人間風車

2009/04/28(火)
10億ダウンロード

App Storeが9ヶ月で10億ダウンロード
を達成したらしい。
これがすごいスピードなのか
実はよくわかっていないけど、
10億アクセスよりすごいことだけは確かだろう。

App Storeのアドバンテージは
にも書いたけど、
正直、10億もダウンロードするほどの
お宝があるとは感じない。
もし、
はじめから「これを買う」という動機のみで
訪れる場所であったとすれば、
アクセス数もダウンロード数も
今より少ないんじゃないだろうか。

App Storeは、I tunes Store内にある。
市場としては、
ゲームなどのソフトだけの市場ではなく、
音楽も映像もありの市場である。
ここが他のゲーム機のネットショップ市場とは
違うところだ。
当然、やってくる人の数が大きく違ってくる。
おそらく、I tunes Storeには
ゲームを求めて来る人より
音楽を求めて来る人の方がはるかに多いだろうから。

本来ゲームなんか買うつもりで来たんじゃないけど、
トップページでカワイイ絵をみつけて、
それが100円だったから、つい買っちゃった。
そういう、
街中ではよく見かける光景、
だれでもしちゃったことがある行動、
そういうことが起こりうるのは
今のところ、
I tunes Storeだけだと感じる。

商品のラインナップの充実とともに、
とくに買いたいものがあるわけじゃないけど、
つい、出かけちゃう。
そういう場にすることが
ゲーム機のネット販売の急務なんだろうな。
(こういう大きな話になると
われら弱小ソフトメーカーは
とても提案しにくいので、じれったい)
そんなことを再確認させられる
10億ダウンロードのニュースだった。


2009/04/27(月)
進化ゲー

とっても不謹慎な言い方をすれば、
ああ、
豚インフルエンザの話題があと2日早ければ、
全裸君、あんなに騒がれずにすんだろうに、、、

遺伝的アルゴリズムというAIがある。
遺伝子の交配、突然変異、適者生存を
単純に繰り返すことで、
学習したり、計算したりできるAIだ。
実際にこのAIを使った人はわかると思うけど、
こんな単純な操作とルールの繰り返しで、
どんどん「進化」していく様子を観察すると、
かなりビックリする。
(体感したい人は
『アストロノーカ』@PSアーカイブを買ってね!)

・インフルエンザ・ウイルスは、突然変異しやすい
 (とくにHA型は)
・インフルエンザ・ウイルスは本来の鳥が宿主
・そのままでは、他の動物には感染できない
・ただし、豚は、鳥と人のウイルスに感染する体質である
・鳥(ニワトリ)と豚は家畜であり、近くに飼われている
たったこれだけの条件とルールで、
鳥ー鳥の感染から、人ー人感染に移行できてしまう。
単純に言うと、
豚内にはつねに鳥のウイルス、人のウイルスがいる。
(インフルエンザと限らない)
豚の体内が「発展場」となって、
鳥のウイルス@豚内が、人のウイルス@豚内と遭遇。
鳥のウイルス@豚内が、
人のウイルスの人への感染技術を獲得してしまうと。
しかも、どういうわけは、
劇症性という能力まで身につけてしまうことが多い。

どんな大きな猛獣にも負けない人間が、
目に見えない生き物に負けてしまう。
(ウイルスを生き物と呼んでいいのか???だけど)
なにかの童話のような世界だ。
不謹慎ついでに言えば、
これはまるでゲームだ。


2009/04/24(金)
全裸事件

たぶん、昨日は、
メディア史上最も
「全裸」という言葉が飛び交った日だろう。

公共の場で全裸になるのは罪である。
ということになっているので、
逮捕されるのは仕方がない。
タレントは「イメージ」が商品価値なわけだから、
その「イメージ」を壊すことで、
クライアントから叱られたり、
仕事を無くすのも仕方がない。
(たぶん、わ●は本舗の芸人だったら、
これほどの騒ぎにはならなかっただろう)
つまり、
彼自身に課せられたペナルティーは
仕方がないことだし、公平なことだ。

ただ、あの報道はどうなんだろう。
あんなに大きく報道するニュースなのだろうか。
あらためて、
ニュース番組の優先度は、
事件の重要性よりも
事件の話題性であることを痛感されられる。
民放は視聴率命だろうから、まだわかるけど、
NHKの21時のニュースで
トップニュース、しかもかなりの時間
この報道に費やしたのは、
「NHK、お前もか!」と
正直残念だった。

