人間風車

2011/04/28(木)
一等賞!

なんと、ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011で大賞をいただきました。
ちょー嬉しい&ありがとうございました。
ちょうど、「ヌカカの結婚」を出して1年で、
こういう賞をいただいて、
なんか、この1年やってきたことが
間違っていなかったんだな
と今しみじみ実感しているところです。
もっとも、
まだまだ商売としては全然いけてないんですけどね。

実は、このアプリは最初、
携帯ゲーム機で出したくて、
(ゲーム機で絵本の配信とか逆におもしろいかなと思って)
某所で見ていただいたんですが、
「何が面白いのかさっぱりわからない」
とまでの酷評をいただいて、
ゲーム機と相性が悪いという話なら
あるかもとは予測してましたが、
「おもしろくない」はちょっと想定外で、
ちょっとしょげてたといういきさつがあります。
ホントに自分たちの考えが
おもしろくないのか、
どうしてもそれは世に問わないと
ちゃんと先に進めないなと思って、
じゃー、自分たちで全部作っちゃえ。
iPhoneアプリならそれはできるかもと
作ったのが「ヌカカの結婚」です。

自分たちがおもしろいと思うことが、
自分たちの力だけで形に出来て、
自分たちの力だけで売りに出せる。
そういう時代がきたこと。
そして、
そういう環境で作ったアプリが
大賞という評価をいただけたということで、
うちと同じような小規模なソフトハウスの方や
若いクリエイターの人たちへ
精神的な後押しができたんじゃないかと思えて
ホントうれしいです。

電子書籍に関して言えば、
まだまだ、どこも正解にはたどり着いていないなと思ってます。
どんなジャンルが合うのか、
どのくらいのボリュームがいいのか、
絵や音はどのくらい入るといいのか、
通信機能は使えてないぞ、
などなど、
まだまだ、
探っていかないといけないことがいっぱいあります。
「仮定と検証、その繰り返し」×その速度
進歩とはそういうものだと思っているので、
これからも精進していきたいと思ってます。



2011/04/20(水)
おかげさまでーす

おかげさまで、
弊社の新作アプリの「指忍者」のDL数が
50万本を超ました。
ちなみに、
うちはこれで7本のiPhoneアプリを出しましたが、
合計のDL数は、
夏までには100万本になるんじゃないかな。
ただーし!有料版のDL数じゃないです!
有料版+無料版の合計数です。
その辺は頭痛い(笑)

うちのアプリは、
だいたい日本で売れる数:他で売れる数が
10:1くらいの割合ですが、
「指忍者」は海外でのDL数の方がうんと多くて、
日本のDL数は4位くらい。
特にプロモーションしたわけでもないのに、
どうして海外でキャッチされたか、
全くわかっていないんですが、
ともかく軽く海外の市場が反応してくれただけで、
この数字になるということは驚きです。
日本のマーケットと世界のそれとの大きさの違いを
実感しました。
(過去形で語っちゃダメですね)

有料版のDL率の低さは悩ましいところです。
無料版やって、
金払うほどおもしろくなかったと反省すべきなのか、
(いや、反省すべきなんでしょうね)
有料のiPhoneアプリ、特にゲームというものが
そもそもDLされにくくなっているのか、
そのあたりをちゃんと考察しないとと思っています。



2011/04/18(月)
雇用かー、、、

被災地に行ってきた友達がいたので
「向こうでは何が足りない?」と聞いたら
「雇用」
と言われたて、しばし、呆然。
水やトイレットペーパーというなら
なんとかお手伝いできたかもしれないのに。。。
そして、
もう「復興」フェーズなのだと
あらためて再確認した。

しかし「雇用」かー。
大きなリクエストだなー。
自分の身の丈とのギャップを感じないではいられない。
自分ができる範囲で
自分の身の丈にあったサイズで支援していかなければ、
長期間の支援なんてできない。
とずっと思ってきたけど、
自分の身の丈の「雇用」ってどうしよう、、、
いまだ、いいアイデアがおもいつかない。

49日の法要というのがある。
お別れから7週間目の法要で、
忌明けの法要と言われるように
この日が1つの「区切り」になる。
それまでのこととこれからのことの「区切り」。
きっと、
人が起こったことを受け入れ、
これからどうするかを考え始める、
その整理にかかる時間が49日くらいということだろう。

震災もきっと49日あたりが
1つの区切りになるんだろう。
実際、
神戸の震災でも1.5ヶ月過ぎたあたりから
被災地の「空気」が変わっていったそうだ。
そんときに「雇用」という
プレゼントができるといいんだけど。



2011/04/14(木)
指忍者

震災以来、
お風呂でラジオを聞く習慣ができてしまった。
震災のことは気になる。
原発のことも気になる。
でも、
テレビの辛い映像と危機感煽りまくりのアナウンスは
ちょっと受け止めきれんなーという感じだったので、
ラジオの冷静で穏やかな声が救いだった。
静かな声なんだけど、
伝えるべき悲劇と危険はちゃんと伝えるしで、
これで十分じゃん、
いやこう伝えるべきじゃないと思った。
というわけで、すっかり、
深夜、電気を消して風呂に入りながら、
ラジオで状況を聞くってのが習慣になってしまった。

