、すごくナーバスになる。
自分がダメ人間に思えたり、この先の人生を悲観してみたり、
悪いことが起こるんじゃないかと不安になったり、、、
体の不調がそうであるように、
心の不調も実はその多くが原因不明なんだと思う。
でも、
心の不調のときばかり原因を探してしまうものだ。

心も体も元は同じはず。
筋肉に乳酸菌が溜まれば筋肉痛になるし、
脳内のセロトニンが減れば不安になる。
すべては化学的反応だ。
化学反応のバランスなんて微妙だろうから、
少しくらい調子が悪かったりよかったり変動するでしょう。

歳をとるとそういう不調のときの
自分のつきあい方が少しうまくなる。
そういう時もあるさ。
そういう時こそ大切さ。
とあわてないでいられるようになる。
また、
体がなんとなく調子悪いときは、
さっさ寝たり栄養のあるものを食べようとしたりするように、
心に無理をさせず、回復に手を貸してやる、
そんな方法がなんとなく身に付いてくるもんだ。

歳をとるに従って体の調子いいときが少なくなるように、
心の調子がいいときも少なくなる。
それは化学的宿命だと思うのがいいし、正しい。

年上として言ってあげられるのは、そのくらいのことかな。
>某さん、某氏。


2004/11/15(月)
月曜日

やれオリンピックだ、台風だ、地震だと、
イベント毎で気を紛らわしてきたけど、
それもなくなって、
さすがにちょっと疲れ(と皮下脂肪)がたまってきた。
最近は疲れが出るとふとももの内側に湿疹が出来る。
これがどーやら疲れのバロメーターらしい。
(全然関係ないかもしれないけど)
休むのも仕事のうち。
と、
人にはよく言うんだけど、なかなかねー。

楽天のプロ野球への参加が決まって以来、
楽天内ショップのDMが急増している。
先にネット・ショップのDMは、
これ買って!あれ買って!という古いセールス演出で
うんざりしていると書いたが、
最近ではさらに、
店主の「今日の一言」みたいなのが入り出して、
なにやら店主のブログのようなDMが多くなってが、
さらにやんなっちゃっている。
ブログ風なもんだから、
2日に1通は来るようなところさえある。
いやあ、あんたのゴルフ失敗談とか、
なんで俺が読まなきゃいかんのよ。
ネット商法の中でも、もっとも進化の遅いところだ。

ある人の日記で旅行先で撮った15メガくらいの写真を整理。
とか書いてあった。
枚数じゃなくてすっかり容量計算になったんだなー写真。
絵も文章もそうなるんだろうか。
この際、
IQも体重も年齢も所得も出身地もすべてビットで表現しよう!
とわけのわからんことを考えてしまう。
「ビット(あるいはバイト)」が基本単位の世界。
そういえば、
人のDNAは40億塩基対であり、
塩基の種類は4種類(2ビット)。
つまり、人のDNAは、
40億×2ビット=10億バイト=10ギガバイト。
人の場合、DNA中の有効な遺伝子は多く見積もって3%なので、
遺伝子量は、10ギガバイト×3%=3000メガバイト。
そのうちチンパンジーとの違いは3%程度なので、
人間ならではの情報は、
3000メガバイト×3%=90メガバイトとなる。
DVDの容量が4.7ギガバイト、
CDのそれが640メガバイトなので、
1枚のDVDに15人の遺伝子情報が、
CDに7人分の「人間らしさ」情報が
入ることになる。
ちょっとした人間の絵をPCで描けば、
あっという間に90メガ以上のサイズになる。
ムービーなんて作れば10ギガなんて簡単に越える。
そう思うとなんか、複雑な気持ちだ。

土曜の深夜、たけしがインタビューに答えていて
「ヒットできればいいなと思う」
「ただ、ヒットしやすい映画を作りたいと思わない」
「ヒットするの映画の作り方もわからない」
と言っていた。
はげしくどーい。
同じ深夜、「もののけ姫」のメイキング
もののけ姫はこうして生まれた
(これ、業界の人必見よ!)がやっていて、
もののけの宣伝会議の中で
「アニメというと子供だけのものと思われている」
「いかに、アニメを見ない大人達にも目を向けさせるか、
そこがポイント」
みたいな話をしていた。
もののけの制作と宣伝が、
コアユーザーの子供向けだけになっていたら、
あそこまでのヒットにはならなかっただろう。
今いるユーザーの外まで声をかけられるか、
その人相手に作れるか、
そこらへんはアニメもゲームも同じ課題を持っているようだ。


