東京の桜はもう終わりだけど、
桜に限らず、花はきれいだ。
どうして人間は花をきれいだと思うんだろうか。
水がきれいとか山が美しいとか森が気持ちよいとか
自然の造形物のなかでも、
美しいモノはいっぱいあるけど、
それらはだいたい、
生活圏として役立つことが
ベースになっていると思う。
花はとくに生活に役立っているわけでない。
食べられるわけじゃないし(普通の花は)、
花で家を造るとか、薬になるとか、
我々が花園で誕生したというわけでもないし。
それなのに、どうして花が、
飛び抜けてキレイだと思うんだろうか。
不思議だ。
だいたい、どの国の人も花が好きだ。
(たぶん)
ネアンデルタール人くらい昔の人でも
お墓に花を添えていたらしいから、
昔から好きなんだ。
(ネアンデルタール人は別種だけど)
っていうか、おそらく
DNAに焼き込まれた生理的感覚なんだろう。
サルはどうなんだろう。
花を美しいと思うんだろうか。
一度聞いてみたい。
「花とはあなたにとって
なんなんですか?」
この問いに答えるのはむつかしそうだ。