なんだか自分の中でも
「もー、はしゃいでもいいでしょ」
と思う自分と
「わーい!でました!遊んで!」
とはしゃぎきれない自分が混在している
ヘンな気持ち@なうですけど、
おかげさまで
1日に出した「指忍者」は
トップゲーム無料iPad 5位
無料総合でも14位にランクイン
とそこそこがんばってます。

今回は不思議なことに
海外の方がDL数がやたら多い。
弊社の他のアプリは、
海外でのDL数は、
だいたい国内の10分の1くらいのDL数なのに、
すでに海外だけで20万DL以上。
日本のDL数は、USや中国のDL数より低い。
プロモーションしたわけでもないのに、、、
不思議。
「忍者」というキーワードが海外受けしたのかな。
でも、どうやって見つけたんだろう。
まさか、
「忍者」でいつも検索している訳じゃないだろうし、、、
まだ、よくわかっておりません。



2011/04/05(火)
さみしいな、読売

早くこんな気持ちからは脱却したいので
(整理したいので)
連日で書いちゃうもんね。

読売新聞のこの記事
日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
これだけを見ると、今、とんでもない放射性物質が
太平洋に流れ出しているように見える。
この記事だけを見て
やばい!と勘違いしてしまっても仕方がない。
なぜならば、
この図の意味、意図がちゃんと書かれていないからだ。
これは
もし5日午後9時にある規模の「放射性物質の放出」が起きたら、
気象状況からして、
放射性物質は、こう広がっていきますよ
というシミュレーションに過ぎない。
それは元サイトにはちゃんと断り書きされている
元のドイツのサイトの和訳
それはそれで意味のあるシミュレーションだと思うけど、
前提があまりに仮定の話で、
今のタイミングで公開するものじゃないだろうし、
そういう前提を書かないまま、
こういう記事に「仕立てる」あたりには
別の意図が見え隠れしてイヤな気持ちになる。

今この時期に、不正確な情報で、
みんなを不安にしてどうするのだろう。
もう連日の不安の大バーゲンで、
みんな「もう、腹一杯」なところだ。
そんなときに不要な不安を押しつけるヤツラは
「犯罪者」と言っていいくらいだと思う。

どうしちゃったんだろう、読売。
巨人ファンとしては悲しい。

パニック映画で、
例えば洞窟に閉じこめられた、
船が沈みそう、
得体の知れない怪物が襲ってくる、
そういうシーンで
「これは天罰よ!神の怒りだわ!」と神の話にするヤツ
「だからこんなとこに来るのは反対だったんだ」と
そもそも論を言うヤツ、
「もーだめだ!みんな死ぬ!」と自暴自棄になるヤツ、
「おれは勝手にやらせてもらうぜ」と協調性のないヤツ、
「きっとそうしてもダメよ」
とネガティブにしか考えないヤツ、
「あいつは嫌い」と感情そのままに語るヤツ、
「あっちでは100人いかれたらしい」とか適当な話をするヤツ
そういう登場人物が出てきたとき、
彼らによって事態はどうなったか。
それを見て、あなたは、どう思ったか。



2011/04/04(月)
薄い暗い幕

すっかり普通の生活を送っているつもりでいるが、
やはり、まだ薄い暗い幕に覆われているような気がする。
どこか落ち着かなく、どこか不安で、
どこかやりきれなく、どこかいらだたしい。
その幕の原因がハッキリしている分の不安はないけど、
やはり笑顔でいる時が少ない気がする
(いつもかw!)

自然や野生動物を保護することや
原子力利用を反対することや
愛や平和を大切にしようということや
神を信じましょうということや
自由を守りましょうということは
その根本の部分で
反対する人はいないだろう。
おれだってそう。
ただ、
その思いが「純粋な概念」になってしまい
つまり実体や実情から遊離して
今の社会、自分たちと
いまどういう関係にあるのか
どうバランスを保ちながら
どう方向転換していくのか
そういう思慮やアイデアの提案がないまま
「やめろ!とめろ!守れ!信じろ!よこせ!」

エネルギーをぶつけてくるだけの人たちとは
距離を感じてしまう。
なぜなら、
今日も明日も、
わたしたちは「現実」に生きているのだから。
いつも「現実」とにらめっこしながら
改変していかないといけないと思う。
(なんだってね)

よかれとして「積極的に」啓蒙する
本人たちにはそれは「善意」であっても
他人には不要だったり迷惑なこともある。
いろいろな活動や商売で、
みんな多少なり、
その加害者、被害者になったことを経験しているだろう。
その経験をふりかえって、
もう少し冷静になってほしい。

ついでに。
現状から大きく事態が変わらなければ
東京は、放射線汚染で被害が出る心配はもうない。
大きく事態が変わることも考えにくい。
自分たちの心配はいらないわけだから、
その不要な心配に使うエネルギー(買いだめに行くとかね)は
震災を受けた人たち、
原発周辺の人たちのために使いましょう。
今すぐしなきゃいけない反対運動じゃなければ、
少し後回しにして、
そのエネルギーを復興に使いましょう。
自分もそうします。

あ~、
なんでいつまでもこんなことを書いているのか>おれ
というじれったさを抱えながらw





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