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大量に出血したとき、輸血という手段をとります。
大きな火傷をした場合、自分の健康な皮膚を移植して、
火傷部分に当てることがあります。
自分の体で間に合わない場合は、臓器移植なども行われます。
このように、私たちの体のパーツは、いろいろと入れ替えが可能になってきました。
血液は血液型に気をつければ、他人の血液でも、免疫反応が起こることはありませんが、
他人の臓器の移植の場合は、この問題が深刻となります。
こんなとき、自分の臓器がもう一組あればとつい考えてしまいますが、
今まででは夢物語でした。
しかし、これまた、クローン技術を使えば、技術的には可能になってしまいます。
方法はざっと次のようなものです。
今までと同じように、クローン技術を使って、自分のコピーを作っておき、
冷凍保存しておきます。
さて、不幸にも、内臓がひどく悪くなったとしましょう。
あらかじめ冷凍保存しておいた受精卵は解凍して、代理母などによって、
妊娠してもらいます。
そして、胎児の段階まで育つのをまって、それを取り出します。
胎児には、すでに各臓器になる「準備」ができあがっています。
各臓器になる細胞の元がすでにあります。
これを取り出して、悪くなった臓器に移植してやります。
胎児の細胞は、さかんに細胞分裂する元気な細胞ですから、
痛んだ細胞の代わりをしていきます。
非常にグロテスクな話ですね。
技術的には可能だとしても、倫理的に絶対許されない方法である気がします。
しかし、現在でも、アルツハイマー病(脳の病気)の治療に、
堕胎された胎児の脳細胞(の元)が使われているのです!
他人の胎児より、自分自身の方がまだマシと考える人も出てきそうな気もします。
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