CDを売って儲けるという
ビジネスモデル自体が、終わってきたんだよ」
ある音楽関係者の嘆きである。
情報(音楽)自体が売れないのか
モノ(CD)を売るという商売がダメなのか、
どっちなんだろう。
アメリカの07年度の「音楽」の売り上げは
1位はのウォルマート、
2位はiTunes Storeだったそうだ。
ウォルマートはスーパーマーケット!
さらに3位〜5位もスーパーマーケットとのこと。
たぶん
スーパーマーケットでは、CDで売っているんだろう。
という現実を見ると、
音楽自体が売れないとか、CDが売れないというより
売り場所の問題であると言えるんじゃないだろうか。
わざわざCDショップまで出向いて買う。
という従来のスタイルに問題があるんじゃないだろうか。
食料品を買いに来たついで、
自宅のPC上で、
そういうお気楽な、ついでの購買スタイルが、
音楽を買うのに向いているのかもしれない。
この「ついで買い」とでも言うような購買スタイルは、
音楽だけのことだろうか。
ゲームショップまで買いに行かないと買えないゲーム、
本屋さんまで行かないと買えない本、
そこも同じ悩みと解決案があるような気がする。
じゃー、スーパーマーケットで売ろう!
だろうか。
日本ではスーパーマーケットじゃない気がしないでもない。
日本のエンターテインメントの購買層が
10代後半〜20代前半に偏っていることを考えると、
日本の場合は、コンビニかもしれない。
ただ、本はすでに売られているけど、
ゲームの場合、問題もある。
コンビニで支払う平均額というのはとても小さい。
オニギリ1個、2個の世界だからだ。
だいたい、
1人1回600〜700円が平均購買額だそうだ。
そんな場に4800円の商品を置くと
とんでもなく高い商品に見えてしまう。
そうだと
理屈では納得していても心理的抵抗が大きいだろう。
(実際、デ●・キューブとかは
あまりうまくいかなかったようだし)
値段的に折り合いが付くところまで
ゲームの値段を下げられるだろうか。
これまた従来のパッケージ物だと無理だろう。
PSPのアーカイブ、WiiWareのような商品なら
値段的に折り合いが付くかもしれない。
ただ素のデータなので持ち帰りができない。
メディアに保存する必要がある。
データライターを設置する必要がある。
障壁は大きい。
ともかく、
わざわざ買いに行くというよりついでに買う
何かにつけ、そういう時代なのかもしれない。
内容にしても値段にしても置き場所にしても、
そういうところを狙える設定にしないと
いけないのかもしれない。