ニュースでは、みんなが、
「ああした行動は残念だ。やめてほしい」
みたいなことを言っているが、
弁護するとかしないとかそんな話ではなく、
とってもよくあることではあると思う。
ハードな飲み会を何回かでれば、
必ず遭遇するシーンである。
「バカだねー」くらいの話である
とさえ言える気がする。
きっとインタビューに答えた人たち、
キャスターの人たちもホントの所は、
そー思っていたに違いない。
建前で語っていたに違いない。
怖いのは、だれもホントはそう思っていない
「建前」が一人歩きをすることだ。
テレビで「建前」が生まれると、
勝手に成長していってしまうことがある。
これを機に、
もっと厳しく罰するべきである。
再発防止策を強化すべきである。
そんな「建前」が勝手に強化されていくのは、
とっても怖いことだ。


2009/04/22(水)
app shopのアドバンテージ

iphone用のアプリを買った。
とくに欲しいモノがあったわけじゃいけど、
ブラブラ見ている内に、
気がついたら10個くらい買っていた。
(正確な数を覚えていないのが怖い!w)
数だけ見るとハッとするけど、
1つが200~300円くらいなので、
ゲーム機用のゲーム1個より安い。
(安いはずだ)

ダウンロード販売には、
前提として通信環境が整っていることがある。
ここの所のアドバンテージは、
現時点では(ひょっっとしたらずっと)、
ゲーム機よりapp shopのほうにある。
当たり前だ。
今や、ネットにつながっていないPCはなsい。
ダイヤルアップする人ももういないだろう。
常時、ネットにつながっている。

さらに、
すでにI tunes storeがある。
同じ「店」でゲームも買えるようになっただけ。
音楽をダウンロードで買う、つまり、
物ではなく情報自体にお金を出すことに抵抗がない。
すでにそうなっている人たちがお客となる。

ゲーム機は、そうした啓蒙も進めないといけない。
今までROMという物で提供されていたモノを
データという空気みたいなモノに変わったとき、
同じくらいのお金を払えるか、
いや、お金自体を払えるか、
そのあたりから始めないといけない。
そういうお客の考え方みたいなところでも、
app shopの方にアドバンテージがある。

さらにまだアドバンテージがある気がする。
ツールとゲームが同じくらい充実しているあたりもそうか。
ハードに入れて持ち歩きたいソフトというのは、
ゲームばかりじゃない。
辞書だったり新聞だったり写真ビューアーなどで
あることも多いだろう。
そういうゲーム以外のソフトの充実は、
カジュアルなお客さんを呼びたいときには、
とっても必要な要素だろう。

これだけだと、
携帯電話コンテンツも
同じくらいアドバンテージがあることになるが、
いかんせん、
画面の広さ、美しさ、処理能力、操作性、
これらの点で携帯電話は圧倒的に不利だ。
そんなことを気にしない人もいるだろうけど、
そういう人はニア・イコール
あまりゲームにも興味のない人とも言えるから、
あまり市場的には影響がない。

んなことを考えると、
現時点では、ダウンロード市場では、
app shopが一番アドバンテージが高い気がする。
実際、
まわりではiphone用のソフトを
作り始めた人が急増している。

残す問題は、
(作り手に)人気が出て、
たくさんのコンテンツが出てくると
埋もれてしまうことか。
これはすでに起こっている問題とも言える。
カテゴリーやダウンロード数で絞り込む以外の
別のお知らせ方法、
そのお客に対して特化したお勧め方法、
これはゲームに限らず、
ネットショップ共通の課題だろう。


2009/04/20(月)
細胞に生まれ変わるなら

『さんまのSUPERからくりTV』の一茂と
『サキヨミ』の一茂。
いったいどっちが本物なんだあ?
というくらい違うなーと思うのは
オレだけでしょうか。

いきなりビロウな話で恐縮ですが、
便の構成物のうち、一番多いのは水。
(これはわかる)
その次が、腸壁細胞の死骸
その次が、腸内の細菌類の死骸
食べたものの残骸って全体の5%に過ぎない!
って知ってました?
オレは、つい最近知りました。
驚きました。
食べ物の残骸が思ったより少ないってことより、
腸壁細胞の死骸が
全体の15%~20%だって事実に。
過酷な職場なんでしょうなー。
ご苦労様です。

