使用済み燃料棒って
ウラン(235)がなくなってしまうと、もう燃料としては役に立ちません。
ウランが分解してできた元素ばかりになった燃料棒を「使用済み燃料棒」といいます。
この使用済み燃料棒、
発電ができるほど強い熱は出せないのですが、
毒(放射線)をはき出す際に熱を出します。
とろ火でもお湯が沸騰するように、
小さな熱でもたくさん集まると大変熱くなります。
ほっておけば、入れ物を溶かしてしまいます。

そこで、
使用済みの燃料棒も、原子炉内の燃料棒同様、水に浸して熱を取ります。
燃料棒の熱で水が蒸発しまわないように、
常に水を循環させて水温があがらないようにしていますが、
今(3月18日あたり)はこれができなくなってしまって、
大変になっているわけです。

燃料棒の
最初の状態
本来なら水に浸って、冷やされている
水が供給できなくて、
どんどん蒸発していってしまっている
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