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Dr.森川の人間風車



#1060 大げさな遊び



2006.06.21updated


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いつからゲームは、遊ぶのも作るのも、
大袈裟なものになってしまったのか。
作り手側になったのはほんの10年前だったので、
すっかりゲーム作りは大げさなものになっていたから、
どういう経緯でかはわからないけど、
(っていうか、単純にハードの進化に合わせた結果か)
ともかく、
さっさと遊んだり作れたりするものから
遠ざかってしまっている気がする。
変な例だけど、寿司と同じような気がする。
江戸後期に発展したいわゆる江戸前の寿司は、
さっさと食べられる庶民のファーストフードだったらしい。
それが今では財布に自信がないとなかなか入れない、
じっくりゆっくりゴージャスにたしなむ料理になってしまった。
それはそれで悪いっていうつもりはないけど、
少しもったいないというか、
違うなーという気がしないでもない。
回転寿司なんていうのは、
きっとその反動から生まれたものなんだろう。
ゲームは再び庶民の手に戻るんだろうか(笑)
今流行っているツール系のソフトを見ていると、
そんな兆しがあるような気もしないでもないけど、
変な言い方かもしれないけど、もっとゲームゲームしたもので、
カジュアルなものが出る、そして受けるじゃないと
復権とは宣言しがたい気がする。

という自覚症状はあるので、
ともかく軽く作ろう、作ろうと思っても
どうも重く厚く濃くなってしまう。
重く厚く濃いほうが
ちゃんと考えて作っているように見えるし、
ユーザーが求めているモノを
たくさんプレゼントできるような気もするし、
ゲームとはそういうものという妙な既成概念があるからだろう。
ここらで
「ゲームって(よく知らないけど)
もっとさくさく作れて遊べるべきものじゃないの」
と自分たちに言い聞かせたい。