生まれ変わって、人間の細胞になるとしたら、
消化器系はイヤだなー。
仕事きつそうだし、主が夜型や暴飲暴食型だったら、
残業や徹夜も多そうだし。
菜食主義者も、
消化のための仕事が大変そうだし。
なんたって、強酸の雨の中の仕事ですからね。
過酷だ。
なるんだったら、肺がいいかなー。
喫煙者だったらまいるけど、
タバコ吸わなくて、
しかも空気のいい田舎にすんでる主だったら、
毎日、新鮮できれいな空気の中で仕事が出来る!
でも24時間体制か。


2009/04/15(水)
男性専用列車

仮に手が後ろに回るようなことをしたとしても、
暴行や脱税ならともかく
(ともかく、じゃないけど)
性犯罪や痴漢行為でというのは、
ちょっときつい。
手が後ろに回れば、
どのみち世間の目は厳しいだろうけど、
それにボーナスポイントが付くようなものだ。
実際、芸能人なんかでも
手が後ろに回ったあとも復活できた人は多いけど、
性犯罪や痴漢行為で復活した人というのは
あまり記憶にない。

なのに、ふと、考えると、
自分が一番手が後ろに回る可能性があるのは、
痴漢行為じゃないかなと思ったりする。
もちろん!そういう欲求があるわけではない。
えん罪としてだ。
今回の「痴漢えん罪事件」を見て
改めてそう感じさせられる。

こうした痴漢えん罪事件は、
両方が被害者だというのが気の毒だ。
被害者側もきっと本当に痴漢行為にあったんだろう。
不快な思いをした上、勇気まで振り絞って、
最高裁まで裁判という長い時間と体力とお金を使って、
こういう結果になったことは、
まったくもって気の毒だ。

通学通勤で電車を使ったという経験はないけど、
それでもたまに満員電車に遭遇する。
そしてたまに近くに女性がいたりする。
このとき、
100%こうした問題が頭をよぎる。
自意識過剰なほど頭をよぎる。
結果、
すごくぎこちないような手の位置になる。
不自然に上にあって、
犬の「待て」状態になってたり、
誰に向かって手を挙げてるんだ!
みたいな体勢になったり。

女性を痴漢から守るための
女性列車というのがあるけど、
実は、
痴漢はしません、させません的意志を明確にするように、
男性専用列車というのがあったほうが助かる。


2009/04/14(火)
最後は映画を作りたがる

みんな有名になったりすると映画を作る。
俳優だけじゃなくてミュージシャンでも。
映画作りって魅力があるんだなー。

おれは年間200本は映画(DVD)を見るけど
映画を作りたいと思ったことは1度もない。
映画を観るのが好きと映画を作りたいは
どうやら直結しない感じだ。
きっと、映画を作りたいという思いは、
映画制作の場を味わった人ならではの感覚なんだろう。

ゲームの世界でも同じなのかな。
まわりでゲームを作ってみたいということをよくきく。
でも、そういう人は
クリエイティブな仕事に関わっている人ばかりだ。
ものつくりの場を味わった人ならではの感覚なんだろうか。
やっぱりなににしろ、
制作の現場を味わうという経験が重要なんだろうか。

少子化や遊びの多様化、それに不況に伴い、
ゲーム人口も減少していると言われる。
ゲームを遊ぶ人の数も心配だけど、
作り手の数ってのはどうなんだろう。
優秀な人材はちゃんと集まっているんだろうか。
優秀な人材が集まるように努力しているんだろうか。
たとえば、
プロ野球の選手が少年たちの野球教室を開くみたいに
優秀なプロに育ってくれることを期待して
「種まき」するようなことはしているんだろうか。

ワークショップや教室を開くとかで、
作り手側の現場にふれられる機会を
作るといいんじゃないかな。
(ゲームのためのAI講座みたないのなら
いつでも引き受けますよ)


2009/04/10(金)
1/2世紀

今日で1/2世紀生きてきたことになる。
50年ですよ、50年。
自分が20代の頃、50才の人なんて
初老の人っていうイメージだったけど、
今自分がその年になってみると、
あれ?こんなもんなの?
ちっとも変わってない?
と拍子抜けする感じだ。

精神年齢は35あたりで
ストップしてしまっているので、
どうもそのあたりから
年齢がピンとこないというか
ちゃんとわからなくなってきている。

今年が50であることがわかるのは、
天皇陛下が金婚式だからだ。
そう、
あたしはまさに
天皇陛下の結婚式の日に生まれた。
んでもって、皇太子は同学年。

精神年齢は35でストップしても
体の方はそうはいかない。
「人生50年」といわれるが、
実際、
免疫なんかの記憶も
50年くらいしか保存されないようで、
つまり、
昔かかった病気に
再びかかる可能性が出てくるわけだ。
神様は人間の体を50年くらいの耐久度として
作られたようだ。
そう、肉体の保証期間が切れた!
そんな歳になったわけだ(笑)

