人間風車

2009/08/31(月)
入れ替え

日曜日は投票日。
いつも思うんだけど、
衆議院選挙と同時に行われる
最高裁判事の国民審査って
意味があるんだろうか。
イイか悪いか言われたって、
ちっともわからないんだもの。
ちなみに、
今までこの審査によって
罷免された裁判官はいないそう。
逆に、
1つも×(ダメ)がつかなかった
裁判官もいないそうだ。

民主党圧勝。
民主党に票を入れた人の内、
民主党を指示している人は何割なんだろう。
民主党がいいという票より、
自民党がイヤという票もかなり多いだろう。

現状のままじゃダメだ。
空気を入れ換えないとダメだ。
政党もそうだし、
世代も入れ換えないとダメだ。
そういう正しい防衛本能が働いた感じだ。

ともかく、
政権が交代したことは
良いことだと思う。
おそらく4年後、
また政権が代わると思う。
そうやって、
だんだんと2大政党化していくのは、
いいことだと思う。

民主党はこれから本戦。
相手は官僚。
これは自民党よりはるかに強敵なはず。
がんばって欲しい。
政治家(大臣)にとっては、
せいぜい4年の仕事、
それに対して、
官僚にとっては生涯の仕事。
こだわりや執着のエネルギーは、
比べものにならないだろう。

しかし、
もし、完敗でもした日には、
村山首相時代の社民党と同じく、
二度とチャンスはなくなるだろうから、
必死こかないといけない。
官僚の問題だけでなく、
財源不明のまま、
仮想バラマキとも言える公約を
マニフェストに書いちゃったんだから。


2009/08/28(金)
若者よ!失敗しろ

もちろん、中年のオヤジが
若い人への嫉妬から言っているのではない。

はしかのような(人生一度きりの)病気と同じで、
どうせ失敗するなら、若い内の方が、
「軽く」済むから、
するんなら若い内という意味だ。
それに。
失敗したあとのリカバリーにはそれなりの時間がかかる。
失敗の質に比例して、リカバリーの時間がかかる。
歳を取ってからだと、
リカバリーの間に、
人生が終わってしまう可能性がある。
これは相当怖い。
(その不安故、どんどん失敗できなくなってしまう)
そういう意味でも、
若い人は、失敗するチャンスだ。

よく若い人と仕事するときは
「失敗しちゃえばいいのに」
と言う。
うちのメンバーにも。
もちろん、
失敗したら、おれは怒るよ(笑)
会社としても迷惑だ。
でも、その人個人にとっては、
失敗怖くない!ってくらいの気持ちで
仕事をする体験はとっても大切だ。

失敗は自分の肥料になる。
失敗の質イコール肥料の質。
質には、量も含まれている。
質には、
ひょっとしたら金額も含まれているのかもしれない。
(残念ながら、
大金を伴う失敗をしたことがないので、
体感的にわからない)

16才で宝くじを当て、
2.9億円を手に入れた少女の失敗談
この記事の意図はわからないけど、
おれなんかは
「ほら、大金なんて持ってもろくなことがない」
「金があることが幸せとは限らない」
なんてことを言う気持ちになれない。
代わりに
「他の人が経験できないような失敗ができてよかったね」
と思っちゃう。

若さと金、
普通の生活じゃなかなか両立しない。
彼女は貴重な失敗体験が出来たわけだ。
きっと、
この他人には得難い失敗は、
今後の彼女の人生の、
大きな財産となるだろうな。
うらやましい。


2009/08/26(水)
ミスネット

羽生名人の言葉(概略)
「(あっさり)勝った将棋は説明できない。
負けた説明は説明できる。」
よくわかる気がします。
成功のホントの理由は説明しづらい。
ホントの理由は自分でもわかっていないから。
それに対して、
失敗の原因はよくわかる。
なので、説明しやすい。

ただし、
ホントに痛い失敗の場合、
あるいは、
自分の本質に関わるような失敗の場合、
それを認めるのはとてもタフなので、
ホントの原因を見ないようにしてしまう、
自分の失敗の内省には、
そういう弱点もある。

