遅ればせながら『エンロン』を見た。
エンロンとは
主にエネルギーの売買をしてた会社で、
かつて、
売上高13兆円、
アメリカ7位の巨大企業であったにもかかわらず、
「犯罪」」発覚から46日で倒産してしまったという企業。
彼らの「犯罪」とは、
儲かっていないのに儲かったような経理操作をして、
世の中、とくに株主と投資家を欺いたことで、
スケールや業種は違うが、
ライブ●ア関連の事件?を思い起こさせる内容だ。
ただ、スケールが違った。
政治家、弁護士、アナリストらに対して、
政治的圧力をかけ、札束でほおを叩き、
カルフォルニア州を計画停電させ電力値段をつりあげたりとか、
映画(フィクション)を見てるかのようなスケールだった。
不思議なのは、
(というか、経済に疎くてよく仕組みがわからないのは)
経理操作で儲かったような決算をするというのは、
帳簿上のテクニックでどうかなろうだろうけど、
儲かっていなかったので、現金はない。
月々のお支払いはいったいどうしてたんだろう。
タコ社長としては、生な問題として、
そのあたりが気になるところだ。
自社株を担保に現金を借り入れていたということだろうか。
(だったら、借入額の大きさから、
もっと早く破綻が明るみに出るんじゃないだろうか)
ともかく。
いつの間にか、トレーディングは、
今そこにある「モノ」だけが対象でなくなってしまった。
将来手にはいるだろう「モノ」についても売買される。
「モノ」じゃなくても(電気とか人の命とか)売買の対象となる。
何が入っているかわからない
「おたのしみセット」を売買することもある。
取引は瞬時に、かつ24時間体勢で行われる。
コンピュータにお任せすることだって出来る。
世界中のどことでも売買が出来る。
自分の持ち金の何倍もの取引が出来る。
つまり、瞬間的にいえば(イコール、恒常的に)
根拠のある、実体のあるお金以上のお金が世の中に存在し、
それらをもって、
世の中のあらゆる対象について売買するわけだ。
これじゃー、
いくら「供給」があってもどうにもならない。
人間の考えた経済システムもかなりムリがきているようだ。