残念ながら、科学の進歩は
体を乗り換える、パーツを全て入れ替える
というところまで進歩していない。
車を買い換えるようにはいかない。
この中古車をメンテナンスしながら
乗り続けるほかない。

こう書いてみるとなんだか
しんみりしているようだけど、
実のところは楽しい。
そこら中壊れている、
スピードも出ない、
燃費も悪い、
装備も古い?
そういう車を
だましだまし、やりくりしながら乗るのは
意外と楽しいものだ。

もっとも、
いままでドライブしてきた道を振り返ってみると
50年フルアクセルで走ってきたつもりなのに
こんなもんかーと正直残念に思う。
もっとたくさん走ってきたと思っていたし、
大切なところを走ってきたつもだりだったのに、
意外とそーじゃないな。
ってあたりが残念。

さてさて、
このドライブの終着点はどこなのか?
未だにわからないまま、
残りのガソリンも少なくなってきた感がある。
省エネで走った方がよさそうだけど、
性分的にムリなので、
まー、このままフルアクセルで走って
止まったら止まったで仕方がない。
そこが終着点。
もともと人生の終着点ってそんなところだろう。


2009/04/08(水)
小さくやりくる

軽自動車ってのは、
長さ3.4m以内、高さ2m以内
とサイズが決まっている。
この「制限」の中で
いかに高性能のエンジンを組み込むか
いかに快適な空間を作り出すか
をやりくりする。
この制限があったからこそ
軽自動車はとんでもなく進化した。
日本のお家芸にできた。
とS社社長がテレビで言っていた。

こうしたやりくりは日本の専売特許。
「小さくまとめる」は
求められてやっているというより、
好きでやっているという感があるくらいの
得意技。
日本人のクリエイティブには
「制限」は必要不可欠な要素だ。
小さいサイズ、お金、期間
こういう条件下でモノを作らせたとき
日本人は一番能力を発揮できる。
クライアントには聞かせたくない
日本人の特性だと思う(笑)。

これは車だけについての話ではなく
何についてもそうなんだろう。
ゲームもしかり。
ハードのスペック向上と伴い
ゲーム自体も巨大化、高性能化している。
こうなるとゲーム制作も力勝負となってきて、
がぜん、
ハリウッド仕込みのアメリカが優位になってくる。
物量に物を言わせてモノを作るのは、
アメリカ人はとってもうまいと思う。
その立ち位置でアメリカと競うのは大変だろう。
(完全に人ごと)
この流れは、車で言えば、
高級車ブームのころなのかもしれない。
でも車の世界では今は、
低燃費がもっとも大切なポイント。
同じようなムーブメントが
やがてゲームの世界にも来るのかもしれない。
そのときは、
やはり日本人の特性である
小さく作る、制限の中でやりくりする
そういう作り方が有効になるんだろう。

うちは、そういうビジョンと関係なく
小さくやりくりして作る以外方法がないから、
そういうムーブメントが来るのにむけて、
(来るのを信じて)
しっかりそのスタイルを確立しとかないといけない。
自動車会社のS社のように。
と思う今日この頃です。


2009/04/06(月)
WBCの戦士達

北朝鮮の「ミサイル」が日本の上空を通過した。
その前に、
日本の誰かが、
ミサイル迎撃ゲームをつくるべきだったなー(笑)
ゲームでもって、
北の無茶を世界にアピールすべきだったなw
メッセージツールとしてのゲームってのは、
もう少し研究してもよさそうだ。
(誰かが)

プロ野球が開幕した。
うちのチーム(巨人)は絶不調。
巨人同様
WBC戦士がみんな絶不調。
肉離れ、胃潰瘍、疲労蓄積、、、
キズだらけだ。
どっかの中部のチームの監督なんかが
「だから、WBCでなくてよかっただろ」
と言っていそうだ。
プロ野球選手は、
シーズンオフの時間に、
体を休め、体を治し、体を作っていく
その準備期間中にいきなり
過酷な戦闘をしたわけだから、
故障したり、調子が悪くしたりするのは
素人にもよおく理解できる。
それを覚悟で出場してくれて、
限界までがんばってくれたWBC選手に
あらためて感謝だ。