自分の成功。
自分の失敗。
他人の成功。
他人の失敗。

自分の成功は、
もちろん自分には役に立つが
他人の役には立たない。
それは、
他人の成功が自分に役に立たないのと同じだ。
自分と他人では、
環境から考え方、資質まで全部違う。
他人の成功事例を、
そのままトレースしてみても
うまく行くわけがない。
自分の失敗は、ホントに痛い失敗の場合、
辛すぎて、
本質を見ないようにしてしまう危険性がある。
他人の失敗はどうだろう。
これは役に立ちそうだ。
成功は、
個人の特別な資質によるところが多いのに対して、
失敗は、
人という生き物が犯しやすい行動という
人類共通の原因であることが多いからだ。

お互いのミスを報告しあうミスネットは、
そういう意味で役に立つ。
お互いのミスを共有し合うことで、
ミスの存在を認識し、
そのミスを繰り返してしまうことを
未然に防ぐ可能性を増やす。

ミス・ネット ミスを共有する。
こういう仕組みがゲーム業界にはない。
これはもったいない。
開発の詳細は、秘密な事項が多いが、
キャラを増やしすぎた。
デバッグ期間の見積もりを誤った。
プレイヤーの想定年齢を設定しなかった。
などなどのミスは、
詳細を秘密にしていても公開できる「ネタ」だ。
そういうミスをシェアすることで、
開発負荷はかなり減るんじゃないだろうか。

だれか作って。


2009/08/21(金)
すすんでゾンビ化計画

>そういえば、
新型インフルエンザの流行って、
来年以降は心配しなくていいんだろうか。。。
ことしは来る。っていうか、もう来てる。
ことしかからなかった人は、
来年も同じリスクにさらされるんだろうか。
それとも、
来年は違う型のインフルエンザが流行るんだろうか。
そもそも毎年、
なんで「流行」があるんだ?
っていうか、違うんだろう?
不思議だ。

不遜な言い方をすれば、
パンデミックって、
ゾンビ映画にシチュエーションが似ている。
ゾンビ映画を観ているとき、
果たして、
人間として生き延びるのが楽なのか、
さっさとゾンビになっちゃうほうが楽なのか、
どっちがいいんだろう。
オレだったらどっちかなー、
なんて見方をつい、してしまう。

もし、
今年の秋以降、来年も再来年も、
ともかく感染するまで、
ずっと感染予防に
注意とコストを支払わないといけないとしたら、
それはかなりおっくうだ。
(そう言っていられるのも、
今のところ、新型インフルエンザでは、
重篤な症状を引き起こさないからだけど)

で、もし、そーなら、
重い症状になりにくい、
治りやすい、今のこの季節に、
新型インフルエンザが、
猛毒性を獲得する前に、
前向きにかかってしまうのもいいかも。
(もちろん、他の人に感染させないように
家でじっとしている)
なんて、不遜なことを思ってしまう。

ゾンビ映画で言えば、
すすんでゾンビになる派的だけど、
インフルエンザ感染とゾンビ化との
絶対の違いは、
ゾンビは、ひとたび、
そうなってしまったら、
二度と再び人間に戻れないのに対して、
インフルエンザ感染は、
ほぼ確実に普通人に戻れるってとこだ。

この「すすんでゾンビ化計画」っていうのは、
ワクチン治療ってことだけど、
(ワクチン治療は「ニセゾンビ化」)
数も足りないし、
(なんで、日本はいまだに卵をつかうのだ?)
優先度も低い職種だし、
自主的に本ゾンビになるしかないかもしれない
と思った次第。


2009/08/20(木)
全自動マリオ

今マリオをテーマとした
Mario AI Cmpetition」という人工知能コンテスト
ってのがあるんですね。全然知らなかった。
で、ここでは、
AIで動くマリオでステージをクリアする
技術を競うみたいですが、
なかなかちゃんと動いてる

ルート設計をどうやっているのか、
ルート選択の評価をどうしているのか、
あるいは、
1回目のチャレンジの体験(学習)は、
2回目以降にいかされるのか(進化するのか)
そこらあたり詳しく知りたいところです。