2004/11/11(木)
驚きがない

しまった、言い足らなかった。
って後で思うことは常だけど、
「お金も時間も健康もうばう」は、
映画や小説やマンガにしたってそうだけど、
感動なり悲しみなり恐怖なり思案なり知識なり
何か心の栄養を返してくれるかどーかってあたりが、
違うような気がする。
ゲームでは、
大人向けのそういうモノを返してもらってないような気がする。
時間がないの、値段が高いの、買いに行くのがどうのと
やらない理由はいくつもありそうだけど、
一番の理由はそういう「お返し」がないことだろう。
(自分的には)

ここんところN社が出すソフトもハードも、
思想はどれも正しい。
コントローラー、十字キーだけでの操作に飽きている。
だから、そうでない「いじり方」を提案する。
そういう姿勢は正しい。
それにおもしろそうだ。
が、そうは言うもののどれも買ってない。
なぜだろう。
ディズニー映画を見ているような
健康さや甘さがダメなんだろうか。
楽しいだけじゃ物足りないのだろうか。
映画館に映画を見に行くのと同じで、
見だすと毎週のように見に行くのに、
ちょっと間が全く行かなくなる。
ってのと同じ習慣性の問題なんだろうか。
それよりも、
自分の期待通りだってあたりがダメなんだろうと思う。
自分の(期待の)予想範囲内なのがダメなんだろう。
予想を裏切り、期待に応えてほしい。
そういうものじゃないと、驚かない。
正しく楽しいけど驚けない。
まず驚かせてくれないと、食指が動かない体質なので、
きっと反応できないんだろう。


2004/11/10(水)
プレゼン

なるほどねぇ。
意外と昆虫(の幼虫)って栄養価は高いんですな。

"100グラムの乾燥イモムシには、
タンパク質53%、炭水化物17%、脂肪15%が含まれ、
タンパク質や脂肪の含有率は牛肉や魚肉より高い。
ミネラルやビタミンも100グラムで、
1日の必要摂取量以上を賄える。...
イモムシを粉末状にし小麦粉などに混ぜて使えば、
子どもたちの栄養失調防止に有効。"
らしい。
アフリカの食糧事情改善策らしいけど、
いくら栄養があろうと
「イモムシを粉末状にし小麦粉などに混ぜたお好み焼き」
とかはイヤだあ。

おいしいとかまずいとか、
甘いとか苦いとかいう生理的感覚は、
体にいい、悪いがベースであるはずだから、
こんなに栄養価が高い「食べ物」は普通おいしいとなる、
しかも、どこにでもたくさんいる、
つまり、世界中で食べられてるはずなのに、
そーでないのはなんでだろう。
逆に気になる。

(どーして、うちとここがつながるんだろう)
でっかい会議室でのいきなりの役員会議で、
憮然としてる執行役員や社長、会長を前に
企画の説明をしながら、そう思っていた。
(ちゃんと事前にそういう会議だと教えてくれなくっちゃ、
プロデューサー)
今までにもミスマッチはあったけど、
ここまで文化が離れているメーカーと、
何かしようなんて話はなかった。
じゃあ、なんで引き受けるのと言われそうだけど、
「異文化コミュニケーション」が一番ワクワクするのよ。
(ワクワクの代償はいつも大きいけど)
案外、次の10年なんてのは、
こういうありえなかった出会いから始まるのかもしれないとか、
そういうとこだけは運命論者であったりもするし。

てなことで、向こうとしては
「うちの中からはこういう企画が出ないのよねぇ」
と歓迎はされたものの、
それに対してこっちは、
いきなり
(大手ゲームメーカー相手に)
「ゲームは時間と金と健康を奪う。
そういうモノを作る事に後ろめたさを感じし、
そういうネガティブさから脱出しないとダメだと思う」
とかやっちゃったので、
はなっから場は緊張、
まだまだこの先どーなるかわからない状態だ。
たとえ走り出したとしても、
一波乱も二波乱もあるプロジェクトになるだろう。
それでもやる!ってところまで、
自分のテンションをあげられるだろうか、
それが問題だ。

それにしても、
どういう視点と価値観で企画を立案し、
どういう体制と手順で企画を進めていくか、
そこらあたりが全く違うのには驚いた。
っていうか、自分たちがいつも、
いかにイレギュラーな方法で企画をたて、
製品かしているかってことがよくわかった。
それだけでも価値があったかもしれない。


