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Dr.森川の人間風車



#1312  裁判員制度



2008.04.23updated


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遺族として
当然の償いを求めることと
人の死を求めることが
セットにならざるを得ないことは、
例えそれがどんなに正当性のあることだと
理解していたとしても、
彼にとってとても辛いことだろう。
何の非もないのに、
彼は生涯、この重荷をしょっていかなくてはならない。
それだけでも加害者の罪はとてつもなく大きい。

そうした重荷は、

今まで被害者加害者だけの事情だったけど、

裁判員制度が始まれば、

事情が変わる。

多かれ少なかれ、裁判員はそうした重荷を背負うことになる。

アメリカの陪審員が有罪、無罪だけを判定する役目に対して、

裁判員は、裁判官と対等な権限を持っている

つまり、量刑も決めないといけない。

その量刑の中には、当然死刑もある。

当然の量刑と思われる死刑判決であった場合でも、

やはり、

人に死を与えることの意味は大きいし重いだろうから、

多かれ少なかれ、その重荷を生涯背負っていくことになる。

正直、そういう判断をするに対しての

法に対する知識や良識、

それに人間力のない自分が、

正しい判断をくだせるのか全く自信がない。

例え相応の知識や良識があったとしても、

できれば、そういう役目はゴメン被りたいと思ってしまう。

そんな気の重い制度はもう来年!からはじまるわけだ。

怖いし、気が重い。



PS:

「裁判員制度」HPでの

「体験しよう裁判員制度」のクイズ?に答えていると、

なんだか『逆転裁判』を

プレイしている気になってくるのはおれだけ?