えてして、せちがない社会だと
そうした自己犠牲は、評価されないで、
自分(だけ)が調子よくなるように
心がけようとするものだけど、
せめて夢(プロ)の世界だけでは
そーあってほしくない。
願わくば、
「だから、WBCには出ません」
が蔓延しませんように。
そして、
はやくみんな調子が戻りますように。


2009/04/03(金)
量子力学と日本人

アメリカやヨーロッパでも
破綻の危機にある金融機関への支援がはじまった。
日本で何年か前に見かけた光景だ。
圧倒的に違うのは、
支援を受ける金融機関への「厳しい目」だ。
ボスはやめさせられるし、
ちょっとなめたことをすると
(助けてもらっているのに、
自分たちに多額の報酬をだすとか)
店は壊されるなど「具体的な」市民の批判がとんでくる。
(店壊すまでやっちゃうのは
そっちはそっちで問題ありだと思うけど)

日本はリーダーが刑務所に入ったり
辞めさせられたり、
そういうことあったんだっけ?
記憶にない。

この件に限らず、
日本人は責任の所在を明確にしない
ということで有名だ。
誰か1人のせいではない。
みんなのせいでもある。
というように
集団の中に責任が、もやのように広がっている。
同時に、
誰か1人に強力な権限が
集中することもない感じだ。
これまた集団の中に、もやのように広がっている。

多くの場合、この構造は、
欠点として指摘される。

この景色どっかで見た感じと思ったら、
量子力学における粒子(っていうかエネルギー)の
存在に似ている。
ハイゼンベルグが明らかにしたように
不確定性理論
粒子の位置と運動量両方を
きっちりと断定することが出来ない。
位置=責任
運動=権限 と考えると、
日本の権利構造が、
量子力学的なふるまいになっているような感じだ。
集団(空間)の中に、
存在(エネルギーと位置)が
くっきりとした点として存在しているのではなく、
雲のようにもやっと存在している。

物質の安定が実はこの不確定あればこそ、
というのと同じで、
人間の責任と権限というのも、
集団(空間)にもやのそうに存在することが
一番安定しているのかもしれない。

窓をたたき割っている
デモ隊の映像を見ながら、
ふとそんなことを思ったりした。


2009/04/01(水)
小さい制作費、大きいアイデア

NHK特集の『沸騰都市』とか見てると、
金のかかった番組だなーと思う。
ああいうドキュメンタリーは、
厚みのある取材が説得力を産むから、
ある意味、金=質となる。
金をけちると、質まで落ちてしまう。
これは、作っている側は怖いだろうなー。

それに比べて、
民放のTV番組はどんどん安くなってきている。
新人お笑い芸人をひな壇にならべて、
何かをネタにトークで1時間、
順番に一発芸をさせて1時間、
そんな「安い」番組が目立つようになった。
こちらは、ある意味、
金と質は無関係といえるコンテンツだろうけど、
番組の構成(アイデア)にも
金を使えなくなっている感じがしてて、
かなり寒い感じがする。

NHKと民放の質の落差は、
世間の不況と同調して、
しばらくは広がっていきそうだ。
やがて、景気が回復して、
テレビの広告収入も増えれば、
民放の質もあがるんだろうけど、
再び、質があがったとき、
果たしてテレビの前に客はいるのだろうか。
質が下がっている内に、
どっか(別の遊び)に行ってしまうんじゃないだろうか。
そんな気もして、
ちょっとハラハラしている。

基本的には、
おもしろさはかけたお金と比例しない。
(そうあってほしい)
これは、どの世界でも同じだろうし、
たぶん、真理なんだろうなと思う。
ただ、制作自体に金をかけられなくなったら、
その分、アイデアに負担がかかる。
アイデアで負担する。
そういう前提が必要で、
制作費は少なくなってもアイデアは従来と同じ
では、まずいんだろうな。
小さい制作費+大きいアイデア=従来通りの質

今、民放の番組なんかを見ていると、
そういう状態である気がする。
(もしくは、すでにアイデアでは
救いきれないくらいの状態に達しているか)

この波は間違いなくゲームの世界にもくる。
世の中の景気とともに、
ネット販売というインフラとともにやってくる。
小さくなる制作費と同期した、
新しいゲームのアイデア、作り方のアイデア
そういうものが求められていくんだろうな。

他山の石」のうちに、
うまいアイデアを見つけなくっちゃ。




« 人間風車: 2009年3月 | | 人間風車: 2009年5月 »