2004/11/08(月)
諸々

楽天が勝ったものだから、
楽天の店から記念セールのメールが山とくる。
買ったことがある店からしかこないわけだから、
こんなところからも買ったことあるんだぁと
感心したりもするが、はっきりいってうざい。
こういうメール(とくにHTMLメール)は、
どのくらい効果があるんだろう。
頻度の高い店なんて買うどころか嫌いになる一方なんだけど。

「これ買ってください」としか言わない広告なんて、
テレビや雑誌じゃあとっくの昔に通用しなくなっているのに、
未だ、そういうメールしかこない。

11月になってから、
2回ATMに行って16000円ずつおろしたのに、
(お金をおろすの「おろす」はどの漢字なんだろう)
未だ新札を手に入れてない。
そういえば、お札の印刷代って誰が出してるんだろう。
っていうか、誰の負担なんだろう。
日銀?税金?
うんちく本によれば、
紙幣の製造コストは人件費込みで、
一万円札で約19 円。千円札で約16円だそうだ。
現在、紙幣はおおよそ116億枚流通しているそうなので、
紙幣のコストを平均15円としても、
1740億円のコストとなる。

そういえば、ある用件で
「きちがい」とタイピングしようとしたら、
(どんな用件だ!)
AT●Kが変換できなかった。
「吉害」しか変換できない。
「きぐるい」も「器具類」しか変換してくれない。
できなかったんじゃなくってしなかったのだ、きっと。
差別的用語は変換しないということなんだろう。
しかし、それはツールが請け負う責任なんだろうか。
それは、使う側の責任だろう。
ツールにそういう判断はしてほしくない。
というかすべきでないと思う。
AT●Kはとてもいいツールだったけど、
そういう思想が見えてきたら、
なんかすっかり嫌いになってしまった。
ああ、最近賢くなったと評判の「ことえり」にすっかな。


2004/11/05(金)
西洋人の価値観

あっという間に金曜日。
なんか週2日くらい金曜日があるのでは、
と思うくらい金曜日が来るのが早い。
宇宙のあらゆる速度は、
光速を基準(マックス)として考えられており、
光速は変わらないとされている。
もし、われわれが知らない間に、
神様が光速を速くしたら、
あるいはすべての時空間を縮尺したら、
われわれはそれを気が付くのだろうか。
宇宙でただ一人自分だけがそのことに気が付いて、
こうまで1週間が短く感じるのでは、、、
とか思わず疑ってしまう。

深夜『2001年宇宙の旅』がやっていたので、思わず見てしまった。
今見てもいい。ホントいい。
でも公開当時は当たらなかったらしい。
それでも後年、名誉を挽回し、
今でも放映されるくらいだから金銭的にも回収できたと思うが、
もし、
映画ってものが映画館でしか見られないもの、
しかも公開当時の映画館の設備でしか見られないもの、
だったら、こうした挽回のチャンスはあっただろうか。
テレビで再放送され、
ビデオやDVDでも見られるようなものだったから、
挽回できたのだろう。

ゲームはどうか。
残念ながら、
映画館でしか、しかも公開当時の設備でしかプレイできない。

今の風呂本は『元訳アンデルセン童話集
今読んでいる『今昔物語集;宇治拾遺物語
と比べると、
まあ西洋人の価値観ったらと呆れさせられる。
権利と義務、責任、正義の尺度やアングルが、
全然我々日本人と違う。
元訳なので、現代の民主主義的なカモフラージュがない分、
西洋人の根底にある価値観がよく伝わってくる。
たとえば、ある物語で、
隣の住人が持ち馬を殺されたことで、
ひょんなことから大金を得たと聞くと、
自分もと、自分の持ち馬をすべて殺してしまうが、
大金を得ることが出来なかった。
日本のむかしばなしだと
「ああ、なんて自分はバカなんだろう」と後悔したり、
「ほれみたことか」と周りの人に笑われて終わるところだが、
「おまえがそんな話をしたために、おれの馬がいなくなった」と
隣人を殺そうとする。
いつも自分が正しい。
自分には無条件に富や幸せを手に入れる権利がある。
という考え方だ。