"自動でゲームをクリアしてくれるAI"
つまり、プレイしなくてもいいゲーム
ってのは、
『がんばれ森川君2号』のコンセプトだったので、
こういう試みが、
商品でもアリという時代になってくれることを
祈っとります。

携帯ゲーム機は、
いじることが前提だと思うけど、
据え置き型ゲーム機は、見てるだけってのも
ありだと思うんだけどなー。
(と、いいつづけて、早10年)


2009/08/19(水)
江戸前の台風

今までは、
台風と言えば、
遠く東南アジア沖合で生まれて、
日本にやってくるっていうイメージだったけど、
とうとう、
日本近辺で生まれるって
時代になっちゃったんですな。
台風が生まれるためには、
海面温度が27℃以上じゃないとダメらしいので、
そんなに暖まっちゃってるわけですな、
日本近海も。
そのうち、
江戸前の台風なんてのも
発生しちゃうのかも。

遠くからやってくるときは、
進路図をたよりに、
ある程度、防衛体制がとれるけど、
近所での突然の発生では
それはできない。

お天気ニュースで、
花粉情報、洗濯日より情報が出るように、
台風出来ちゃうかも情報ってのが、
流れる時代になっちゃうんだろうか。

そうそう、
魚がおいしいのは冬。
おいしい魚は冷たい海に住む。
そういう意味でも、ちょっとこまる。


2009/08/17(月)
休み明け

お盆が明けましたらしいです、
世間では。
ずっと仕事してたので、
休み明け感ゼロなわけです。

テレビがつまらないと嘆いて久しい。
そんなおり
近くの妙齢の女性が
「最近のananってつまらない」
って言ってた。
(それは、つまらないんじゃなくって、
あんたが、読者ターゲット層からはずれて、、、)
ってとこで、
ああ、なるほど。
テレビがつまんなくなっちゃったんじゃなくって、
おれがテレビのターゲット層から
はずれちゃったのかーと妙に納得。

それはそうと、
最近、こんにちは<本名>さん
というジャンクメールが届くようになった。
しかも会社のメアドに!
通販マニアなので、
通販ショップには本名を明かしている。
しかし、それは全て個人のメアド。
会社のメアド+本名
ってのは、
仕事に関係ある、
アップル、amazon、楽天、その他数社くらいだ。
(楽天は、会社のおやつ購入に必要なのだ!w)

ここのどっかから漏れた可能性大である。
あたしは、最近、
登録された情報を売る権利が我々にある
とうたっている某社が怪しいと思っているが、
もちろん、根拠はない。
っていうか、スゲー数なんでうっとうしい。
っていうか、mail(macのメールソフト)の
フィルター機能が弱すぎ!

ということで、
休んでないので、
休み明けの立ち上がりの悪さもなし!
全然通常通りのテンションで始業!
いいのか、わるいのか、、、


2009/08/10(月)
通販の利点

PCのアプリなんかでは
ずっと前からあるし、
ネットワークゲームでの
アイテム課金なんて必然化しつつある。
おくればせながら、
通販で売られるコンシューマゲームには、
修正データやらマップやシナリオなどが
追加できるものがだいぶ出てきた。
本体のゲームはもう持っているので、
追加分だけをダウンロードする。
お値段も時間も安い。

今までだったら、
一旦、ゲームをやり終えてしまうと、
続編を買わないといけなかった。
当たり前だけど、
続編は、他のゲームと同じ値段になる。

ユーザーの立場に立ってみれば、
ゲームシステムはそのままで、
シナリオなりマップなり問題なりだけを
もっとやりたいという欲求は
相当あると思う。
ただし、同時に、
それだけ、なのに
独立したゲーム1本分の値段じゃイヤだ
という気持ちもある。
追加分だけのお値段にして欲しい。

しかし、
仮にデータ量が小さく、
開発費も小さくても、
ROMというブツを製造して、
物流にのせ、小売り店に並べるとなると、
それらのポイントでのコスト、利益が
加算されていって、
まっとうな値段にはならない。

