科学に詳しくない人でも、
宇宙が今も膨張しているという話は知っているだろう。
この発見は、けっこう新しくて
アインシュタインの時代(1920年代)でさえ、
宇宙はずっと昔からずっと未来まで、
今と同じ大きさで変わらないと信じられていた。
で、これまたあまり、
科学に詳しくない人でも、
なんとなく、
この膨張(速度)はだんだん収まっていって、
どんどん遅くなるか、止まるか、
止まった後収縮をはじめるか、
そうでなくても、せいぜい今のスピードのまま、
そのどれかだろうという予想を持つだろう。
ところがどっこい、
宇宙が出来てから50億年たってから
(現在の宇宙の年齢は137億年)
宇宙の膨張速度は、加速している。
ますます宇宙のふくれあがり方が早くなっている。
ちょっと科学に詳しい人なら、
各銀河間の引力で膨張速度は小さくなるはずで、
それが加速しているとなると、
その元となるエネルギーはなに?と不思議に思うだろう。
残念ながら、今のところ、
その元のエネルギーが何であるかはわかっていないようだ。
(真空のエネルギーがもっとも有力な候補らしい)
これに対して、新説?
がでたもよう。
宇宙の膨張は加速しているのではなく、
(過去の)宇宙の時間の進み方が遅くなっているのだ。
という説?だ。
その信憑性はともかく、こうした発想の逆転は好きなネタだ。
説明は大変なのでアレですけど、
アインシュタインの相対性理論により、
時間の進み方が今と昔で変わっていること自体は問題がない。
地球の自転速度が、
月との摩擦で、昔より遅くなっている。
つまり1日の長さが長くなっているみたいに、
何かしらの力によって、
時間の進み方が遅くなってきているのかもしれない。
だとしても、
この宇宙全体の時間の進み方が一律遅くなるので、
締め切りに余裕が出来ると言うことはなさそうだ。