疑わしきはやっちまえ的な決断をした大統領が、
とがめられるどころか再選する国の価値観も、
こういう物語を読んでいると、
すごく納得がいってしまう。


2004/11/04(木)
35歳病

平日の休日は、仕事がはかどってイイ。
メールに返事を出さなくても電話に出なくても
会社に行かなくても怒られない。
こんなことで、すごく仕事がはかどる。

結局、楽天とブッシュが勝った。
なんか、ちょっと「変わらない感」が漂ってきて、
今ひとつおもしろくない気もしないではない。
今回の野球騒動で一番おいしかったのは、
おそらくライブ●アじゃないだろうか。
新球団戦争に負けたことで株価も上がったみたいだし、
日本人の判官贔屓にマッチしていいイメージが残せた。
今やプロバイダーは値段にしても機能にしても、
そう違いはない。
となると、問題は知名度だけってことになる。
その意味が今回はおいしかったに違いない。

そういやあ、ちょうど10年くらい前、
I氏に
「そろそろ、森川君も1回仕事がイヤになる年頃だねぇ」
と言われた。
全く図星だった。
(そして、自分で作った会社をやめてしまった)
ぼくはこれを勝手に「35歳病」と名付けている。
後戻りするには遅すぎる、リタイアするには先が長すぎる。
これといった功績も得ていないし、
今後はもっと厳しくなることが予想される。
自分の面倒だけでも大変なのに、
単に年齢がそうというだけで、
中間管理職的な立場に押し上げられてしまう。
体調も下がる一方だ。
ついでに心の平穏をもたらす
脳内物質セロトニンの分泌量も減ってくるので、
原因がなくったって、心が乱れる。
もし何か進路変更するなら、
今まさにこの瞬間しかない、そう思う年齢だ。

だから、もし、今まさに
そういう感じというお年頃の人がいたら、
こう思うのがイイかもしれない。
誰でもその年頃になるとそうなる。
そして、そのさえない気分は、
その後穏やかになるものの消えることなく続く(笑)。
ただ、今自分の心を泡立たせているのは、
はじめてそういう時期に入ったために起こっている
パニック的現象だ。
やがてそれが一過性のものでなく
慢性的なものであると理解できると、
その泡だった気持ちは少しは落ち着く。
全然役に立ちませんか(笑)。


2004/11/02(火)
デジタルtoマター

送るとき、
あるいは入力するときはデジタルが圧倒的に便利だけど、
もらうとき、
あるいは出力するときは「物質」であるほうが
断然うれしい。
単純な例は年賀状だ。
デジタルでもらう年賀状
(メールとかネット上のグリーティング・カードなど)
はあまりうれしくなく、
はがきという物質でもらうほうが断然うれしい。
が、送る側となっては、
PCなどで作るデジタルデータの方が断然楽ちんだ。
今までは、やれデジタルは暖かみがないだとか、
物質(アナログ)は遅れているなどとか、
どちらか一方が偉いみたいな争いだったけど、
今度どっかのコンビニが始めるように、
ネット経由でデータを送れて、
ハガキに出力し郵送してくれるような
デジタルtoマターのサービスってのが、
一番バランスがいい考えのような気がする。

誰かに付いていくと決めたときは、
最初のある期間、
その人について、あるいはその人の教えについて、
合っているのかとか正しいのかと
考えることをやめることが大切だ。
直感を信じて、盲目的に信じ、従うのが大切だと思う。
そういう時間を作ると、早くその人のことが見えてくる。
その人との距離感も早くつかめる。
失敗するにしても、
成功するにしても時間のロスが少ないし、
慎重に徐々に距離を縮めていったって、
失敗するときは失敗するし、
相手の姿がはっきり見えないままの時間が長いわけだから、
失敗したときはそれだけ痛い。
じゃあ、最初の一歩はどうするかといったら、
それはもう、直感に頼るしかないんだろう。

何事も事前によく考え、想像することは大切だ。
でも、自分の考えの上をいく考えに出くわしたとき、
自分の考えのレベルで考え、想像すると、
たいがい、むこうの考えが、
意味がわからなかったり、
無意味に思えたり、
間違って見えたりするものだ。
そうした至らない考えで判断すると、
せっかくの目の前のチャンスを逃してしまうこともある。
もちろん、なんでもかんでも直感で始めてしまうのが、
正しいわけではないだろうが。

慎重だけでもいけない。
大胆なだけでもいけない。
慎重さと大胆さのバランスが大切。
さらにその判断と実行のスピードが大切。

などなどが、当面の自分の課題だと思っている。




« 人間風車: 2004年10月 | | 人間風車: 2004年12月 »