つまり、
これがいままでの小売りでのブツ売りと
最も違う点、
利点だといっていいくらいのシステムだ。
さらに、通販なら、
やったぶんだけ支払うという
「富山の薬売り」方式
(http://ja.wikipedia.org/wiki/富山の売薬)
だって成り立つはずだ。
こういう通販ならではの
特徴を組み込んでいかないと、
店がバーチャル化しただけのことになり、
それでなくても
通販が苦戦する日本という市場では、
なかなか、普及しないんじゃないかなー。


2009/08/07(金)
ラブ・ドラッグ

あるタレントが
ある政党のポスターに使われてた際に
「わたしは、指示する特定の政党はありません」
とコメントした。
タレントという商売上は、
正しいコメントだと思うけど、
どーも日本では、
特定の政党を支持することを宣言することが
はばかられる風潮があるけど、
これは百害あって一利なしだ。

覚醒剤ってあまりに身近じゃないんで、
芸能人とかが捕まっても、
なんだか映画でも見てる感じがして、
リアリティーがない。
(もちろん、そんでいいんだけどw)

ある芸能人が使用してたとされる
MDMA(通称「エクスタシー」)こと、
メチレンジオキシメタンフェタミンは、
あきれるほど簡単な構造の化学物質なのに
(だからか)
強い多幸感(幻覚)をもたらす。らしい。

MDMAは脳内で
セロトニンの大量放出をうながす。
セロトニンとは
心の安定、バランスを保つ作用のある
脳内伝達物質である。
(実は小腸のほうがうんと多いんだけど)
抗鬱治療では、
セロトニンを脳に残しやすくする薬が
使われるように、
セロトニンは心の不安をとりのぞき、
安心を与える物質だ。

MDMAは、
別名「ラブ・ドラッグ」とも言われるらしい。
おもしろいことに、
女性には強い快感をあたえる一方、
男性は機能不全を起こしたりするらしい。
この現象とMDMAの機能は、
男女の営みについて、
男女が何を求めるのか、
何を大切にするのか、
何が快いのか、
ってあたりと
密接に結びついているようでおもしろい。

男女の営みにもとめること。
不安をとりのぞき、安心感を得ること、
それがすなわち、営みの快感。
女性はそう考える故、
セロトニンの放出が快感につながる。
一方、男性の快感は、、、
と考えると、
いろいろつじつまが合うきがしないでもない
(笑)


2009/08/05(水)
原点

隣の芝生は青いもんである。

iPhone用のアプリは6万本以上、
ディベロッパーは10万人をこえてるそうだ。
すごい数であり、すごいスピードである。

参入の敷居が低いのは
作り手側にはいいことだけど、
この数はお互いを苦しめる。
商品がいっぱいあるのは、
遊び手にはいいことだけど、
この数だと見つけるだけで一苦労だ。

作り手にはさらにやっかいな問題も。
無料アプリが全体の6%をしめ、
有料コンテンツも
最も売れている価格帯が115円、
有料コンテンツの40%だそうだ。
しかも「旬」(売れる)のピークは
発売後~10日程度くらいらしい。

総合的にいって、
作り手には、とても辛い環境だ。

ただし、
楽しい環境でもある。
辛いけど楽しい環境なのだ。
自分の思いついた形が、
とても簡単に世に出せる。
クリエイターにしてみれば
理想の「ステージ」だ。

遊びの原点にたちもどれば、
商売として成立することと
遊びを発明し、みんなに楽しんでもらうことと
どっちが大切か、
どっちが先か、
言うまでもないことである。

商売として成立しないというのも、
現状のゲームやPCソフトなどのやり方では、
という条件が付く。
たしかに、従来の価値観、
たとえば、従来の
商品の内容、ボリューム、値段設定
などはiPhoneアプリ界では通用しない。
従来のプロモーションも
費用対効果を考えるとうまくない。
すべての既成の方法論が通用しない。
それは確かだが、
従来の方法論が最高、唯一でない以上、
いつか、スゴく頭のいい人が、
すごくいいシステムを考えてくれる可能性が大である。
(ネット通販全体の問題だから)

遊びの原点にたちもどること、
商売の原点にたちもどること、
iPhoneアプリ界が「青く」みえるのは、
そんなことを提案してくれてる
からだろうなーと思っている。




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